冷却水 サーモ キャップ交換

冷却水とサーモスタット、ラジエーターキャップを交換します。

まずは、アンダーガードを外して、ラジエータの下に付いているドレンから冷却水を排出します。

バケツなどで冷却水を受けます。
少しこぼしてしまいました。

冷却水は毒物なので、そのまま流してはいけません。
どこかで処分してもらう必要があります。

アッパーホースの付け根のボルト2つを外して、サーモスタットを外します。
左が新品です。

サーモはあまり劣化していないように見受けられました。
ただの見た目の印象ですが（笑

キャップは右側が新品。

古いものはゴムが硬くなっていているようです。
念のため交換します。

パッキンも交換します。

アッパーホースとの接合部からの水漏れを防ぐため、サーモとパッキンを入れる前に、面をマイナスドライバーなどで綺麗にしておきます。

目の細かい耐水ペーパーで磨くのも良いと思います。
接合部のゴミなどによる凹凸が酷かったので、600番のペーパーで軽く面をならしておきました。
本当は1000番くらいのが良いかもしれません。

終わったら、サーモの空気弁（ポチが付いてる方）をアッパーホース側にして取り付け、パッキンを入れて、蓋をしてネジで止めて交換は終了。

あとは、冷却水をキャップの部分から注いでいきます。
一杯になったら、エンジンを掛け、ヒーター（ヒーターコアにも冷却水を回すため）を入れてしばらく待ちます。

キャップからポコ、ポコ、と空気が抜けていくので、水位が下がったら冷却水を足します。

この作業を空気で無くなるまで行います。
ちなみに、パジェロJrの冷却水量はリザーバータンクを含めて4.2Lとのことです。

結構時間がかかります（汗

しばらくして、空気がでなくなったら終了です。

エア抜きをしっかりしないとオーバーヒートの原因にもなるので、しっかりやりました！

使ったクーラントはMonotaroの薄めて使うタイプ。
水６：冷却水４の割合で作りました。

このMonotaro品、以前は、品質があまり良くなかったらしいですが、男前Monotaroになってだいぶ良くなったようです。

JIS規格にも通ってるので安心？ですね。