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新潟のとびうおの愛車 [スズキ アルト]

キャブレター研究&調整

カテゴリ : エンジン廻り > 燃料系 > 調整・点検・清掃
目的修理・故障・メンテナンス
作業DIY
難易度
作業時間30分以内
作業日 : 2009年09月01日
1
先日アイドルアジャストスクリューにてアイドル回転数を高める事により、アイドル中のエンストをなくす事ができましたが、あくまでその場凌ぎ的な調整しかしていなかったため、今回本腰入れてキャブレターの仕組みを調べてみました。

この記事の内容はまだ調査中ですので間違った部分もあるかもしれませんのでご注意お願いします。

--2009年9月2日大幅訂正--


==重要==
・キャブレターの調整をする前に必ず各調整スクリューの写真を取っておくとか、調整の都度スクリューをどの方向に何回転回したのかなど、詳細をメモして作業を進めます。そうでないと調整中に不具合を元に戻せなくなったりしてかえって調子が悪くなったり、エンジンがブローしたりして動かなくなったりする事があるかもしれません。

・調整によっては突然エンジン回転数が高くなったり低くなったりと、日常の運転に影響を及ぼし場合によっては事故に繋がる時もあります。必ず調整後は安全の為に念入りにテスト走行を行っています(それでもミスに気が付かなくてトラブルが起こる事があります)。しっかりとした整備を求めるならディーラーなどに依頼する事をおすすめします。


写真はキャブレター本体と関連パーツです。上に取り付けられているフライパン型エアーダクトを外すと姿を現します。以後、最終的な調整など特別な事がない限りは、アイドル中のこの状態でキャブレターの調整をしていきました。点検には負圧が必要でしたので、フライパンダクトに付いている負圧のホースはそのままつけておきました(このホース内の各負圧はキャブレター後部にあるダイヤフラムの動作を制御しています)。

<各部の名称や役割など>
1.吸気口
エアクリーナーできれいになった空気を取り入れる所です。一番手前にあるフタのような部分(チョークバルブ?)で、キャブレターに取り入れられる最初の空気の吸入量を調節しています。チョークバルブの奥には燃料を噴射しているスロージェットやメインジェットがあり、その次にスロットルバルブ、次いでインテークマニホールドへと続いています。

2.チャコールキャニスターからのホース
燃料タンクに溜まったガスを供給するためのホース。このガスは大気中に漏れるとあんまりよくないそうですから、エンジンに取り込んで燃焼させてしまいます。

3.燃料供給ホース1(たぶんスロージェット用)
ガソリンが通っているホースです。たぶんアイドル~低速回転の時に燃料供給していると思われます。

4.燃料供給ホース2(たぶんメインジェット用)
同じくガソリンが通っているホースです。たぶん中高速回転をしている時に燃料供給していると思われます。

5.アクセルワイヤー
アクセルを踏むと、ワイヤーが写真手前に引っ張られて、スロットルドラムが動き、燃料が噴射されます。

6.LLCのホース
冷却水が通っているホースです。キャブレターの下部にはタイミングチェーンで動くウォーターポンプがあり、そのウォーターポンプと直結しているようです。
2
<各部の名称や役割など>
1.スロットルドラム等
アクセルペダル、アクセルワイヤーと連動しており、またアイドル回転数を決定する時に開度を調整するドラムです。写真手前に写っている青いドラムは、空気吸入量を調整するチョークバルブの開度を決めるドラムです。

2.メインジェット用モーターポンプ
中高回転時にメインジェットへ燃料を供給するための燃料モーターポンプです。

3.スロージェット用モーターポンプ
アイドル中に動作しているモーターポンプです。ポンプを動作させるモーターはキャブレターの右脇の方にあります。

4.吸気ホース&各部の制御用&電源配線
この部分は、この車はATなのでキックダウンを検知する信号系の電線や、燃料噴射モーター制御用電源系の電線、インテークマニホールドやフライパンダクト脇バルブスイッチからの負圧ホースなどが束ねられています。負圧ホースに関しては途中に簡易的な小型エアフィルターがついているものもあります。
3
吸気口内部です。写真中央のチョークバルブが開いたり閉じたりして吸気を制御しています。

<各部の名称や役割など>
1.メインジェット
エンジンが中高速回転の時に、より多くの燃料を噴射する事で、エンジン出力を高める役割を担っています。

2.スロージェット(アイドリング制御など)
アイドリングや低速走行の際に少量の燃料を噴射しています。

3.(調整スクリューがあると思っていましたが、用途不明です。)

メインジェット奥にある狭い入り口になっている部分はベンチュリーと呼ばれる機構で、負圧を変化させる部分のようです。
4
キャブレター本体の左奥側(運転席バルクヘッド側)です。

<各部の名称や役割など>
1.1番ダイヤフラム
(ダイヤフラム名称はそれぞれ正式な名称ではありませんが、解説しやすいようにこのような名前にしています。)
左側奥にある一番固いダイヤフラムです。各ダイヤフラムともインテークマニホールドからの負圧で動作しています。アイドルアップを終了する時に標準のアイドル回転数に戻すべく負圧を使って逆方向にスロットルドラムを回します。アクセルワイヤーのついたスロットルドラムとは連携しておらず、アイドルアップの終了のみ有効に働いています。このダイヤフラムの制御に使われる負圧はインテークマニホールドから直接取り入れています。

