1991年に新車で購入したGSX-R1100。最初の一年で北海道ツーリング等で1万キロを走破したが、残り20年で1万5千キロ。結婚を機にあまり乗れなくなったがGSX-R1100への思いは強く手放さなかった。しかし、一時期はバッテリーは上がり、タイヤはパンクし実質不動の時期も少なからずあった。とりあえずは22年目を節目に多少の費用をかけて整備を行った。(金額は概算)
1.タコメーター交換(中古部品と交換)\20,000
タコメーターがほとんど動作しなくなった。6000回転ぐらい回しても500回転ぐらいしか、針が動かない。ネットで調べてみたら、どうも機械的な不具合ではなく、メーター内の半導体の故障のようだった。この半導体単体での入手は難しく、面倒なのでメーターアッセー毎中古部品を入手して、タコメーターのみ交換した。
2.左ミラー交換(中古部品と交換)\2,000
左ミラーは破損していなかったが、ミラーの裏のメッキが経年変化により、風呂場の古い鏡の様にミラーの下20% ぐらいがはげている状態だった。これも中古部品を入手して交換。
3.タイヤ交換\50,000
後ろのタイヤはエアバルブが劣化して、空気が抜けパンク状態だった。タイヤも前タイヤが8年、後ろタイヤは12年?ぐらい交換していなかった。前後タイヤと前後エアバルブを新品に交換。
4.各オイル類交換\15,000
エンジンオイル(WAKOS 4CT)、前後のブレーキオイル、クラッチオイルを交換
5.点火系交換\10,000
車検を機にエンジン不調となったので、その対策として全スパークプラグを新品に交換。点火コイル及びコードを中古部品と交換した。但し、この交換作業により不調のエンジンは少しはよくなったが、完全回復には至らなかった。
6.燃料系フィルター、ホース類の交換(車検時)
どうも、想像するに この作業で水か異物がキャブに回って、エンジンが不調になったようだ。
7.キャブレーター系\20,000
エンジン不調の為、キャブのオーバーホールも考えたが、その間のつなぎとして中古のキャブレーターを入手した。結局、エンジン不調は10キロ位走行で中、高速域の不調が改善、各キャブレーターのドレインを外し、キャブ内部のガソリンを抜いたり、80キロほど走行したら、エンジンは完全に完調回復となった。多分、燃料フィルター交換作業で水か異物がキャブに回って、エンジンが不調になっていたようだ。
8.前後サスのインナーチューブの錆防止\6,000
前後サスのインナーチューブの錆を防止する為に潤滑油と歯ブラシ等で入念に磨いた。特に後ろサスのインナーチューブは若干錆が浮いていた。作業によりこれ以上、錆の振興は防止出来たと思うが、今後オイル漏れがあることも考え中古のリアサスを入手したが、とりあえずは交換作業は行わなかった。
(本当はオーリンズとか新品に交換したいのだが。。)
9.燃料タンク設置用ネジのスペーサー\300
バイク屋に車検の整備をお願いして戻ってきたら.燃料タンク設置用ネジのゴムのスペーサーが取り付け忘れられていた。ホームセンターで家具用のゴム足がサイズ的にぴったりだったので、それを装着、タンクのぐらつきは解消した。
10.その他
チェーン清掃・注油、洗車、ワックスがけ、その他細かい整備、ついでに20年ぶりにヘルメット(\3万)を新調した。
上記作業により、車検も含めて20万円ほど費用をかけてエンジン絶好調、何年かぶりにまともにツーリングに行ける状態にGSX-R1100は復帰した。うれしいっす。安全?運転でGO!! こいつは一生の相棒である。
Posted at 2013/10/14 15:51:13 | |
トラックバック(0) | クルマ