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気が付いたらプジョーのブログ一覧

2017年02月26日 イイね!

2回目のタイベル交換。



 どうもです。


 ルーテシアが2回目のタイベル交換から帰ってきました。
 1回目の交換じゃなくて、2回目です(笑)
 ということで、今回はそのお話です。



 それでは、本題です。


 
 (代車は206XSでした)


 今回の整備はタイベル交換+1年点検という内容でした。
 これから交換する or 中古車を買った or 2回目の交換時期の方などなど…
 お役に立てるかどうか不明ですが、詳細を記しておきます。


 【12カ月点検】
 ・点検時の走行距離:101,169km
 (前回のタイベル交換は、4.7万kmで実施済み)

 +

 【タイベル交換】
 ・タイミングベルトKIT
 ・カムエンドシール大
 ・カムエンドシール小
 ・ウォーターポンプ
 ・インマニガスケッド
 ・リブベルトKIT
 ・クランクプーリー
 ・クランクボルト
 ・クーラント4.5L

 +

 【各種マウント交換】
 ・エンジンマウント
 ・ミッションマウント
 ・トルクロッド上

 +

【その他追加整備】
・エンジンオイル交換
・エアコンフィルター交換
・エアクリーナー交換
・サーモスタット交換
・ラジエーターキャップ交換
・スパークプラグ交換
・ブレーキフルード交換
・ブレンボキャリパー・ロックピン清掃
・下回り洗浄



 上記が今回の整備内容となります。
 これだけ交換したので、なかなかパンチのある金額となりました(笑)
 タイベルKITの値段は前回から変わりなく、値上がりはしてないようでした。
 (さらに金額などの詳細は後程、整備手帳にUPします)


 

 で、これが交換したタイミングベルトです
 使用期間は20カ月で、走行距離は5.3万kmとなります。
 見た目的にはもう少し使えそうな印象で、6万kmぐらいなら大丈夫かな?


 

 それでもタイベル交換に踏み切ったのは、クランクプーリーが未交換だったからです。
 新車から6年間未交換で、10万km使用しました。
 ゴムが飛び出すことはありませんでしたが、けっこうグラグラしてました…(汗)


 手で動かすと、間にあるゴムが潰れるのが分かります。
 これが壊れると高くつくので、早目に2回目のタイベル交換となりました。
 上に乗っているのはプーリーを固定してるボルトで、同時に交換です。
 プーリーはトルク管理で固定されているので、ボルトは再使用不可とのこと。


 
 
 4つあるマウントも、3つは新品になりました。
 下側にあるトルクロッドのみ未交換になります。
 あまりダメージが無かったことと、リフトアップすればいつでも交換可能なので、
 今回は他の部分に手を入れることにしました。


 

 それで他の部分が、リブベルトの張りを調整するテンショナーです。
 まだ使用可能であったものの、次のタイベル交換まで持たないので交換となりました。




  取り付けると、こんな具合です。
(奥の方に見える、真ん中に溝が入ってる部品です)


 

 あと10万km走ったので、予防的にラジエーターキャップも交換です。
 ちょっと圧が抜け気味だったようで、開けてもプシュっといわなかったとかw


 

 サーモスタットも、壊れる前に交換です。


 
 
 あとはエアコンフィルターや、エアクリーナーなども交換です。
 プラグも5万km使ったので、4本とも交換となりました。


 


 これだけ交換した後のフィーリングは…


 車が軽いです。


 マウント交換が効果大のようで、アクセルを踏むと即座に車が反応します。
 FF車はマウントも駆動系と聞いたことありますが、その通りですね~。
 まるで強化マウントにしたような、ダイレクト感があります。
 といっても、これが新車のフィーリングなんですよね(笑)


 あと冷間時にしていた「コクン」という音も、全くしなくなりました。
 この音の発生源もマウントだったようで、非常に快適な車となってます。
 あとリブベルトのテンショナーも交換したので、アイドリングの音が非常に静かです。


