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2016年12月22日 イイね!

GPX!GPX!



 皆様、間もなくクリスマスですが、楽しいひと時をお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 わたしは・・・(以下略)






 さて先日は80年代カワサキ・レーサーレプリカとしてKR250の話をとり上げましたが、もう一台、当時わたしが憧れたマシンがあります。







 それがこの、GPX750R。

 ナナハン専用設計のコンパクトな車体、シャープでカッコイイフォルム、楕円鋼管フレームなどマニアックな車体構成、そしてマイナーなところ(笑)など、そそられる要素が満載なうえ、もうひとつの理由があります。









 1988年から始まったスーパーバイク世界選手権レース、わたしも受験生だというのに深夜放送で熱く観ておりました。

 それにしてもこのテーマソング、良い曲ですね♪


 ついでに、ほかのあやしげな深夜放送のアレコレもこっそり観たりして・・・(赤面)






 それにしても、金髪をなびかせての豪快なライディングのフレッド・マーケル(=初代チャンピオン)をはじめ、デビッド・タルドッツィ、ステファン・メルテンス、ファビリツィオ・ピロバーノ、元GPライダーのマルコ・ルキネリ、また豪州で圧倒的な速さを見せつけ、後にGP王者に君臨することになるマイケル・ドゥーハン、そしてドゥーハンと名前を間違えやすいけど別人のマイケル・ドーソンetc. と、今でもフルネームを覚えているのには我ながらビックリです。受験勉強のことは全く何も覚えていないのに(苦笑)。



 ・・・そりゃ、大学受験も落ちる訳だわ(爆爆爆)。









 閑話休題。カワサキファンのわたしは、豪州ラウンドでのロブ・フィリス選手の豪快な走りに魅了されました。








 元々ツアラーのGPXで、ほんのわずかではありましたがドゥーハンやマーケルといった、ホンダ(RC30)、ヤマハ(FZR)、ビモータ等のワークス勢を押さえてライムグリーンのマシンがトップを走るなんて・・・当時のカワサキファンには感涙ものでしたね。




 それにしてもこの「Oran Park」というサーキット、アップダウンは強いは路面は凸凹だわコース幅もグリーンゾーンも狭いわと、相当にタフなコースです。
 
 https://en.wikipedia.org/wiki/Oran_Park_Raceway

 wikiによれば数年前に閉鎖されたようですが・・・


 後日別ネタでupの予定ですが、少なくとも当時、豪州の他のサーキットもかなりなものだったようですので、こんなところでいつもレースしていたら人もマシンも相当に鍛えられたことでしょう。レースでもヨーロッパ勢は皆たじたじだったようですし、マーケルですら、







 と感嘆しているくらいですから。








 それでもマーケル、第2ヒートではファステストラップを記録して喜びの3位入賞、まだ最終戦が残っているのに「優勝はもらったぜ」と豪語し、本当に有言実行で初代チャンピオンになるあたり、流石としかいいようがありません。









 ・・・という事で、もしもわたしがオーバー400ccに乗れるようなことがあれば(妄想w)、GPXをライムグリーンに塗装&色々改造して「1988スーパーバイク ロブ・フィリスレプリカ」を作ってみたいです!

(写真は http://amcn.com.au/editorial/rob-phillis-mr-superbike/ よりキャプチャーしました)





 それが叶わなければせめて、中免でも乗れる




 GPX400R もいいなぁ~。

 こちらは後期ニンジャカラーで♪





 ではでは。


Posted at 2016/12/23 11:48:48 | 単車 | 日記
2016年12月18日 イイね!

KR!KR!







 相変わらずの遅筆で恐縮です。

 ぼやぼやしているうちに、今年もいよいよ、あと半月足らずを残すのみですね・・・






 何というか今年は、my F31のAVシステムがまだ復旧できていないことに象徴されるように、自分的には達成感が乏しく不完全燃焼な年でした。






 それだけに、家族の反対を押し切って浜松に突撃したこと、そしてインパネやらAVシステムやら、自分にとっていまだ「完成型」にはほど遠いmy F31でのMTG参加に際し、それでも多くの方々が喜んで下さったことは、自分にとって今年一番のできごとではなかったかと思います。


