てぇかむ#(Fe2O3・xH2O)のブログ一覧

　（画像引用元 ： http://www.mint.go.jp/kids/know05.html#1yen）


　＞白い奴 : 本日の逸品!!
　＞　http://shiroiyatu.exblog.jp/1570188/

これのコメント欄より。

＞圧縮比の計算のしかた。
＞　　　　　Vh
＞　ε=1+——
＞　　　　　Vc
＞です。
＞εは圧縮比、Vhはピストンストローク容積、Vcは燃焼室となっています。

なので、これを変形して

　　　　　Vh
　ε-1=———
　　　　　Vc

ゆえに、

　　　　Vh
　Vc=———
　　　 ε-1

である。

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ここで、ビートのE07A（圧縮比 ：10.0　、排気量 ： 656cc）の値を当てはめると、

1気筒辺りの容積 ： Vh ＝ 656÷3 ≒ 218.67[cc]　なので、

　　 　　　218.67
　Vc＝ ————— ≒ 24.3 [cc]
　　　 　　10-1

です。

これを、（排気量は変えずに）燃焼室を狭くして 圧縮比 11.0にするには、

　　 　　　218.67
　Vc＝ ————— ≒ 21.9 [cc]
　　　 　　11-1

、と、（圧縮比：10 の燃焼室から） 2.4cc だけ容積を減らせば良い訳です。


ちなみに、1円玉の体積は 0.37cm^3 （cm^3 ＝ mℓ ＝ cc）、
パチンコ玉の体積は 0.7cc くらいだそうです。

なので、1円玉 6～7枚分の体積を燃焼室に詰め込めば、
圧縮比が11になりますね。(w


ついでに計算したら、スパーク プラグ（φ14mm）を 2mm深く突き出すと、
燃焼室の体積が 1円玉 1枚分程度減少します。

圧縮比でいうと、10.0 ⇒ 10.15 程度への上昇ですね～。


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追記。
ステップバンのEA（圧縮比 ：8.8　、排気量 ： 356cc）の値を当てはめると、

1気筒辺りの容積 ： Vh ＝ 356÷2 ＝ 178[cc]　なので、

　　 　　　178
　Vc＝ ————— ≒ 22.82 [cc]
　　　 　　8.8-1

です。

これを、（排気量は変えずに）燃焼室を狭くして 圧縮比 9.0にするには、

　　 　　　178
　Vc＝ ————— ≒ 22.25 [cc]
　　　 　　9.0-1

、と、燃焼室を 0.57cc だけ容積を減らせば良い。

ついでに。スパーク プラグ（φ14mm）を 2mm深く突き出すと、
圧縮比でいうと、8.8 ⇒ 8.93 への上昇。

（画像引用元 ： http://response.jp/article/2011/09/26/162810.html）

以前書いた、
　　＞【みんカラ】 雑記 ： ダイハツ、新テクノロジーでJC08モード30.0㎞/Lを実現？？
　＞　https://minkara.carview.co.jp/userid/526128/blog/23210675/
、の、バッテリー充電の話。


今日、コンビニで雑誌を読んで得た情報によると、ダイハツ ミラ e:sの
減速時の回生充電は、最大15Vでバッテリーを充電するそうです。

その時、充電されるバッテリーはコレ。

　＞新神戸電機㈱ ニュースリリース
アイドリングストップ車用鉛蓄電池「Ｍ－４２」を開発
－ダイハツ「ミラｅ：Ｓ（イース）」に採用－（PDF 24KB）
　＞　http://www.shinkobe-denki.co.jp/image/ir/news/pdf/2011/20110927.pdf

　＞アイドリングストップ車用鉛蓄電池「M-42」が、ダイハツ工業㈱ 「ミラe：S（イース）」 に採用されました。

参考データ。 下記、e:s用のバッテリー以外は、
同社の 「発電制御車対応バッテリー 《TuflongECO》シリーズ」 です。

44B19R/L ： 電圧 12V　、容量 32Ah/5h　、質量 9.5kg
　　　　　　　　長さ 187mm　、幅 127mm　、箱高さ 203mm　、総高さ 227mm

e:s用 M42 ： 電圧 12V　、容量 30Ah/5h　、質量 11.3kg
（42B20L?）　長さ 197mm　、幅 129mm　、箱高さ 203mm　、総高さ 227mm

60B24R/L ： 電圧 12V　、容量 36Ah/5h　、質量 12.0kg
　　　　　　　　長さ 238mm　、幅 129mm　、箱高さ 203mm　、総高さ 227mm


頻繁に アイドリング・ストップし、基本 減速時にしか充電しない割には、
自分が思っていたよりも小さなバッテリーなんですね。

まあ、サイズが小さい割には、鉛？を沢山使っているみたいですが。
　（質量が、60B24と同じくらい重い）



ついでに、ブレーキの話。

　＞【ダイハツ イース 発表】アイドルストップ協調ブレーキ制御、アドヴィックスが開発 | レスポンス (エコカー、燃費のニュース)
　＞　http://response.jp/article/2011/09/27/162872.html

　＞　今回開発したアイドリングストップ協調ブレーキ制御モジュレータは、ESCモジュレータをベースに、新たなソフトウェアを追加した。
　＞各種センサからの情報を基に車両挙動やエンジンの作動状態、ドライバーの操作を検知して、必要に応じてブレーキ油圧を自動で制御することで、
　＞アイドリングストップ作動状態から車両が停止するまでの安全性を確保する。

イースは車両停止前＠時速 7km/h にエンジンを止めて燃費を稼ぎます。

エンジンを止めると、ブレーキをアシストする負圧ポンプ（＝エンジン）が働かない為、
エンジン停止後にブレーキを何回も踏みまくる（踏んで・離してを無駄に繰り返す）と、
ある程度残っていた負圧が全て無くなってしまい、ブレーキが急に重くなります。
　（馬鹿力でペダルを踏まないと、ブレーキが効かない。）

、が、これを e:sでは、ESC（ABSの進化形）でブレーキが効かない状態になるのを防いでいるそうな。

つまり、負圧が無くなった非常時は、電動油圧ポンプ＠ブレーキ用 でブレーキを効かせるって事かな？