 高回転まで回しても、がさついた印象は一切なく…。
 キレイに回って、7500回転まであっと言う間で目が追いつきませんw
 10万kmではありますが、まだまだエンジンは生きてる印象です。


 
 (クマさんも貼り替えですw)


 と、ここまでは”イイお話し”です(笑)
 ここから、”あまりよくない話”になります。


 少し前から左にコーナリングすると、僅かにラインが膨らむと感じていました。
 今回の点検でテスターに掛けたところ、右前のダンパーの性能低下が目立つとのこと。
 全体的に10万kmなりの経たりはあるそうですが、特に右前だけ悪いらしいです(汗)


 右前のバネが折れてた時期があるので、その影響なのかな…。
 どちらにせよ乗ってみても、数値としても、右前のフィーリングの悪さは出ています。
 まだ完全に抜けているわけではないそうですが、次の課題として残りました。


 そこまでハードな足はいらないので、自分にあったものを模索中です。
 ロングツーリングの途中にある、初めて走る山坂道を気持ちよく走るイメージですw



 
 と、そんな迷える子羊状態で、デモカーである124スパイダーに試乗しました。
 オリジナルの足が入ってるんですが、いいな~コレいいな~(笑)
 ノーマルの分かりやすい足から、無駄な動きが削ぎ落とされてます。
ロール量は結構あるんですけど、ロールの仕方が穏やかなので怖く無いです。


ルーテシアも、こんな感じにしたいなぁ…。
1秒を稼ぐ足じゃなくて、1秒を楽しめる足にしたいところです。


おしまい


Posted at 2017/02/26 23:19:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | ルーテシア メンテ | 日記
2017年02月19日 イイね!

舞子サンデーに行ってきました。(H29年2月号)



 どうもです。


 今日は第三日曜日なので、舞子サンデーの日でございます。
 1月は雪のため中止となったので、今年初の開催となりました。
 また60回記念開催となりました。



 それでは、本題です。


 

 記念開催であることと、天気も良かったので沢山集まると予測して…。
 かなり遅めの到着(10時過ぎ)となりました。
 少し車が減ったタイミングで、直ぐに車を停められました。


 

 2台の排気量を合計すると、9,400ccとなります(驚)


 
 
 4本出しがカッコイイ。




 WRX S4 tS NBR CHALLENGE PACKAGEです。
 初めて見ましたけど、GTウイングの取り付けなど非常にキレイでした。
 さすが普通にディーラーで買える車なだけあります。


 
 
 ファントム顔のエスカレードのホイールサイズは、28インチでした(!)
 あと手前のバルケッタはレンタカーになります。
 詳しくはコチラになるんですが、MT車が沢山あって非常に気になります(笑)


 

 全身ラッピングのムルティプラです。


 
 
 こちらのギャランは…


 

 VR-4でした。
 スーパーVR-4なんてのも、ありましたねぇ…。


 

 ホイールが素敵♪


 

 どのタイプRがお好き?


 

 フルノーマルっぽい雰囲気でした。
 直6ターボ+FRという、今では貴重なパッケージングです。

 
 

 ピッカピカのリアウィンドウスポイラーが付いてました。
 今から20年ぐらい前の車なのに、こんなにピッカピカのスポイラーがあるとは…。


 

 マーシャルのフォグランプ


 

 ジェミニもそろい踏み。


 以上、後半はちょっと懐かしい国産車を集めてみました(笑)
 どの車も大切にされていて、今でも走ってるんですよね~。
 持ち主がいる車って、幸せだと思います。


 
 おしまい




 おまけ


 

 アレって、何ですか?(意味深)


 


Posted at 2017/02/19 23:01:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | まいこさん | 日記
2017年02月19日 イイね!

