さて、今年もあと1日半くらいになっちゃいましたね。今年日本で発売されたクルマを選ぶ「わたしの五選 2011年カー・オブ・ザ・イヤー」に投票してみました。
ルールとしては、ノミネート車から5台を選び、25点を配点します。そして1台には10点を入れて、あとの4台に残り15点を振り分けるというものです。
また、ノミネート車は、「日産リーフ」「三菱ミニキャブMiEV」「トヨタ・カムリ」「ルノー・ウィンド」「トヨタ・アベンシス」「BMW・X1ツインパワー」「スズキ・スイフトスポーツ」「トヨタ・ダイナ」「シトロエンDS4」「マツダ・デミオスカイアクティブ」となります。
…という事で、これが私のチョイスした結果です。
日産リーフ 10点
このクルマ、やはり量産でしかも専用ボディを持つEVという事での評価です。日本カー・オブ・ザ・イヤーでもこのクルマがイヤーカーになりましたが、選出された理由もなんとなく分かる気がします。
トヨタ・カムリ 6点
カムリは1980年から続く老舗ブランドですが、日本で売れていた頃は良かったものの、海外仕様でメジャーになり、日本とは違うボディ(3ナンバー化)を持つ様になってからは日本とは離れてしまってきたんじゃないかなあって感じもします。日本でいう「セプター」の頃ですね。メジャーリーグに移籍した日本人野球選手みたいなものです。
また、日本仕様を「カムリ・グラシア」→「カムリ」へと変更した世代からはそれが顕著になった気もしました。「カムリ、オワタ…」と感じた人も多かったでしょうね。
それから、V50系ビスタのデビューと同時にフェードアウトした5ナンバーのカムリ(V40系)の代わりにカローラ店扱いでナディアをデビューさせましたが、ミニバンスタイルの為、カムリの代打とはなりませんでした。こういうセダンを買う人は保守派が多いですしね…
しかし、それでも日本市場からは撤退せず、新型でもハイブリッドという飛び道具を使いながらも生き延びようとするのは評価に値するのではないかなと思います。今の所は案外街中で見かけますが、これで日本でコケたら(日本で)次は無いでしょうね。
スズキ・スイフトスポーツ 4点
3代目となったスイスポですが、VWと提携した事でDSGとかTSIといった技術を盛り込んでくるのかなあとは想像しつつも、結局VWとの縁談が破談になってしまい、このクルマ自体もそれらの技術を盛り込むには間に合わなかったという事で従来のテンロクをブラッシュアップさせ、6速MTとCVTを新採用するという方向になりました。
しかし、今は少なくなってしまったホットハッチの市場を諦めていないのは好感が持てると思います。
マツダ・デミオスカイアクティブ 3点
HVやEVが「エコカー」としてもてはやされる中、ミラ・イースと共に「第三のエコカー」として輝いているのが評価出来ますね。非HVもまだまだ出来る事があるんですね。
トヨタ・アベンシス 2点
実は現行モデルにまだ乗っていないんですが、先代モデルは日本車(厳密にはヨーロッパ車)としては質の高い足回りを持ったモデルでした。ただエンジンやトランスミッションのチューンはイマイチでしたが…
しかし今度のモデルは先代で不評だったD-4エンジンをやめ、バルブマチックエンジンに換装、トランスミッションも4速AT→CVTに換装してネガを潰したのが評価出来るかと思います。
…といった結果でしたが、如何でしょうか?
そういえば輸入車が全然入っていませんが、ウィンドやDS4に入れたかったものの、上記の車種と比べるとやや訴求ポイントが足りないかなあと思いました。どれもいいクルマではあるんですけどね…
(この記事は、
第5回 わたしの五選 ~2011年カーオブザイヤー~について書いています。)
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Posted at
2011/12/30 08:45:36