2.アイドルアジャストスクリュー
ネジを時計回りに回すと、直接スロットルドラムを動かしてアイドル回転数を高めます(常にアクセルを一定に軽く踏んでいる状態です)。空燃比は変わらずアクセルを踏み込んだ時の状態でエンジン回転数を高めます。

3.2番ダイヤフラム
負圧発生と同時に動作しているのでオートチョークを行っている機構だと思われます。その他アイドル中にも動作していて、動作中はスロットルドラム開度ゼロの状態でも負圧を保つために、チョークバルブを適正な位置にロックして完全に閉じないようにしています。制御に使われる負圧は1番ダイヤフラムと同じです。
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キャブレター本体の右奥側(助手席方面バルクヘッド側)です。

<各部の名称や役割など>
1.3番ダイヤフラム
--2009年9月2日追記--
これはファーストアイドルという暖機のためのアイドルアップ動作をする機構なのだそうで、水温計の温度との関係はまだよくわかりません。どうやらアイドル開始後約15秒程の間だけアイドルアップを行っており、その後は3番ダイヤフラムの負圧をOFFして、標準のアイドル回転数に戻しています。制御に使われる負圧は、まずインテークマニホールドを出て、次にフライパン型ダクトの脇についているエアバルブが開く事で負圧が発生するようになるようです。エアバルブは点火コイルの下にある電子リレーで制御されています。このアイドルアップはスターターモーターの動作時に加えて、AT車の場合はPレンジとNレンジの時のみ有効に働いています。(RレンジやDレンジのアイドルアップはファーストアイドルアップではなく全体のアイドルアップで調整します)

2.4番ダイヤフラム
エアコンコンプレッサーからの動作状況の信号と連動していて、スターターモーターの動作時とエアコンコンプレッサーが動作している時だけアイドルアップを行います。付属のスクリューで回転数を調整します。制御に使われる負圧は、上記3番ダイヤフラムと同じです。エアコンコンプレッサーがONになると電子リレーもONになります。(エアコン使用中でもファーストアイドルと同じくPレンジ、Dレンジのアイドルアップはキャンセルされています。)

3.ファーストアイドルのアイドルアップ調整スクリュー
3番ダイヤフラムと連動して、ねじ込んだ分だけスロットルバルブを開きます。時計回りで回転数が高まり、プラスドライバーで調整します。このスクリューはあまり大きく調整しすぎるとエンジンブローさせてまう可能性がありますから(私は何度かブローしそうになってしまいました(^^;)せめて1mm程度の調整で収めるべきだと思います。

4.エアコンコンプレッサー始動中のアイドルアップ調整スクリュー
4番ダイヤフラムと連動して、ねじ込んだぶんだけスロットルバルブを開きます。時計回りで回転数が高まり、プラスドライバーで調整します。こちらのスクリューも、エンジンがあまり高回転になりすぎないように1mm程度の調整で収めておくべきだと思います。
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1番ダイヤフラム手前にある、スロットルドラム部分の写真です。

--2009年9月2日追記--
色々と調べてみた結果、写真中央のスクリューはアクセル開度がどれくらいでチョークバルブを開いてゆくのかのタイミングを調整するスクリューでした。

もともとこのキャブレターはアイドル(アクセル踏み込みゼロ)状態~アクセル中程度踏み込みまではチョークバルブをアイドル位置と同等程度にしておき、アクセル中程度踏み込み以降は徐々に開くようになっているようです。

調整については運転席方面から見て時計回り(ネジ締め付け)でチョークバルブを開いてゆくタイミングを早め、反時計回りで開くタイミングを遅めています。ATの場合はキックダウン時の加速と関係してくる調整スクリューです。

また1番ダイヤフラムとの関連については、1番ダイヤフラムの制動についてまだはっきりとした詳細がわかっていませんので、追々調べていきたいと思います。
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3番、4番ダイヤフラム側の写真です。

写真中央にある丸で囲んであるスクリューは空燃比の調整スクリューです。スロージェットの燃料ポンプモーターのすぐ脇にあるので、恐らくアイドル時の燃調を調整する機構?かもしれません。。はっきりとした詳細はわかっていません。時計回りに回転させるとリッチに(燃料噴射が多く)なり、反時計回りに回転させるとリーンに(燃料噴射が少なく)なります。

エンジンの動作外観や動作音で調子を見たり、プラグの燃焼状態を調べたりして、調整していくといいようです。
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※調整メモ
・各アイドルアップのアジャストスクリューは、アイドルアジャストスクリューで決定されたアイドル回転数に加えてアイドルアップを行っています。また、スロットルバルブの開度を直接操作している(≒自動的にアクセルを踏んでいるようなもの)ため、空燃比は大体そのままでアクセルを踏み込んだ時と同じようにエンジン回転数が高まる仕組みになっています。

・ファーストアイドル(3番ダイヤフラム)のアイドルアップは、水温が温まっている場合のエンジン再始動などで、標準のアイドル回転数が高まっている状態の上に、更にアイドルアップを行いエンジン回転数を高めすぎてダメージを与える事があり、注意が必要です。ファーストアイドルの調整はエンジン暖機後にアイドル回転数が安定してから調整した方が確実です。

・スロットルドラムにはアクセルワイヤーが取り付けられています。スロットルドラムをあれこれと調整しているとたまにワイヤーが外れてしまう事がありますが、この取り付け方を間違えると走行中に突然ワイヤーが外れてしまい危険です(取り付け方を間違え実際に走行中に外してしまった事があります)。確実に初期の状態を確認しておきました。

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