そろそろ、こんなタイミングです。



 どうもです。


 少しは寒さも和らいだ感じでしょうか?
 もう雪は降らないかな…いや降ると困ります(汗)
 なぜかというと、代車が夏タイヤなので…。



 それでは、本題です。


 

 代車の理由は2回目のタイベル交換をするため、ルーテシアを預けてきたからです。
 今のところプランに盛り込まれているのは…。


 タイベル交換(カムエンドシール等も含む)
 ウォーターポンプ交換
 ドライブベルト交換
 プラグ交換
 ブレーキ周りグリスアップ
 +
 1年点検
 (各種油脂類交換



 と、なっております。
 年間走行距離が多い使い方なので、1年点検も受ける感じでやっております。
 それとブレンボキャリパーのスライドピンが固着しやすいので、そこもグリスアップです。
 あとは蓋を開けてみて、悪い箇所があればというパターンです。


 とはいえ10万km走ってるので…。
 各種マウントとクランクプーリーは交換かな?
 あと気になる箇所というと、左にコーナリングすると微妙にラインが膨らむんですよね…。
 (運転手のテクニック不足による可能性ありw)


 右側はタイロッドエンドを交換してないので、それかな?
 それともダブルアクシスの、ナックル部分なのか…。
 右前のバネは昨年交換したので、大丈夫だと思います。
 (いや、思いたい…)



 なんだかんだ理由を付けて楽観視してみても、そこは10万kmです。
 ということで、足回りのリフレッシュの選択肢をまとめてみました。
 (個人的な備忘録を兼ねてます)


 純正の足に対する不満としては…。
 ※リアのロールを減らしたい
 ※見た目があと10~20mmぐらい低いと嬉しい(笑)


 
 こんな感じです。
 リアのロールは、伸び側をもう少し抑えたいんですよね…。
 この伸びが安定感の要かもしれませんが、個人的には少し気になります。
 あと純正バネだと折れる可能性があるので、それも無くしたいところです。


 というわけで、まずはバネの選択肢です。


 

 アイバッハ PRO-KIT
品番:10-75-008-07-22(Ph2用)
\48,600
ダウン量:F/10~20 R/15~25mm
バネレート:F 4.59kgf/mm R 5.51kgf/mm(プログレッシブ)





 H&R スポーツスプリング
品番:29103-1(Ph2用?)
適合:RF4C(09/10~13/9)
\33,480
ダウン量:F/25~35 R/30~40mm
バネレート:不明



 日本で正規品として買えるのは、この2種類のようです。
 今は個人輸入も盛んなので、もし輸入するのであれば以下のようなバネもあります。




COOKSPORT ロワリングスプリング
F 30mmダウン
R 30mmダウン
(その他の詳細は不明)



 おそらく、あと数社から出てそうなんですが…。
 自分の英語力が乏しい為に、適合表を解読できませんでした(汗)
 (H&Rからは、もう1種類あるみたいです)


 次にダンパーの選択肢です。


 

 KONI SPOTショック
品番:F(8741-1533SPORT) \41,000(1本あたり)
:R(8041-1389SPORT) \23,500(1本あたり)
\129,000(4本セット)
※減衰力が伸び側のみ調整可



 このダンパーは、ノーマルバネorダウンサスに組み込むことを想定した製品だとか。
 ということでKONIからも、ダウンサスとセットになった製品があります。


SPORT KIT(ダンパー+ダウンスプリング)
品番:1140-1031
\154,0000
ダウン量:F30/R40mm
※減衰力が伸び側のみ調整可



 特に表記はありませんでしたが、見た感じバネはH&Rのバネっぽいですね…。
 ビルシュタインだとB12 Pro-kitみたいな感じですね。(これはアイバッハのバネ)
 純正バネは折れる可能性があるので、これを使うならダウンサスかな?



