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2014年03月30日 イイね!

これも倍返し?

これも倍返し?先週の土日TBSで、2夜連続大型ドラマ『LEADERS リーダーズ』を放送していましたが、皆さん見ましたか?
私は先週忙しくて、やっと録画していたのを見たのですが、久々に面白いドラマだと思いました!
(もしかして流行に乗り遅れている?)

終戦後復興期のGHQ占領下の日本経済を描いたドラマで
金融界と実業界の攻防を描いた物でしたが
内容的には『半沢直樹』をほうふつさせるもので
出演者も同じような人が多く出ていたので
香川照之が半沢の大和田常務にしかみえませんでした・・・
このドラマでは
主人公の愛知 佐一郎とアイチ自動車に手を差し伸べる
日銀の名古屋支店長の役でしたが少し違和感がありました(笑)

内容が面白くて
このドラマの話について少し調べてみましたのでご紹介します。
ドラマの中に出てきた『アイチ自動車』というのは
皆さんご存知のように『トヨタ自動車』がモデルで
主人公の『愛知 佐一郎』というのは
トヨタ自動車の創業者『豊田喜一郎氏』です。

ドラマではアイチ自動車(トヨタ自動車)が
日本最初の自動車メーカーのように書かれていますが
実際は『快進社自働車』が1911年に現在の東京都港区麻布に設立され
初のエンジンまでも含めた純国産車を開発した会社のようです。
現在の日産自動車の源流となった会社のようですが
会社として存続していないようですね・・・

現存する会社としてはダイハツが最古のようで
1907年に発動機製造会社を創立しています。
しかし名前の通り発動機製造がメインで
1930年に三輪自動車で参入したようです。

でもまぁダイハツは1998年にトヨタの子会社になってしまうので
ドラマの設定もまんざら嘘ではないのかな?

ドラマの内容は
戦後のハイパーインフレを阻止すべくGHQ経済顧問ジョセフ・ドッジ指示により
強烈な金融引き締め政策「ドッジ・ライン」を行い
日本は深刻な不況に陥ります。

その結果アイチ自動車も深刻な資金難に陥り資金繰りに奔走するわけですが
頼りにしていたメインバンクの西国銀行から
「機屋(はたや)に貸せても、鍛冶屋には貸せない」と突き放され
倒産の危機に陥ります。
最初はアイチ自動車に対して冷たかった日銀ですが
「アイチ自動車の倒産は、東海地域の危機的状況をもたらす」と判断し
日銀の斡旋による銀行団の緊急融資が決まり危機を乗り切る・・・
と大雑把に書くとこんな感じですが
私と同じように「録画しているけど、まだ見てない!」って人もいると思うので
細かい内容は控えたいと思います。

史実ではトヨタ自動車は緊急融資のあと
朝鮮戦争勃発による特需景気をきっかけに順調に経営再建を果たし
日本を代表する自動車製造企業となるわけですが
この再建策をまとめた日銀の高梨名古屋支店長(ドラマ中では香川照之)
後にトヨタの強い推薦で日本自動車連盟初代会長に招かれる事になります。

そしてトヨタの経営危機から15年後の1965年
当時業界6位で経営危機に瀕していたプリンス自動車に対して
メインバンクである住友銀行の堀田庄三頭取は
小川邦彦専務をプリンス自動車社長に派遣し
トヨタへの救済合併と取引再開を画策するのですが
当時のトヨタ会長石田退三氏は
「鍛冶屋の私どもでは不都合でしょうから」と拒否します。

この住友銀行からプリンスの社長として派遣された小川邦彦専務と言うのが
15年前の経営危機の際に
「機屋に貸せても、鍛冶屋には貸せない」
と融資を拒否した当時の名古屋支店長の小川氏で
堀田庄三頭取と言うのが当時の融資担当常務になる訳です(汗)
つまりドラマ中の西国銀行と言うのは住友銀行の事で
これがトヨタの「倍返し!」と言うわけですね。
やっぱり半沢的な話だったのです・・・

トヨタの恨みは根深くて
住友銀行はその後50年の間トヨタに出入り禁止になり
名古屋地区では「いざとなったら頼りにならない銀行」
として苦戦する事になります・・・((((;´・ω・`)))ガクガク

その後プリンスは日産自動車に吸収され
プリンスの車であったR380やスカイライン等の活躍により
「走りの日産」としての地位を確立していくことになります。

しかし・・・
もし当時トヨタがプリンスを救済し吸収していたらどうなっていたでしょうか?
『GTR』のような車は誕生していたでしょうか?

スカイラインって元々はプリンスの車で
GTRはレースに勝つための車として生まれ
その後レースでの大活躍により
我々にとって特別な響きを持つ車になっていくのですが

トヨタと合併していたら『スカイライン』という名前も消えていたような気がします。
仮に生まれていたとして・・・
トヨタはモータースポーツに積極的では無かったし
どちらかというと販売を重視する傾向にあると思うので
我々の知っているGTRのようにはなっていなかったかもしれませんね・・・
もしかしたらハイブリッドになっていたかもしれませんし
レクサスLFAのように違う方向に向かっていたかもしれません。

そうやって考えると歴史っていうのはオモシロなって思います。

つまりGTRが生まれたのも「倍返し」のお蔭なのか(・∩・)?アレ??≡3
Posted at 2014/03/30 11:16:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 感想 | 日記
2014年03月07日 イイね!

