アルピニストのブログ一覧

コンビニで見かけて思わず買ってしまいました。

個人的に欲しいとか、仕事で使っているという訳ではなく。
実は若かりし頃、コイツのフルチェンジのモデル開発にドップリ浸かり切っていた時期があり、その二世代後のモデルが登場との事で気になってしまいまして。
当時はバブル全盛から末期、安月給にサービス残業サービス休出は当たり前。浮かれきった世間とは隔絶された状態で遊びたい盛りの貴重な時期をコイツに捧げました。

この頃はこの会社も絶好調でした。ユーミンのミラージュからギャランにディアマンテ、デリカにパジェロとヒット作を連発し、グループ企業重役御用達のデボネア、ランエボ、GTO、FTOと遊び車まで。
ホンダを軽く引き離し、日産を抜きトヨタに次ぐ国内2位の座も間近とまで言われ、トラック・バス部門ではイスズと世界シェアNo.1を争っていました。
バブル崩壊の影響が他社から遅れてこの会社にも訪れた頃私は退社したのですが、その後例の不祥事発覚、以前の隆盛など見る影も無い凋落ぶりは皆様も知る事と思います。
大量の技術者が同業他社に引き抜かれて、自動車メーカーとして存続しているのが不思議な程。
今ではトラック・バス部門は分社化され、ミツビシグループからも見放され、ダイムラーの傘下に・・・

さて、この車。当時からは随分変わったようです。エンジンは他社製3Lディーゼルターボに一本化。
ミッションはトラック世界初のデュアルクラッチ式2ペダルミッションを自社開発。
このクラスは素人ドライバーも多いので、パーキングレンジやクリープが必要と開発したらしいが、だったら従来のトルコンATでもいいような？　他社製エンジン搭載の屈辱を、このミッションやブレンボブレーキ採用（!?）で晴らしているように見えます。



今となっては義理も未練も何にも無いが、一言、言いたい。

　　　　「みつびし、がんばれ！」

お久しぶりでございます。
先月中旬から、長年入院生活であった父親の急変、そして死去、葬儀と慌ただしく、ネットから遠ざかっていました。
少し落ち着いたこの日曜日、母親を連れて墓地や仏壇仏具を検討しに出掛けました。

我家は家族揃って非宗教派なのですが、熊本の父親方本家では「浄土真宗西本願寺派」。
葬儀をお願いしたその宗派の住職に相談したところ、細かい様式は気にしなくてもよいが、阿弥陀如来様の掛け軸は京都の西本願寺か築地本願寺で正式な物を購入しなさいとの事で築地本願寺へ。
ありがたい掛け軸を購入後、「上野・浅草仏壇神具通り」の仏壇屋へ。
「浄土真宗西本願寺派」正式様式である豪華絢爛金ピカ仏壇を購入しそうな母を制止し、シックで落ち着いた仏壇と最低限の仏具を購入。

一生に一度あるかないかの事なので大変勉強になりました。
また、霊園・築地本願寺・仏壇屋の全てで強硬に値切り倒す母親にも圧倒された一日でした。