 次に車高調の選択肢です。




H&Rコイルオーバー(減衰力固定)
品番:29139-1
ダウン量:20~50mm
\259,200(Ph1のみ)



 これはPh1用と適合表にありました。
 おそらくですがアッパーマウントの大きさが、大きい方だけに付くんだと思います。
 なのでPh2でも大きいマウントの個体は付く(はず)です。


 

 KWバージョン1(減衰力固定)
\222,000
ダウン量:F20~50 R25~45mm
バネレート不明

KWバージョン3(減衰力は両方調整可)
\380,000
バネレート不明

KWクラブスポーツ(減衰力は両方調整可)
\432,000
バネレート不明



 バージョン1と3は同じバネレートとダウン量で、調整機構が付くとバージョン3になるようです。
 クラブスポーツはよりスポーツ走行向けで、バネレートも違うようです。
 あとクラブスポーツだと、オーバーホール可能です。


 

ビルシュタインB14(減衰力固定)
品番:47-239197
\200,000
ダウン量:F20~40 R20~40mm
バネレート:不明 (プログレッシブ)



 個人的に一番気になるのが、このB14です(笑)
 いつものお店の方も品質とか、アフターの環境も含めて一押しだとか。
 その気になればエナペタルの、E-12仕様にもアップグレード可能です。
 (直巻バネとか、減衰力調整にしたりとか出来ます)



 サクッと調べてみた感じは以上です。
 う~ん、どれがいいのかな~?
 サーキットをガンガン走るなら、10キロ以上欲しいところですが…。
 殆どが長距離移動と、お山を駆け回るぐらいです。


 アイバッハのバネと、KONIのショックの組み合わせとかどうなのかな?
 KONIのショックなら後からCリング加工とか、直巻バネ仕様にも変更可能なので、
 オーバーホールするタイミングで、作り替えるのも楽しそうです。
 って、作り替えるぐらいなら、最初からワンオフという選択肢もあるわけで…。
 しばらく考えたいと思います。


 バネとダンパーを交換するなら、アッパーマウントはもちろんのこと
 ロアアームとかダブルアクシスのナックルとかも全部交換してスッキリしたいなぁ…。
 

 
 おしまい



 
 おまけ


 

 モンテカルロで姿を見てからというもの、124スパイダーが頭を離れません(笑)
 このハードトップ姿が、非常にカッコイイと思います。


 

 ライトポッドが付くと、もっとカッコイイです。
 幌屋根と前席後ろの内装を取り外して、ハードトップを背負えば…。
 2シータークーペの完成? とか妄想してます。


 

 そういえば、S-FRってどうなったんですかね?
 1.5リッターNAで、7000回転ぐらい回るエンジンを積んでると嬉しいなぁ…。
 あとは1トンぐらいのボディに、130~150psぐらい欲しいところ。




 あとS1000も、出る出る詐欺みたいな様相に…。
 これぐらいのサイズ感の後輪駆動車は、出てほしいな~。
 次の候補に…ゲッホゲッホ


 

 MTを諦めれば、これもアリかと今は思ってます。
 フロントのデザインが、ハコフグなのが少しアレですけど。


 

 後期型にすれば、最近のBMW顔になります。
 118dにすれば、燃料代は半額になるんだろうな…。



 本当におしまい

Posted at 2017/02/19 01:33:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | ルーテシア メンテ | 日記
2017年02月12日 イイね!

その凹み、諦める前に…。



 どうもです。


 通販番組みたいな、ブログタイトルですみません(笑)
 そうやって宣伝したくなるような事があったので、こんなタイトルにしてみました。
 ということで、今回はそのお話しです。



 それでは、本題です。


 

 完全に私の不注意なんですが、車を少し凹ませてしまいました(汗)
 ルーフ部分に接着剤のキャップを置いていたのを忘れて、
 そのままリアハッチを開けてしまい…。


 リアハッチとボディの間で、キャップを挟んでしまいました。
 矢印のあたりに挟んでしまって、最初は何も傷が付いてないと安心してました。


 

 数日後に洗車をした際に見直したら、凹んでることが判明orz


 

 分かりにくかったので、丸で囲ってみました。
 微妙な凹みで、スルーしてもよかったんですが…。
 これから洗車の度にブルーになることを考えてしまい、何か打開策を模索。


 

