「紅葉というよりも、枯れ葉みたいでカッコ悪い!!」と大ブーイングのもみじマークの変更案が17日、発表されました。
これは現行デザインを含む5案から今秋までには決定されるそうです。
新しく提案された4案については、2009年11月~2010年1月にかけて募集されたもので、全部で14573点の中から4案に絞られたものです。
ちなみにもみじマークは、以前は義務で付けなければならなかった事もありましたが、現在は
70歳以上は「努力義務」というカタチで落ち着いています。
また、もみじマークについては、そのまますぐに廃止されるのでは無く、当面は併用というカタチをとるとの事です。
…70代のドライバーであり、自動車評論家として有名な三本和彦氏の著書を見ると、もみじマークについて書かれてあり、
「私は何人もの警察官に聞きましたよ。このマークを付ける利点は何ですか?と。
ある警察官の答えは、もみじマークを付けたクルマの前に割り込んだりすれば
とがめるというものでした。
そこで、『とがめるとはどういう事なの?無理な割り込みとかは誰が判断するの?付けてる付けてないはいつでもわかるけれど、無理な割り込みをされたり、後ろから追い立てられるというのは一瞬でしょ?そんな時に判定する人がいなければ公平とは言えない。仮に判定する人がいたとして、もみじマークにを付けたドライバーにはどういう得があるんですか?』
と聞くと、警察官はみんな下を向きながら、
『法律でそう決まっているんですから、守って下さいよ~』
みたいな事を言うだけ。
結局、もみじドライバーにとって、いい事は何も無いみたいです。」
という事が書かれていました。確かに我々ももみじマークのクルマを見ると、「もみじマークを付けているからか、ノロノロと遅いな~」とか思う事もありますね。
そう言われるとマイナスイメージばかりが付いてしまっています。
しかし、高齢ドライバーが増えているのも事実で、例えば高速道路の逆走による事故、それからAT車でアクセルとブレーキを間違えた為のコンビニやスーパーの店頭に突っ込む事故など、後を絶ちません。
ですが、もみじマークを付けた所でこうした事故が減る訳じゃないし、高齢者をこうした事故から防ぐのはやはり家族か、地域社会の責任だと言えるでしょう。
Posted at 2010/06/17 18:45:34 | |
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