新型レクサスCTに試乗した!

新型レクサスCTに試乗した!私が子供の頃「いつかはクラウン」と言うCMがあったように「トヨタの高級車=クラウン」みたいな、単純な憧れみたいな物がありました。
最近は「白のクラウン=覆面」みたいな、悪い印象もありますが(笑)
そして登場したLexus(レクサス)に対する私のイメージは「何か良くわからないけど、更に高級な車!」と言う漠然とした物でした。

購入を前提として考えた事も無かったので
現実味が無かったというのが正直な所ですが・・・
そんな高級車を販売するレクサスにあって
比較的低い価格帯のモデルにLexus CT200hがあるのですが
私の好きなハッチバックということもあり以前から気になっていました。
それでも一番安いグレードで350万円ですから
実際に購入しようと思うと相当頑張らないといけない訳ですが (・・;)
今回みんカラで「レクサスCTのインプレッションを書く」という企画があったので
今まで縁のなかったレクサス販売店に行ってみる事にしました。(ドキドキ)

駐車場に着くと綺麗なお姉さんが出迎えてくれ
普段マツダディーラーしか行かない私は軽いカルチャーショックを受けました(笑)

■レクサスCTの新しいデザインについて。
これは今回試乗するLexus CT200h Fsportの展示車ですね。

今まで街中で見かけたレクサスCTの印象って
「まとまったデザインのスタイリッシュなハイブリッド」って感じでしたが
こうやって改めて近くで見てみると
スタイリング的にはオーソドックスなハッチバックですが
レクサスらしい複雑な曲線が交わる美しいシルエットの車です。

サイドから見た姿は多少ボテッとした感じはありますが
腰高感は無く無難にまとまったスタイルで
リアドアが小さくフロントドアが大きいデザインは引き締まった印象を与えています。
全長 4,320mm
全幅 1,765mm
全高 1,430mm

サイズ的には現行アクセラを一回り小さくした感じで私のBKアクセラと同じ位です。

今回のマイナーチェンジで「スピンドルグリル」が採用され
フロントフェイスの印象が大きく変わりました。

Fsportは通常のCT200hとは異なり
メッシュタイプのスピンドルグリルが装着されアグレッシブな印象になっています。

私はこのグリルが余り好きでは無いのですが
一目でレクサスと分かる迫力のあるファイスで
「高級感のある顔つき」と感じる人も多いと思います。

リアのデザインは独特で好みの分かれる所だと思いますが
張り出した感じでボリュームのあるエッヂの効いたデザインは印象的な造形となっています。
どっしり感もあってデュフューザーがスポーティーですが「マフラー」が見えないのね・・・
またF-SPORTでは専用のブラックルーフが選べるようになっていてポイント高いです。

■レクサスCTのクオリティについて。
インテリアは「派手さは無いけどスポーティー感もある上品な空間」って感じですね。

ところどころプラスチック感のあるパーツが使われていたり
シルバー塗装が少々チープだったりしますが・・・
手の触れる部分はソフトタッチの素材が使われていますし
メーターフードやセンターインパネ等の各所がレザー張りされていて
高級感のある見た目は「日本車らしい丁寧な仕上がり」が印象的です。
 
ステアリングは皮の質感も良く小径で太さも程よく握りやすいですね。
ボタン類も扱いやすいようにまとめられていると思います

シートはサイドポートが高くホールドも良いですね。
着座位置はかなり低いのですが
その割には見晴らしも良く乗り降りも苦になりません

この展示車のシートは純正のスエード調「ファブリック」(運転席・助手席ヒーター付)で
写真では伝わり難いのですが生地も独特の感じで高級感ありますので
「わざわざ高いお金だして革シートにしなくてもいいかな?」と言う感じです。

またシートの色や内装色は80通りのパターンから選ぶ事ができ
自分の空間として自由にプロデュース出来るのもプレミア感あります。

リアシートはお世辞にも良いとは言えません(・へ・;;)うーむ・・・・
足元のスペースも広いとは言えませんし頭上も余裕があるとは言えないので
ゆったりと座れるという事はなさそうですし
リアのドアが小さいので乗り降りも少し窮屈です。
サイズとの関係から仕方の無い部分もあるとは思いますが・・・

■レクサスCTの走りは体感できましたか?
「高速を走りたい!」と言ったら都市高速を2往復もさせてくれました!(約1時間)
流石レクサスディーラー太っ腹!