 そうだ、リアスポイラーを付けちゃえば隠れるかな?
 と思ったものの、ここまで隠せるスポイラーは見つからず…。


 

 ebayで検索すること数日、なかなかピッタリの物は見つかりません。
 (これはデザインがちょっと…)


 

 正規輸入車だとリミテ・ヴァンタンに、リアスポが付いてました。
 そのスポイラーの中古も出品されてたんですが、思ったようなサイズじゃないという…。
 (関係ないけど、この4本出しマフラーが欲しいw)


 

 リアスポを諦めて板金するにしても、まぁそれなりの金額が掛かるわけで…。
 半ば諦めていたんですが、凹んだ箇所を見ていて思い付きました。


 これ、ハイマウントストップランプを外せば、デントリペアでいけるかも?




 ってことで、こうなりました(笑)
 過去に飛び石を修理してもらった業者さんに、再び出張修理をお願いしたのでした。
 飛び石だけじゃなく、デントリペアをしてるのも思い出したので。


 

 さすがプロなので、ものの数分で完成です。


 

 業者さんは、少し凹みが残ったということなんですが…。
 いやいや、全く分かりません♪


 TELして問い合わせた時に、最初は無理だと言われました。
 ハイマウントストップランプを外せば、裏側から手が入ると伝えたら…。
 それなら直せますとなって、修理をしていただきました。
 (事前にストップランプを自分で外して、裏側を確認してからTELしました)


 いろいろ聞いたところ、裏側から工具が届く部分なら直せるそうです。
 作業風景も見てましたが、裏側から押すだけじゃなくて表からも押すんですね…。
 鉄は伸びるので、それを表からも押して戻してるのかな?


 なにわともあれ、キレイに直って一安心です。
 凹んでも諦めずに、デントリペアならキレイに直るかも?というお話でした。
 これでドアパンチも怖くない(えっ?


 
 おしまい



 おまけ


 

 あっ、また点灯。
 動かしてない時間が長いと、点灯するのでバッテリーが弱ってるのかな…。


Posted at 2017/02/12 23:07:16 | コメント(8) | トラックバック(0) | ルーテシア トラブル | 日記
2017年02月06日 イイね!

ノートe-POWERに試乗した。



 どうもです。


 今日ルーテシアを動かそうと思ったら、エアバッグ警告灯が点きました。
 ステアリング交換しているので、そのキャンセラーだとは思うんですが…。
 しばらく走ってたら、いつの間にやら消えてました。
 それから一度も点灯してないので、かなり気まぐれな奴ですね(笑)



 それでは、本題です。


 

 今話題(?)の、ノートe-POWERに試乗しました。
 お世話になってるルノーディーラーの、横にある日産でもよかったんですが…。
 同じ系列の一番近いお店にお邪魔しました。


 

 日産のコンパクトカーは、ボディカラーが豊富でいいですね。
 名前も洒落ていて、このピンク色は「ナデシコピンク」という名前です。
 個人的には、オリーブグリーンが一押しです(笑)
 ってことで、車両の詳細をご紹介。


車両の紹介
 4100×1695×1520mm
 ホイールベース:2600mm
 トレッド前:1480mm/後:1485mm
 トレッド比:1.75
水冷直列3気筒DOHC+モーター
 排気量:1198cc
79ps(58kW)/5400rpm
10.5kg・m(103N・m)/3600-5200rpm
 前:ストラット/後:トーションビーム
  タイヤ:前後とも185/70R14(ブリジストン5250)
 車重:1210kg
FF(CVT)
 JOC08モード燃費:34km
車両価格:1,959,120円


モーターシステムの概要
 最高出力109ps
 最大トルク25.9kg.m
 総電圧292V
 補助バッテリーの容量1.5kWh
 (リーフの20分の1程度)


 ご存知かと思いますが、今回のノートe-POWERはモーターで走る車です。
 モーターを動かす電力は、車載された1.2Lエンジンで行います。
 それで発生した電力をバッテリーに一時的に貯めて、常に放出しながら走ります。
 難しく言うと、レンジエクステンダーシステムといいます(笑)