 来年こそ、my F31をさらなる進化に導くべく、頑張って・・・・





 貯金とオークションに励みたいと思います(苦笑)。





 話は変わって、先日本屋で立ち読みをしていたところ・・・





 こんな本が目に入ったので速攻購入♪

 2016年にもなって、レーシングKRの特集号が出るなんて・・・・(泣)。



 というのもかくいうわたし、以前
 
 https://minkara.carview.co.jp/userid/549571/blog/22764373/

 https://minkara.carview.co.jp/userid/549571/blog/31577570/
 
でちょこっと記載しましたが、もとAR/KRオーナーでしたから・・・






 で、懐かしくなった勢いで図書館に行き、当時の雑誌も借りてきてしまいました(笑)。


 借りてきた理由は・・・






 この写真を見つけるため。

 わたしが当時ポンコツKR を買った時、本当はこの「エイコー産業製 『Saetta』 アンダーカウル」を付けたかったんですよね・・・


 KROG の方々のHPを拝見しても、このアンダーカウルを付けた個体を見ることはないだけに、はたして現存する個体はあるのでしょうか・・・


 それと、
 
 http://blogs.yahoo.co.jp/okatasi2004/8490016.html

のようなレーシングKRレプリカ仕様にも憧れましたね。


 昔、別モ誌の中古車売買欄に、このカウルが付いたKRが約50万円という、当時としては超高値で掲載されていたのを見て、うお~欲しい!と思いつつ金欠で手が出なかったなあ・・・これまた今も現存しているのでしょうか・・・







 しかしながらレーシングKRの華々しさとは対照的に、市販車としてのKR250は迷走の生涯でしたね・・・(写真はwikiより拝借)





 レーシングKR、当初は180°クランクで登場したものの、フレームが折損するほど振動が激しいなどで十分な戦績を残せず、途中から360°クランクに仕様変更&ユニトラックサスとの組み合わせにより一転、無敵のGPマシンに変貌を遂げた・・・ということは有名です。






 上記「Racers」にはそのあたりの解説もバッチリなので、興味ある方は是非ご購入下さいませ♪



 ところが市販型のKR250、何故だかどうしてか、一度「失敗作」と烙印を押した筈の180°クランクに「回帰」しているんですよね。振動防止のため複雑なクランクダンパーを付けるなどしてまで。しかもそのクランクダンパーがウィークポイントになるという・・・


 どなたか、市販型KRが180°クランクを採用した理由を素人のわたしにもわかるよう解説して頂きたいものです。。。







 あと市販型KRの最大の特徴がこの、レプリカなのかツアラーなのか、どっちにしたいのか「微妙な」デザイン。

 それでも初期の広告ではレーシングイメージを全面に押し出してアピールしており、最初の数ケ月はそれなりに人気車種だったようです。



 しかし初期需要が一巡すると人気も長くは続かず・・・






 さらに後期型のKR250Sでは、ライムグリーン仕様はなくなるは、「スーパーフレキシブル」な扱いやすさをアピールするはと・・・







 決して1985年当時、他社のマシンより性能的に大きく劣っていた訳ではなかったのに、呆気なくレプリカ路線を諦めたような販売方針転換を行い、それが時のレーサーレプリカブーム=ユーザーの嗜好性と全く合わなかったばかりか、その後まもなく・・・







 TZRやNSRといった「強烈な」マシンの出現の前に、あっという間に古臭く色褪せた存在に成り下がり、数年で不人気・格安中古車の仲間入りとなり生涯を終えてしまいました。





 でもわたしはやっぱり、そんなKRが大好きです♡。


 わたしにとってのKR250は、若い頃に入手したはいいが手に負えずに短期間で手放し、その後も激しく後悔しているという点で、





 F31と同じような存在ですね。


 その後F31 は無理やり(苦笑)入手しましたが、バイク所有は今後とも配偶者からの許可がとうてい下りそうにないだけに、ますます憧れが募ります。。。






 最後はこのブログを書くために、図書館から借りてきた雑誌の背表紙広告から。

 多分、KRよりずっと多くの方にとっては懐かしいと思われる・・・






 DJ-1、奇抜なCMとともに一世を風靡しましたね♪

 wiki によれば、「DJ」 は「打倒・JOG」 の隠語だったとかなかったとか・・・・


 当時の若者にはけっこう人気車種だったのですが、Dioにリプレースされ、思ったより短期間で姿を消しましたね・・・・


 初期のシンディ・ローパー風なAnnie の「DJ in my life」も、懐かしいなぁ~








ではでは。



Posted at 2016/12/18 23:41:37 | 単車 | 日記
2012年06月23日 イイね!