ハイブリッドなのでエンジンスイッチを押してもエンジン音がしないのね(笑)
最初はEVのみで走るのですがスルスルと走りだし車内は非常に静かです
ある程度走るとエンジンが始動しますが、変なショックも無くスムーズです。
走行モードは「ECO」「NORMAL」「SPORT」の3つから選べるようになっています。

CT200hの心臓部分は直列4気筒 DOHC 1.8アトキソンサイクルエンジン(99PS)と
モーター(82PS)を組み合わせたハイブリッドシステムとなります。

チューニングは違うと思いますが基本的にプリウスのエンジンと同じものです。
エンジンとモーターを単純に合計すると181PSとなるのですが
実際のシステムでは最高で136PS(グロス)となります。

SPORTモードに切り替えて思い切りアクセルを踏み込んでみました。
低速からの加速はおっ!」と思いましたが
これがレクサスのF-SPORTと考えると少々物足りないですね・・・
レスポンスは悪くないのですが全体的にはパワー不足な感じです。

ハンドルは軽すぎず適度な抵抗があり私好みで
ボディー剛性は高くてガッチリした感じで遮音性も高いです。
サスペンションはフロントが「ストラット」リヤは「ダブルウイッシュボーン」となっています。
足回りはかなり堅めですが道路の継ぎ目を超えた時の不快なショックは無く
しっかりと吸収する感じでスポーティーな味付けになっていると思います。
特にリアの跳ね方というか衝撃の吸収は独特ですね。

パドルシフトはDモードでもマイナス側を操作すればシフトダウンできるので
エンジンブレーキを積極的に使えます。
ブレーキはエンジンブレーキを利用して充電するHVの特徴らしいですが良く効きます!
慣れるまで自分の運転が下手になったような錯覚になります(笑)

■ほかにも、これはと思った部分をレポート願います!
メーターは液晶表示になっているのですが
モードの切り替え「ECO」「NORMAL」「SPORT」によって照明の色が変わります。
 
そして面白いのが左側のメーターで
この部分がタコメーターに切り替わります。

スポーティーさを意識した演出だと思いますが凝ってて好きです(笑)

またメーター内にはナビディスプレイと連動するインフォメーションディスプレイが付きます。

ナビ回りの使い勝手は中々いですね!

ポップアップ式のSDナビで起動は早いです。
普段サイバーナビを使っている私から見れば多少表示が寂しいですが
地図は自動更新でナビからWEB検索して目的地に出来たりして凄いね・・・

ナビ操作はリモートタッチと言われるマウスのような物で行うのですが(写真下)

反応は素早くタッチ画面でないので運転中でも操作しやすく画面に指紋が付きません。
ナビのメインである目的地を探すときに少し慣れと時間が必要ですが
ハンドルに付いているボイスコマンド入力ボタンを押して「オーナーズデスク」と言えば
車に付いている通信機器でレクサス専用のオペレーターに24時間365日繋がり
目的地の検索やナビの目的地設定を行ってくれます。
そして希望があればレストランやホテルの予約まで代行で行ってくれるそうです。

オーディオには純正で「レクサスCTプレミアムサウンドシステム」という
竹炭プラントオパール樹脂振動板という物を使用した10スピーカーシステムが付くのですが
車内の静かさもあって包まれるような感じのいい音だと思いました。
ハッチバックなのでトランクは結構広さがありますが
車内の収納スペースは少ないですね・・・

以上がタイアップ企画の記事になりますが最後に私なりの感想を・・・

このCT200hという車は全体的には良くできた車だと思うのですが
F-SPORTでオプション含めると500万円以上になってしまいます。
仮にその金額をポンと出せる余裕があれば
私は迷う事なくVolkswagen Scirocco(シロッコ)を購入するでしょう。
それは「CTが魅力的でないから」という事では決してありません。

今回レクサスディーラーに行って感じたのは
Lexusの魅力と言うのは「サービスも含めたトータルの質の高さ」だと言う事です。
受付の女性や営業の方の対応は丁寧でサービスの質も非常に高く
まるで高級ホテルのフロントのような接客でした。
 
そしてレクサス購入者が利用できるオーナーズラウンジオーナーズデスク
更に言えばG-Securityと言うサービスでは
「鍵の締め忘れ」「窓の締め忘れ」「ランプ類の消し忘れ」「盗難などの情報」を
携帯に知らせてくれるのです。
このシステムでは仮に窓を破壊された時にはクラクションが鳴り
オペレーターから携帯に電話がかかってくるようになっています。
そして万が一車が盗難されてしまった場合には
GPSで車の位置を把握し警備員を現地に急行させるようになっていたりします。
このような至れり尽くせりのサービスなど付加価値も含めた物だと思います。

ただレクサスディーラーって非常に少ないのです。
元々大量販売を考えた車じゃないので仕方のない部分はあると思いますが
私の家から一番近いディーラーまでは片道30分以上掛かります。
それでは何か困ったからと気軽に行く事は出来ません・・・
それに車なんて言う物は多少不便で手がかかる位の方が可愛い物ですよ(笑)
まぁ本当に余裕のある人はそんなこと考えないかもしれませんが
普段用事が無くてもディーラーに行って暇つぶししている私からは考えられません!
これが私の評価です(笑)


※この記事は新型レクサスCTに試乗した! について書いています。
Posted at 2014/03/07 20:44:06 | コメント(8) | トラックバック(0) | インプレッション | タイアップ企画用

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