 TV CMなどを見ていると、世紀の発明のように見えますが…。
 これを最初に市販化された車は、シボレーボルトという車があります。
 アメリカのみの販売で、商業的にも成功したとはいえない車でした…(小声)


 最近ではBMWも採用してますが、こんな低価格で発売したのは日産が世界初でしょう。
 価格を下げられた理由としては、以下の事が考えられます。

 *リーフからの技術転用
 *車載するバッテリーを割り切ったサイズにしたこと
 *PHEV化を諦めた事
 *ガソリンモデルも併売すること


 ここらへんの理由で、200万円前後で売ることが可能なんだと思われます。
 ちなみに177万円の最安値グレードがありますが、あれはエアコンレスですw
 そのためカタログ燃費は、37.2kmと高水準ではありますが…。
 実用上には耐えられないもので、カタログの見栄えをよくするためだけのグレードですね。
 (こういうグレードは、どうかと思うけどな…)



 各部の紹介

 
 

 内装の質感は、ちょっと足りないかな…。
 ピアノブラックパネルとか、合皮とか使ってはいますけどね。


 

 メーターにタコメーターはありません。
 左端のモニターは、モーターの駆動状態です。
 右端のモニターは、エンジンとモーターの協調状態が表示されます。


 
 
 シフトはリーフと同じみたいで、使い方も同じでした。
 左下にあるボタンは、走行パターンを選択するボタンです。


 

 オプションの合皮シートです。
 見た目はキレイですが、座り心地は「まぁ、普通」って感じ。
 個人的には標準の、合皮とファブリックのコンビシートがいいと思います。


 

 リアシートは、かなり広いです。(前後方向に)
 この広さはクラスを超えた部分だと思います。


 

 バッテリーは、前席の床下に搭載されます。


 

 そのためトランクスペースは、ガソリンモデルと同じです。
 リアシートの広さとトランクスペースは、クラス随一だと思います。


 

 車載用品を動かすためのバッテリーは、トランクに移動してました。
 ここにバッテリーがあるので、スペアタイヤレスとなります。
 (密閉式バッテリーなので、そのまま室内に直置きしてました)




 装着されるタイヤは、普通のタイヤになりました。
 2代目ノートとして最初にデビューしたときは、軒並みエコタイヤを履いてました。
 そのためタイヤに頼りなさを感じましたが、このタイヤなら大丈夫そうです。


 
 走ってみると…


 

 エンジンルームは、こんな感じです。
 左側が発電用のエンジンで、右側がインバーターです。
 その真下に駆動用のモーターがあるのかな?


 ハンドル左下にあるスタートボタンを押して、シフトでDを選択すれば準備OKです。
 あとはブレーキから足を離せば、クリープ現象が作ってあるのでスルスルと動き出します。
 そこからアクセルを踏み込んでいくと、シューンと非常にスムーズに速度が伸びます。


 この速度が伸びていく様は、電気自動車そのままです。
 非常にスムーズで、何もショックなど感じません。
 60kmぐらいまでなら、強力なダッシュ力を見せてくれます。


 アクセル開度に合わせた、モーターの動きも違和感が全くありません。
 完全電子制御ですが、人間の意志に反する部分が無いですね。
 ある一定の開度や、特定の開度域だけ加速率が変わるとかしない走りです。


 

 さすがリーフの技術というところなんですが、この車はエンジンで発電してます。
 ですので常に、エンジンの存在も意識させられます。
 まずスタートボタンを押すと、エンジンもほぼ同時に始動します。


 これはバッテリー容量が少ないので、常に充電していたいからだと思われます。
 仮にエアコンがONの場合は、間違いなくエンジンも同時にスタートします。
 ここらへんはバッテリー容量を、割り切った弊害ですかね…(汗)


 またこの時のエンジン回転数は、2000~2500回転前後って感じです。
 そのため停車中は、意外とエンジンの存在が目立ちます。
 普通のガソリン車がアイドリングしているより、少し騒がしい印象です。