そういえば忘れていたな、Z250FT・・・

そういえば忘れていたな、Z250FT・・・ 先日、久しぶりに単車に関する記事を書いてから、そういえば自分の3番目の愛機であるZ250FT の事について書き忘れていたな~と思い出しました。

 このFTは80年式のA2で、当時10万円で入手+拾った部品取りのA1の外装パーツでA1仕様にコンバート。



 この「スターダストシルバー」の、Z1R をイメージさせるカラーリングがお気に入りでした♪。
 またエンジン性能、取り回し、ブレーキ性能とも、前車のCB250N より良好でしたね~。


 しかしあくまで個人的な好みなのですが、幅広のハンドルとライポジ、そしてエンジンフィールが自分の嗜好と微妙にフィットせず、10年ほど所有していた割にはあまり乗らないままでした・・・。

 今だったらイロイロ改造してやろうと思ったりもするのでしょうが、昔はおカネがからっきしでしたからね(今も?) ・・・。



 このあと、実はKR250の初期型もごく短期間所有したのですが、これも殆ど乗らないまま・・・・(泣)。



 いま、何かバイクを1台買ってもいいよと言われたら、KR か、あるいはGPX400R の後期ニンジャカラーか、ロクに乗れもしないのに身の程知らずだとお叱りを受けるようなら、CS250 か AR125S か・・・


 あ~、小生のトシとカワサキ・マイナー車志向がバレバレですね(苦笑)。




 ではでは。




 追伸;月末に仕事関係のイベントが控えており、例によってまだ何もしておらず尻に火がついていますので(苦笑)、しばらく更新&訪問お休みさせて 控えめにさせて(爆!)頂きます。

 悪しからずご了承下さいませ・・・ m(_ _)m
Posted at 2012/06/23 08:50:10 | 単車 | 日記
2011年06月14日 イイね!

二輪車の追憶(その②);ホーク250Nの想い出。

二輪車の追憶(その②);ホーク250Nの想い出。 
  ② ホンダCB250N
  (写真は下記も含めホンダのHPより拝借しました)

 小学生の頃の小生の愛機はブリジストン製スポーツ自転車。当時大流行の「手動式リトラクタブルヘッドライト」(笑)が自慢でした。4輪界のリトラクタブルライトブームが冷めてきた中学生の頃には、小生もそれにあわせ(笑)「角型4燈式ヘッドライト」のタイプに乗り換えましたwww 。

 ええ勿論、スピードメーター&傾斜計やバックミラーも付けてましたよ。「色々付いていた方がエライ!」というメンタリティは、何というか「デコチャリ」乗っている人と変わらないですね~。

 でもヘッドライトはともかく、自転車にバックミラーを付けていた事で、小さい頃から後方確認を行うクセが身につき、バイクや車に乗ってからの安全運転に確実につながっていると思いますね~。
 自分の子供が自転車に乗るようになったら、バックミラーだけは是非つけさせようと思っています。


 ・・・話が脱線してしまいましたが、その自転車屋さんはホンダのバイク(とはいってもほとんど原付)も扱っておりまして、チャリ修理に行くついでに、お店に貼ってある「ホンダ2輪車ラインナップ」のポスターを見るのが楽しみでした♪。


 当時の最高峰は、なんといってもナナハン。ホンダの CB750 は、初代も「750ライダー」(笑)での大活躍に心奪われ、ヨンフォア似の CB750 Four-Ⅱ(写真)もカフェレーサー的な雰囲気がカッコ良く思え、個人的にはヨンフォアより好きですね。


 DOHC16バルブにモデルチェンジした CB750F(写真)は、タンクに走る「HONDA」の文字が描かれたストライプに憧れました。この時代のホンダのバイクは、フラット4の GL1000 といい、6気筒エンジンをダイヤモンドフレームに載せた CBX1000 といい、モトグッツィのようなV型OHVエンジンの GL400/500 といい、OHC3バルブのホークシリーズといい、超個性的な面々でしたね~。

 で、1977年に伝説のヨンフォアに代わりデビューしたホークシリーズは、初期型の「ヤカンタンク」や4気筒→2気筒エンジンへの変更が不評であり、ホークⅡ~ホークⅢ( CB250/400N )~スーパーホークⅢへと短期間で変化していく訳ですが、小生の小学生時代の憧れこそ、かのポスターで CB750F のそばに掲載されていた、中型免許で乗れ、かつ CB750F に類似したデザインの「ホンダドリーム」CB250N/400N でした。


