びーちのブログ一覧

先日、最近の若者と題して、最近の我が社の社員から窺えたクルマ離れの実態のブログを記しました。

そんな中、本社での会議が終了後、今年の新人を紹介された、その中の一人に新卒では無く、中途採用のＢ君が居り、懇親会で話す中、
周りから「Ｂは、ルーレット族で、車短に乗っていて、夜な夜な出没している」
Ｂ「ルーレット族は、今は、していません」
私「昔はしていたんだ」
Ｂ「恥ずかしながら」
周「走る度に揺れるクルマに乗っているらしい」
Ｂ｢サスペンションは固めていますが普通に走れます｣
私｢フェンダーとタイヤが擦っていたりして（笑）」
Ｂ「其所は少し戻しました」
私「乗っているクルマは？」

Ｂ「シルビアです」
私「Ｓ１３なら渋いね・・」
Ｂ「Ｓ１４です」
周「カタツムリを変えているらしいよ」
Ｂ「ＨＫＳに・・・ロムも少し」
周「今時いないよこんなやつ」

会議にでていたのが私とほぼ同じ年代のため、昔はクルマ命の連中なのでこのような会話に
この会話、Ｂ君と同期入社の人には判らなかっただろうなぁ（笑）



※写真のシルビアは勿論Ｂのではありません

父の日の今日は、野球観戦
交流戦最終戦でもあり父子連れが多くいました

試合は、地元チームが昨日のリベンジで勝ち、前回観戦の時と同じ投手でしたが勝って良かったです。
４番もホームランを打つなど快勝でした
ストレス解消を兼ねてきているのに応援するチームが負ける試合の観戦ほどストレスが逆に溜まってしまって・・・

今日は良かったです

今日は世界的に父の日で、起こりは、「1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド（Sonora Smart Dodd）が、彼女を男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である、6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。」と物の本に

父の日を機に親父と義父のことを思うと、二人共が同じ年に同じ病気で亡くなったことに驚いてしまう。特に親父はその兆候も無くだったので・・・



二人とも戦前生まれで、働き出してからは日本の高度成長を支えた戦士だったと思う、故に高度成長の基幹産業商品のクルマ、カメラ、電化製品には二人とも関心があり、特にクルマには二人とも思うことがあったと思われます。
親父は免許を取れる年代で直ぐに二輪、オート三輪と免許を取り、何故か大型二種の免許も持っていた、親父の自慢は、俺はバスも運転できるというのと、一度も教習所に通ったことが無い一発勝負（試験場が教習所代わりだったようだが・・）で取った。
実際のクルマは、多分乗用車が欲しかったと思うが、貧乏な我家は、なかなか買えず、当時親父が勤めていた会社（個人商店）の看板付商用車両であった。

そしてようやく手に入れたクルマが中古のカローラバンで、今思えばワンボックス、ワゴンがこれだけ多く走っているので違和感が無いが、私の子供の頃は、バン＝商用車のイメージがあり、トラウマのように便利であるがワンボックス、ワゴンがあまり好きになれないのは子供の頃のイメージだと思う。
本当は、親父もスポーツカーに乗りたかったのだと思うその証拠に、子供の頃東京モーターショーや自動車雑誌があったのを覚えている。

義父もクルマ好きで、我家の金融大臣の話では、東京モーターショーへはよく連れて行かれたと、もっとも義父のクルマ好きは、私にも判るくらい明快で、私が乗っていたクルマを食入るように見たりしていたし最後のクルマがポルシェだったし


義父のポリシーとしては、中古は買わないであり、長く乗ることであったらしい、そしてサプライズは、定年退職と共に退職金で初代ボクスターを購入したのである。本当は９１１（９９６）が欲しかったのだけど一寸手が出なかったともらしていた。そして最後までボクスターで北は北海道から南は九州鹿児島まで全国を義母と一緒に巡っていました。

二人が生きていて、私が森青蛙を買ったと話し（見せ）た際にどんな言葉やリアクションがあるか想像すると

親父・・「こんな、稼がないクルマを買って・・・・ポルシェか・・排気量は？燃費は？・・一寸乗らしてくれ、オートマかクルマはマニュアルが一番だ」といって、私を助手席に乗せて小一時間ぐらい走り回っただろう

義父・・「買ったの？・・・・いいね、これが欲しかったんだけど手が届かなかっただよ」と遠目で見ながらけして運転させてくれとは言わず、私から運転しますか？と尋ねても「助手席でいいよ」と答えただろう、義父のポリシーとして人の車は運転しない、人に車を貸さないがあったから、実は私も、義父のボクスターは運転したことがありませんでした。

と父の日に親父・義父の二人を妄想しました

タイトルの本が書店で目にとまり
パラパラと斜め読みするうちにレジに向かっていました
副題の【大好きなクルマと過す、特別なまいにち】
この本に12組の家族（人）が出て来ていますが一往にクルマを愛しています
また、写真も私好みです。

森青蛙もレトロカーになるのでしょうか？此処にはポルシェは出て来ませんが・・・
機会があれば立読みでもしてみて下さい