 とはいえ走り出してしまえば、この音・振動はロードノイズで掻き消されていきます。
 そのため走行中の方が、エンジンの存在感が減っていきます。
 ただ完全に黒子のようになるかといえば、そこまでの静かさはありません(汗)
日産は遮音に力を入れてはいるみたいですが、エンジンの存在感はあります。
一つ上のグレードはさらに遮音したそうですが、正直変わりません(笑)
(乗り比べてはみた)


 もちろん走行中にバッテリー残量に余裕があれば、エンジンは自動停止します。
 そして残量不足になったら、自動的にエンジンが再始動します。
 このエンジンが動いている割合は、走行中の半分ぐらいでしょうか?
 走り方に左右される部分ですが、街乗り+バイパスではこれぐらいの割合でした。


 あとこの車は、エアコンの動力を完全に電動化しています。
 そのため走行中にエンジンが停止しても、バッテリーの電力で動いてくれます。
 ただ暖房を使用している時と、車が停止中はエンジンの稼働率が上がります。
 (暖房は冷却水の温度を上げたいのと、停止中は回生ブレーキが使えないため)


  

 ここまでモーターでの走りの印象と、エンジンの存在に対する印象だったんですが…。
 総合的に走りをまとめてみると、非常にスムーズでよく出来た走りだと思います。
 モーターによる伸びやかな走りや、速度管理のしやすさはガソリン車に無い美点です。
 一度でもハイブリッドカーに乗ったことある方なら、違和感なく馴染める車ですね。


 エンジンの存在感もある程度はありますが…
全体的に見れば邪魔にならない程度の、存在感に抑えられています。
今回のエンジンはガソリンモデルと、ほぼ同じエンジンです。
もっと静かにした専用エンジンにすれば、車の質感も一段上がりそうです。




そんな車ではないですが、運転を楽しむ乗り物として見てみると…。
そこは普通のガソリンモデルと何も変わってない、平凡な乗り物です(笑)
エンジンの稼働状況と速度の伸びにズレはありますし、コーナリング的にも…
何か突出して良いわけでもなく、悪いわけでもない車です。
(エコタイヤじゃなく普通のタイヤになったので、その部分では良くはなってます)


車は移動するための道具としてみれば悪くない走りですが、
運転を楽しむ目線で見ると積極的に選ぶ部分は少ないかと?
そういう趣向には、ニスモ仕様ですね。
e-POWERにもボディに手を入れて、ニスモを出してくるとは流石です。


これなら運転を楽しむという趣向にも、答えられると思います。
ノートニスモSの楽しさを知ってる人間としては、コッチが非常に気になりますw
(ニスモ仕様じゃなくても、最上級のメダリストもニスモと同じボディらしいです)




あと気になったところとしては、このモニターです。
リアガラスにあるカメラ映像を、ルームミラーに表示させることが可能です。
雨の日やトランクに荷物を満載した時などに、有効かとは思いますが…。


そうでもない部分も、存在するシステムです。
まず通常のルームミラーより、死角がかなり増えます。
理由としてはカメラ位置が考えられます。


カメラがハイマウントストップランプの、左側(後ろから見て)にあるからです。
その位置から撮った映像で、運転席からセンターに見える部分だけをモニターに表示します。
ですの普段ルームミラーで見てる範囲より、2mぐらい後ろの範囲を見てる感じです。
(広角レンズで撮った映像を、部分的に切り取ってモニターに表示してるようです)


そのため斜め右方向に対して、死角がかなり多いので…。
モニターだけを信じて走ると、ちょっと危ない場面もありそうです(汗)
通常のルームミラーでも死角に車1台ぐらい入るかと思いますが、さらに入りやすいです。




また表示を切り替えれば、アラウンドビューモニターも表示可能です。
バックで駐車する場面では、助かる部分もありそうです。


あと、これは人による部分かもしれませんが…。
運転中に前方を見てる状態からモニターを見ると、目のピント調節が少し辛いです。
かなり手前にモニターがあるので、目のオートフォーカスが大変でしたw


