フェラーリは5日に開幕したジュネーブショーで、新型スポーツカーを世界初公開しました。
エンツォ・フェラーリの後継モデルは、これまで噂レベルではF150やF70などと呼ばれてきましたが、車名は最終的にフェラーリならではのエレガンスを表現した、"ラ・フェラーリ"に決まったそうです。
ラ・フェラーリは、F40やF50、エンツォの流れをくむスペシャルモデル。パワーユニットは、6.3リッターV12(800ps)にモーター(163ps)を組み合わせたHY-KERS(ハイブリッド)システムを搭載し、F1デュアルクラッチギアボックスを介して、最高出力963ps、最大トルク900Nm以上を発生するといわれ、0-100km/h加速は3秒未満、最高速度は350km/h以上と公表されました。
シャシーには、4種類以上のカーボンファイバーを手作業でラミネートし、オートクレーブを用いて硬化・製造するF1カー譲りの生産手法が採られ、これによって軽量化とともに、捻り剛性とビーム剛性が強化されています。
ボディサイズは、全長4702mm×全幅1992mm×全高1116mm。前後重量配分は41:59とされました。
フィオラーノ・サーキットでのラップタイムは、エンツォ・フェラーリより5秒速く、またF12ベルリネッタより3秒以上速い1分20秒以下と謳われています。開発には、スクーデリア・フェラーリのドライバー、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの意見が反映されているそうです。
…という事で、スペシャルフェラーリの最新作がついに発表されましたね~
その流れを見ると…
・F40(1987)
・F50(1995)
・エンツォ(2002)
元々、F40は「フェラーリ創業40周年を記念したモデル」という意味で作られたクルマで、F50は1995年に発表された為、「50周年になってないじゃん!!」ってツッコミを入れようかと思ったら、「50周年に当たる1997年に生産を終える」という意味だそうで… なんかアバウト…(苦笑)
その為か、それから更に10年経っていない2002年に発表されたクルマはその名も「エンツォ」…
そして「ラ・フェラーリ」ですか~? なんかネーミングにはスゴ味は無いですね。963PSは確かにスゴいパワーではありますが…
それにホットウィールっぽいデザイン…orz
でも、ハイブリッドを用いるなど、F40の3.0V8ツインターボと比べ(それ以降のモデルはV12NAエンジン)、野性味を抑えながらも異次元の走りを目指したクルマになっている事でしょう。やはりフェラーリも生き残る為にはハイブリッド化も必須条件となったのかもしれませんね。
Posted at 2013/03/05 20:46:57 | |
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フェラーリ | 日記