 ・・・それから10年を経た1988年高3の春、皆がはや大学受験の用意を始めようかという頃、小生はまだのん気に AR50 など乗り、中免を取得し、そして何か安く乗れるバイクはないかな~と思っていた(→ 当然、翌年の大学受験は大失敗しました!)ところ・・・

 例の自転車屋の軒先に、どこからか回収され、屑鉄屋の引き取りを待っているといった風情のCB250N を見つけたのです。
 時はレーサーレプリカ全盛時代、10年前のホークなんてボーソー族と屑鉄屋以外誰も見向きもしないバイクでしたからね・・・。
 「オジさん、これどうすんの~?」「あ~近所から引いてきたけど、乗るんなら1万5千円でいいよ」「じゃ、ちょうだい♪」という訳で買ってきました。


 で、乗り始めたのはいいのですが・・・このホークとやら、250cc のくせにクソ重い!!
 1970年代当時、ホークを含めた 250cc 車の多くが 400cc モデルと車体を共有しており、CB250N は確か173kg くらいの車重だったと思います。
 ケッ作な事にCB250N は、400N との差別化&コストダウンのため、400N だとアルミであるコムスターやステップ周りが鉄製で、かえって400N より重いというバイクでした。またヘッド周りが重くフレームも高い(=足着き性が悪い)ためか重心も高く、キャブの故障やバッテリー上がりで何度も押して帰った経験がありますが、それは本当に苦痛でしたね・・・。

 そして倒すとこのバイク、必ずフロントウインカーが割れ、ブレーキパイプでタンクを凹ませるようにできていました。全くメーカー思い、修理代稼ぎのバイクですね ♡ 。

 またブレーキもフロントがWディスクの割には制動力が弱く、とくに雨の日には全く効かずに怖い思いをしました。パワーも確か26馬力くらいでしたし、回しても「バブバブーン」といった冴えないサウンドでしたね・・・。


 大きく重くブレーキも効かずパワーもなく音も良くなく、倒すとあちこち手がかかる・・・そんなバイクはクソだって? いや仰る通り全くのクソバイクでしたが、小生は何か気にいってました♪ 。

 CB750F ゆずりのスタイルやカラーリング、それとゆっくり走らせた時にミッションあたりから聞こえる「ヒューン」という音がなんか好きでしたね。エンジンの回りっぷりも、360度クランクの「バブバブーン」の方が、この後に買ったZ250FT の180度クランクの「グオーン」と軽やかな感じよりむしろ好みでした(日産6気筒でもRBよりVGの回転フィールの方がなぜか好きなのと、相通じるところがあるかもしれません・・・)。


 という訳で、凹ませたタンクをプラモで鍛えた腕で自家塗装したり、錆をピカールで磨いたりと楽しんで乗っておりましたが、買って2ケ月で盗難の餌食に・・・(泣)。


 ・・・そして3ケ月後に警察から「見つかった」と連絡があり、引き取りに行ったところが・・・


 そう、御想像の通り!。

 缶スプレーか何かで下手くそに塗られた汚いパープルラメ塗装。
 ライトは手を伸ばしても届かないほど高い位置に、建材をステー代わりにして取り付け。
 ハンドルは鉄パイプであらぬ方向めざしており。
 ヤンキーホーンもお約束 ♡
 シートも当然3段シート♪
 そしてマフラーは・・・・ステップの下でブッタ切られておりました。


 ・・・そのまま例のオジさんに「廃車するので引き取りに来て下さい」とお願いしたのは言うまでもありません・・・。


 今ではホーク、なかなかの人気車のようですけどね・・・・あの「乗り味」が大好き!という奇特な方以外は関わらない方が身のためですよ~♪。

Posted at 2011/06/14 19:26:31 | 単車 | クルマ
2011年06月12日 イイね!

二輪車の追憶(その①);クルマはニッサン、バイクはカワサキ!

