生憎の天気予報ではありますが、明日の「山の日」から夏休みに突入される方も多いようです。
我が家は子供が居らず自分の家が実家で妻にも兄弟姉妹が居ないので平常運転の夏休みとなりそうですが、子供時代の夏休みの想い出は末永く記憶に残るものだと思っております。
元々私の父は結構多忙な為に休みの日は寝てばかりの記憶しかありません。従って夏休みであっても「子供をどこかに連れて行く」という発想が無い人であったので、「どこか連れてって」とせがむとおもちゃを買ってお茶を濁すという記憶しかありません。
そんな父が後にも先にも一度だけ母の実家のある伊豆の修善寺に家族四人で出掛けたのが最初で最後の家族旅行だった記憶があります。当時の私は幼稚園だったと思います。
左から二番目の一番小さい子が私なのですが、とにかく大人しい典型的な都会の子供という感じだったようです。因みにこの頃から夏でも長袖を着せられておりました。
そんな私を実家の叔父は田舎の雰囲気を満喫させようと山や川に連れ出し、蛙や蝉を捕まえたり魚を釣ったりと遊んでくれた記憶が今でも鮮明に残っています。
これはその時の写真で、今は「修善寺ニュータウン」となった場所だと思います。やはり真夏にも関わらずサマーカーディガンを着せられてる私を見ると、いかに過保護だったのか窺い知れます。
これは競輪学校のあるサイクルスポーツセンターだったと思いますが、この当時からハンドルを握る事は好きだったようです。
多分海老名のSAだと思いますが、この時は兄が運転席に居たようです。
このセンチュリーは幼稚園の送り迎えやデパートの買い物などでかなりの時間を共にした記憶がある懐かしい車です。普通に考えたらセンチュリーで幼稚園の送迎などは驚きですが、子供にはそんな凄い車という事は分かるべきも無く、ただ「どこにでも連れて行ってくれるヒーロー」みたいな認識があったように思います。この頃から40年が経ち、自分の肉親が鬼籍に入っても、その時の車の記憶や永遠に続く事を信じて疑わなかった夏の日の想い出は昨日の事のように心の中で輝いています。
小さなお子さんの居られるご家庭は、この夏休みには沢山の素敵な想い出を作って頂きたいと思います。子供にとってはゲームの記憶はそう長続きしませんが、家族で過ごした時間は一生モノの財産になります。渋滞で苦労される方も多いと思いますが、どうぞお気を付けてお出掛け下さい。
と、懐かしく眩しい記憶を思い出していると、まだ家族離れをしようとしない姪が来て…
「日中外に出ないお兄にピッタリだと思うけど、友達の○○ちゃんととしまえんのナイトプール行こう」
と言います。
『そういう場所は普通カレシとかと行く場所でしょ』
「だからナンパ除けの意味で♪」「しかも水の中を歩くだけでもお年寄りには良い運動って言うよ」
『誰が年寄りじゃ!』
さて、どうしたものか…
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2017/08/10 19:42:27