モンキーメンテ③　キャブ~ヘッド周辺

つい先ほどまで、部屋の片隅に作った簡易撮影ブースで写真撮ってました(笑)


写真撮りながら懐かしさのあまり、涙ちょちょ切れそうでした…(TAT)










そんな訳で、10年以上前の「初仕事」、後悔…

じゃなくて公開しちゃいます(笑)











キャブ in側

とりあえず、キャブの入り口はこんな感じ。

キャブの削り加工、いきなりですが、これは弟が作業してます。
自分もやってみたかったけど、その時自分は学生で、本業の勉強が忙しくて、キャブの作業はできませんでした。

方向を変えて。

キャブ内径の右下の方。スジになってる傷があります。
削りすぎで、貫通しかかってます。(裏からパテ盛ってある)
キャブ内の右上の方、丸い穴が塞いであるのが分かるでしょうか？
ここは元々チョークが付いてましたが、チョークレス仕様にするにあたって、耐熱パテだったか耐ガソリン性のパテだったか、そんなもんで塞いであります。





キャブ ex側

ベンチュリーを過ぎてからは緩やかなテーパー形状になってます。
弟の削ったキャブ、Myモンキーの加工の中でもキレイに仕上がってるんじゃないかと思います。

キャブレターは通常、ジェット類で燃調をセットしていくものだと思いますが、このキャブに関してはベンチュリーの内径を調整して燃調を合わせてあります。
最終的にはメインジェットも交換したみたいですが、純正#62→#58になってたハズ。









さて、ココからが自分が作業したトコロ。

キャブ～インテークマニホールドの接続部分。



黒い部分はプラスチックのスペーサーがあります。
微妙っちゃ微妙。多分、爪が軽く引っ掛かる程度の段差になってる。


インテークマニホールド in側

まぁこれくらいに仕上がってたら自分的には文句ないです。



しかし…



インテークマニホールド ex側


別角度

安モンの電動リューターの深い傷が…orz
ここまでしかリューターが入らなかったのは、ある意味良かったのかも…





インテークポート バルブシート周辺

ココが自分で加工した中で、一番キレイに仕上がったトコロでしょうか。
バルブシートとインテークポートを一緒に削って、段差をなくしてます。
純正状態だとバルブシートの方が内径が狭くて、明らかに段差になってました。

排気側の方が多少段差は少ないモノの、同様です。





あ、インテークポートの写真撮ってねーやｗｗｗ

もう面倒臭いので、ご要望があれば写真撮ってうｐします。





エキゾーストポート

吸気側は梨地(っぽい)仕上げでやってますが、排気側は鏡面(っぽい)仕上げ。


この写真を撮ってる段階では、パーツを洗浄しただけで、磨き作業は行ってません。
割とキレイな状態のポートが顔を出してくれると、何か嬉しい。




他に加工した部分。


ヘッドの鋳肌取り。





(なんかカジったっぽい跡がある。なんでだろう？)

ヘッドの鋳肌を削って、少しでも軽量化を図ろうと思ってやってみました。
コンパウンド等は敢えて使わず、表面積を増やしてオイルからヘッドへの熱伝導を良くしようと思いましたが、どのような仕上げが望ましいのか、未だにわからず。





一応、バルブの傘裏もボール盤に取り付けて鏡面仕上げにしてたんですが、名残を残すのはインテークバルブのみ。







接写ばかりだったので、引きの写真。

キャブ～ヘッド。



キャブ in側。


自分の手と燃焼室&ポート周辺

ポートが狭くて大変でした。






あ～、懐かしい。


本当はこういう事をもっとやりたかったんだけど、今はもうここまでの情熱を傾ける事は難しくなってきました。

色々と。

まぁ、やろうと思えばやれるんだろうけど、『同じ時間や労力で出来る他の事』の方のメリットに目が行っちゃうというか…


無理しても続かないし、自分はこれからも身の丈にあったカーライフ・バイクライフを送って行きたいと思います。