スズキMRワゴンに、女性を意識したシリーズ「Wit」が追加されました。
「MRワゴン Wit」は、目力を感じさせる専用ヘッドランプや表情を引き締めるメッキ加飾付フロントグリルなどを採用し、インテリアはアイボリーとブラウンの2トーンを基調とし、レザー調の専用シート表皮等を採用した上質感あふれる室内空間としました。
また、「MRワゴン」を一部改良して、シリーズ全機種にスズキ独自の減速エネルギー回生機構「エネチャージ」、「新アイドリングストップシステム」、「エコクール」などの低燃費化技術を採用しました。
この結果、NAエンジン搭載の2WD車は軽ワゴンNo.1の低燃費30.0km/リッターを達成し、ターボ車も軽ワゴンターボ車No.1の低燃費27.0km/リッターを達成し、全機種をエコカー減税の免税対象車となりました。
「MRワゴン Wit」のメーカー希望小売価格は、129万450円(LS 2WD タッチパネルオーディオ未装着車)~160万5450円(TS 4WD タッチパネルオーディオ装着車)です。
…先代でも途中でMRワゴンに追加された「Wit」が現行モデルに追加されましたね~
ただこの本家MRワゴンよりも、OEMである日産モコの方が売れているのが気になります。
日産は三菱とタッグを組んでMNKVをスタートさせましたし、(これまではパレットのOEMであった)次の世代のルークスも三菱との合作になるし…
また、MRワゴン自体が初代からモコの兄弟車であったから、日産が三菱との関係を深めていく中では存在感が希薄になっていくと思います。モコの方が売れているからには「モコありき」なMRワゴンになってしまっている感じもします。
それにMRワゴン、「MR」のネーミングが表している通り、本来はミッドシップになるハズだったんですよね… 「MR」の名前も「ミッドシップ・リヤドライブ」から「マジカル・リラックス」という苦しいものに…
初代モデルでは特徴的なワンモーションフォルムで(コストの関係で)FFになったガッカリ感が払拭出来ましたが、2代目、3代目と代を重ねるにしたがい、存在自体が危うくなってきている感じもしますね。
そう思うと今回のWit追加を見ると、ブルーになってしまいます。
でもこれだけ矢継ぎ早に登場しすぎた軽のハイトワゴン、そろそろ淘汰する時期だと思います。その分、スポーツ軽を登場させて欲しいものです。
Posted at 2013/07/16 20:18:35 | |
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スズキ車 | 日記