2018年10月19日のブログ『エンジンの理想的な潤滑と軸受け等の保護に用いた添加剤について』で、エンジンカットから停止までの時間計測により内部のベアリングやギアなどに拘束が起きていないか確認することについて述べました。
その際、秒針を見たり或いはストップウォッチ機能で時間を計ると思いますが、航空機用時計であるCLOCK,AIRCRAFT MECHANICAL TYPE A-13Aでは専用のノブを押すことによりストップウォッチ機能が作動して時間を計ることが出来ます。
以下は、過去記事TYPE A-13Aからの抜粋と一部加筆です。
航空機用時計です。
CLOCK,AIRCRAFT MECHANICAL TYPE A-13A WALTHAM WATCH CO.
左下のノブがリューズでゼンマイのセットと引いて時刻合わせを行います。
右上のノブはストップウォッチ用で一回押すとゼロ位置に戻り、もう一度押すとストップウォッチが作動します。下の写真で、私の左膝の上あたりに見えるのが同じタイプの時計です。エンジン停止時に、タービン回転計の指針がゼロになる時間を計測します。規定時間より短ければ、エンジン内部ベアリング損傷が疑われ点検されます。
上の写真は米空軍所属の双発エンジンヘリコプターUH-1Nヘリコプターの操縦席です。
下の写真は横田基地友好祭で撮影しました。
Posted at 2018/11/22 22:41:24 | |
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