そんな時には、モニターの映像を消して通常のミラーとしても使えます。
ただ写る視界のクリアさとしては、何もない普通のミラーより劣ります。
さらに言うとモニターに映像を表示している時も、ミラーで写したものが少し透けて見えます。
特に後方から強い光が入ると、この傾向は強まります(汗)
(モニターの奥に、通常のミラーが取り付けられてるようです)


あ、あと、ワンペダルドライブというシステムが付いてます。
これは走行モードが「ECO」、もしくは「S」の時に使えるシステムです。
アクセルペダル一つで、加速と減速をコントロールできるようになります。


まずブレーキを踏んで停車した状態の時に、ワンペダルドライブを作動させます。
作動させたらブレーキから足を離しても、車は前に進みません。
発進させるにはアクセルを踏まないと、発進することはありません。


それでアクセルを踏んで発進させて、速度を乗せていくんですが…。
先の信号が赤の場合は、アクセルペダルを戻すに連れて自動的にブレーキが掛かります。
ペダルを戻す量に対して、ブレーキも強くなっていきます。


最終的にはペダルを完全に戻して、停車までしてくれます。
この停車する瞬間のGの逃がし方が、非常に上手いです。
カックンブレーキには一切ならず、フワッと停まります。


そして再発進する時は、アクセルをそのまま踏めばOKです。
ただ緊急時には人間がブレーキを踏む必要があります。
急な割り込み、飛び出しには、ペダルを戻して発生するブレーキでは足りませんので…。


ちょっと慣れは必要ですが、目新しい仕組みだとは思います。
既存の運転方法とは異質なものなので、どう選択するのか難しいところですね…。
一番怖いのが他の車に乗って、ブレーキを踏むことを忘れることですね(汗)



なんだかんだと御託を並べましたが、よく考えられた車という印象です。
限られたリソースを活用して、スムーズな走りと燃費を両立していますからね。
ハイブリッドカーに食傷気味な今なら、新しく存在感を示せると思います。


200万円代で何がオススメかと聞かれたら、私はこの車がイチオシですね。
将来このシステムが他車種にも展開されると思います。
そこで専用エンジンなどを用意すれば、さらに質感の上がった車になりそうです。



おしまい




あっ、運転を楽しむ乗り物として、200万円代を考えると…。
スイフトスポーツが、イチオシに変わります(笑)
ノートニスモSも捨てがたいですけどね。

Posted at 2017/02/06 00:53:33 | コメント(10) | トラックバック(0) | 試乗した | 日記

プロフィール

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
何シテル?   01/01 13:51
タイヤが4つ付いてる物を見るとと、それだけで興味が湧く人間です。 MT車原理主義でもなければ、フランス車偏愛でもありません。 4輪を綺麗に設置させる...

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[プジョー 106] 間欠調整ワイパーリレー流用 
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2023/11/20 14:00:02
[ルノー トゥインゴ]CUSCO LSD type-RS 
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2023/10/28 09:31:07
足立ナンバーで行くマイカー韓国ドライブ 【後編】 
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2023/04/06 11:23:13

愛車一覧

ルノー ルーテシア ルノー・スポール ヒキシルバー(濃いめ) (ルノー ルーテシア ルノー・スポール)
207で19.5万キロ乗って分かったのは、自分にとって車とは「自由の翼」という存在でした ...
日産 デイズ ヒキシルバーサブ (日産 デイズ)
 ルーテシアが20万kmを超えたぐらいから、「もう1台あった方がルーテシアを温存できて、 ...
プジョー 207 (ハッチバック) ヒキシルバー (プジョー 207 (ハッチバック))
206で、約4万キロを走行し… タイヤやクラッチにロアアーム等々、要交換部品が多発。 費 ...
プジョー 206 (ハッチバック) プジョー 206 (ハッチバック)
初めての愛車です。身近に乗っている人がいて、ずーっと気になってはいました。 いざ買う時期 ...
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