4月頭に引越をしました。
物心つく前には数回していたのですが、記憶に残っている中では初の引越。
恥ずかしながら初の一人暮らしです。
就職したら引っ越そうとは思っていたのですが、
通勤環境に恵まれすぎたり、
駐車場環境(物も置けて整備もできるガレージ)に恵まれすぎたりで、
ズルズルと実家暮らしをしていました。
家にもそれなりの金額を入れていましたし、
家事もおこなっていたので、それでもいいと思っていたのですが、
やはりぬるま湯に浸かっているのではないか、と。
昨年の地震以来、「自分には世の中を生き延びる力はあるのか?」という葛藤が悶々とありました。
家具類は無いので引越はレンタカーを借りて自分でおこないました。
営業車としてよく見るサクシード(プロボックス)です。
積載量が凄いです。
リアサスが沈んで上向きながらもしっかり走ってくれました。
満載時の高速道路合流では、加速車線をフルにつかっても80km/hまでしか到達しなかったのにはちょっと焦りましたが。
一通り荷物を運んで最後の荷物はRX-7でした。
引越では全く役に立ちませんでしたが、これを置いていく訳にはいきません。
RX-7の輸送はもちろん高速道路で自走です。
地元のICはそれまでなら必ず数時間後、数日後にはそこに戻って来るICなのに、今回は片道での利用です。
二度と帰って来ることが無い、という訳はないのですが、
30年以上暮らした街から出て行く瞬間、地元ICを通過する瞬間はさすがに来るものがありました。
そんな時でもRX-7は普段と変わらずタイトな運転席に心地良い音を響かせていました。
車好きでよかった。
今まで仕事でも遊びでも訪れた事の無い街への引越でしたが、RX-7が一緒にいてくれるから寂しい思いはしないで済みそうです。
※画像はレンタルしたサクシードのもの。
走行距離わずか30kmほどのほぼ新車でしたが、
まさか21世紀になってハンドパワーウィンドウの新車があるとは。
以前乗っていた昭和車スカイラインRSですらパワーウィンドウだったのに。
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Posted at
2012/04/30 21:34:25