2012年07月14日
高齢者の運転免許更新について
少し前の事なのですが、
最近も高齢者の運転による事故が多く、
また気になっていた事なのでやはり書いてみます。
少し前に引越しました。
引越すると運転免許証についても住所変更の手続きが必要です。
転居先最寄りの警察署で手続きをおこないます。
4月某日、警察署に手続きをおこないに行きました。
警察署では通常の運転免許証更新手続きもおこなっているので、それらの方々に混じっての手続きです。
変更手続きの待ち時間に他の方々の更新手続きを眺めていましたが、
ちょっと、いやかなり気になる高齢者(60〜70歳程)の方がいました。
運転免許証の更新では視力検査をおこない、自動車を運転する視力(能力)があるかを確認しています。
動体視力の検査で、輪っかが近づいてきて、あるタイミングでスイッチを押す検査です。
この高齢者の方はそれに引っ掛かってしまったようです。
ここからのやり取りには驚愕しました。
視力検査担当の警察の方はその高齢者に対し、
「もう一回やってみましょ」と。
うん、それくらいならまだ不思議には思いません。
しかし、この高齢者の方は何度やっても合格しません。
そのたびに検査担当の警察官は、
「もうちょっと早くね」とタイミングのヒントを与えます。
しかし、それでも駄目で、20回以上数十回でも不合格&警察官のアドバイスが繰り返されます。
なんでそこまで繰り替えしてまで合格させようとするのか?
検査で不合格を繰り返すということは、
「視力」なり「判断力」なり、運転するための能力が基準に達していないという事です。
そういった能力が基準に満たない人をふるい落とし、公道上の安全を護るのが運転免許制度であり、更新時の検査のはずです。
結局、この高齢者は奥の別室に連れて行かれ、
別の機械を使って合格していました。
検査用の機械のせいにされた訳です。
しかし、そんなハズはありません。
他の更新者は同じ機械をつかって皆、一発で合格していましたから。
高齢者が運転する事自体は結構な事ですし、否定する気はありません。
仕事で必要とする方、生活の為に必要とする方がいるでしょう。
しかし、高齢者に限らず能力に満たない人が運転する事には反対します。
今回、この警察の対応により、運転能力を満たさない人が運転免許証を更新し、公道に放たれてしまいました。
目撃した高齢者はもしかしたら仕事で運転免許証が必要な方だったのかもしれません。
運転免許証がないと仕事にならない、生きていけないのかもと。
しかし、その為に他者の生命が危険にさらされる事になります。
運転をするとき、自分自身が安全運転を心がけることはもちろんですが、
『自分の周囲で運転をしている人が、運転能力を満たしていないかもしれない』という残念な事も想定し、より安全や危険回避を考慮していかないとならないようです。
ったく、埼玉県せんべい警察署はありえないよ。
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Posted at
2012/07/14 23:21:59
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