二輪車の追憶(その①);クルマはニッサン、バイクはカワサキ! 昨日ようやくメガーヌの修理が終わったと思ったら(オイル漏れ修理、タイベル交換、マウント1箇所交換に加え、ウォポンまで異音あり交換となっておりました・・・)、今日はレパードの車検出し(あ~あ、この雨の中は走りたくない・・・)と、お金が次々飛んでいく日が続きます・・・。

 それは後ほどレポートする事として、今日は二輪車の話を少々・・・。

 小さい頃からクルマ好きだった小生ですが、高校~大学生の頃はバイク趣味に走った時期もありました。とはいっても期間はそれほど長くはなく、乗った車種もせいぜい4車種くらいですが、ひょんな事から昔の写真が出てきたので少し書き留めておきたいと思います。


① カワサキAR50(1982年式)

 小学生の頃から「マッハ伝説」や「ザッパー伝説」に感化され(なぜか小生の脳ミソに「Z2伝説」はインプットされず、後年Z2ブームが席巻した時には「なんで~?」と思いましたが www )、また「人造人間キカイダー」の影響もあり(笑)、「クルマはニッサン、バイクはカワサキ!」という思い込みが強い人間だったので、いつかはカワサキのバイクに乗りたい!と思っていました。

 自分の通った高校はバイク禁止などない学校でしたので、16歳になったらまず原付免許を取得。そして見つけたのが「AR50」。60km規制前の82年式でした。

 当時の50ccスポーツ車は既に水冷エンジン車が大勢を占めていたためか、そして「カエル」「バッタ」と嘲笑されたこのライムグリーンのためか、保険料込みで6万円と安かったのも魅力的でした。値段の割に程度もよく、かつ買った時からハリケーンか何かのチャンバーが付いていて、山口まで走らせた時には宗像あたりの国道3号線のゆるい下りでメーター100kmまで行きました(もう時効ですよね・・・)。ハンドリングは安定志向のセッティングなのかタイヤが18インチのせいか、やや「立ち」の強い印象でしたが、50ccとは思えないほど高速安定性が高く、(低速トルクがないこともあって)目いっぱい飛ばしたくなるタイプのバイクでした。

 写真は当時の所有車であるAR50、Z250FT(後日up予定)とその部品取り車、そして昔から実家にあった(川崎航空機時代の)カワサキ製「芝刈り機」(!) との集合写真です。


 「ピイーン!!」という軽快な排気音と2ストの香り、今でも懐かしい思い出です・・・。

 ただし空冷エンジンのため夏場はツラく、湯布院の手前にある水分峠の長い上り坂では途中でパワーダウン~エンストするのが常でした。頭の悪いミリオタ高校生でしたので、アイロン用霧吹きに水とアルコールを(ほんの少し)混ぜ(沢山混ぜると炎上しますから~!!)、「水メタノール噴射だ~!」な~んていって冷却させていた事もあったっけ・・・。


 このバイクはその後も約15年所有し、大学生の時にはパーツを集めてかなり改造もしました。タミヤのライトグリーンの缶スプレーを用いた自家塗装のカウル、ステンメッシュホース、デイトナスタビ、80cc化、24Øのビッグキャブ&エアファンネル、etc. 。

 AMAローソンチームのピット連絡用マシン、というマニアックなコンセプトで作成しました(笑)。


 しかしこの「大きいキャブを付ければ速くなるだろ!」的単細胞メンタリティは失敗でした・・・。

 たしかに飛ばすと速いは速いのですが、アイドリングから「ズオ~!」とかいってやかましいし、街乗りでは低速トルクや加速のツキがかえって悪化したし、燃費も80ccのくせにリッター15km以下!だし、おかげで改造後は殆ど乗らなくなりました・・・。AR80のノーマルキャブが18Øだったし、KI○A○OにはAR50/80用として24 Øのほか「ライトチューン用」に、ノーマルエアクリーナーに装着できる20Øのキャブも併売されていたので、そっちを選ぶべきだったと今となっては思いますね・・・。

 かくして改造後は殆ど乗る事もないまま、実家の引っ越しの際に二束三文で売却(愛着のあるマシンでしたので、「AROG」という同型車のクラブの方に引き取ってもらいましたが・・・)してしまいました。

 今でも手放したのが悔やまれる1台です。 (続く・・・)

Posted at 2011/06/12 07:27:49 | 単車 | クルマ

プロフィール

「吾輩は鈍牛のように反芻する その③;2輪に乗りはじめた1987年は高性能バイクブームの最中。同級生にもCBR250やFZ250乗りがいたが雲の上の存在。自分はAR50に跨りつつこれらの書籍で勉強したものだ。当時の中免少年の最高峰バイクNC24、これのロスマンズカラーに憧れたなあ。」
何シテル?   04/20 20:33
ファーストカーであるメガーヌ・ツーリングワゴン1.6(2009年購入、ph. 2.5) に加え、2011年に縁あってF31レパード・アルティマターボを購入し、2...
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