バケットシート取り付け

レカロRS-Gの取付作業です。

先ずは純正シートを固定しているネジを外します。ネジ（T50）は4つあり、シートの下に隠れていますので、電動シートを前後に動かして外します。

この後、バッテリーのマイナス端子を外して10分ほど待ちます。バッテリーを外す目的は、エアバッグ破裂防止や警告灯点灯防止らしいです。

純正シートを持ち上げると、黄色いコネクター（実際はカバー）が見えます。コネクターはシートに固定されているので外します。溝にはめて固定しているので、矢印みたいな形のロックを摘まみながら、スライドして外します。

コネクターの横にある黒いロックを引っ張って、コネクターを外します。この写真は、外した後のシート側です。

これで純正シートを車外に出せます。

車体側のコネクターにサイドエアバッグキャンセラーを取り付けます。

中古で購入したシートレール（ベースフレーム）にサイドエアバッグキャンセラーが付いてなかったので、秋葉原で抵抗を買ってきました。ネットで調べた結果2Ωらしいので、1Ω抵抗を2個直列にしています。1wのカーボン抵抗で、1個30円です。

このキャンセラーの取り付けですが、単に抵抗のリードをコネクターに挿しただけです。ネットで調べると、ハンダ付けやエレクトロタップで固定をよく見かけますが、これで十分かと思います。コネクターの端子がメスで、抵抗のリードの太さがちょうど良くて、無加工でいけました。

シートベルトキャッチャーを移植するため、純正シートから取り外します。

本体はT40のネジで固定されています。ケーブルは2ヶ所のクリップで固定されいました。

シートベルトキャッチャーのコネクターは、先ほどの黄色いコネクターカバーに組み込まれているので、分解して取り外します。コネクターカバーの爪を持ち上げるとコネクターを外せます。爪は表裏の2ヶ所あります。

シートベルトキャッチャーをシートレールに移植し、そのコネクターを車体側コネクターに接続します。

シートレールの固定ですが、リア側の隙間が狭いため、純正のネジは使えません。どうやっても工具が入らないのです。
M10のボルトで代用しました。長さは20mmか25mmが良いと思います。

整備手帳はここまでです。あとは、サイドアダプターとRS-G本体を取り付けて終了です。