びーちのブログ一覧

近くて遠い場所
我が家から２０キロ足らずのとこにありました
しかし向かうと時間が罹りました

この三重塔に白洲次郎氏の遺髪が埋まっています、白洲正子さんが埋めたそうです

白洲次郎の遺言は奥さまお子様に
「葬儀不要」「戒名不要」
此れだけです

私も同様な思いです

武相荘に行ってきました


１６歳でこの車を乗り回していたそうです

今でも現役










俗世界から離れてここで何を・・





当時は、奥深い山だったんでしょうが今は、分譲地が近くまで迫っています

Amazonからお薦め案内メールが届き
ついと　クリック　
で、本日届きました

多くのＰｏｒｓｃｈｅフリークの皆さんがご購入したことと思いますが
出来すぎです、ナローに試乗した後に届くなんて

今週末に読まなくては

写真だけでも堪能できます

白洲次郎を偲会の会場になった、涌井ミュジアムは、クラッシクな、お宝ベントレーとロールスロイスが飾られている。
余り、というより、殆ど縁がない車両であるがロールスロイスのボンネットの先端に飾られているフードクレストマークが気になりました。
云わずと知れたスピリット・オブ・エクスタシーである。

観察するとスピリット・オブ・エクスタシーが二種類あることに気づきました。

立っています

吉田茂のロールスは

片膝を落としています

なぜ？

ちょっと調べてみました

第二次世界大戦前後に現れた“Kneeling”すなわち膝まづいたデザインのモデルである。1934年にサイクスが新たにデザインしたこの仕様が登場した理由は、公式にはドロップヘッド・クーペといったスポーティなボディを架装したモデルにも似合うデザインと説明されている。しかし本当の理由は、ほとんど上半身がヌードだったオリジナル・スピリット・オブ・エクスタシーに対して、とあるアラブの王侯貴族からクレームが付いたことといわれている。
つまり「女性が人前で肌を見せることなど宗教的に許されることではない。しかし優れた芸術作品でもあるだし、せめて衣服を着せ膝まづかせるように」と要求した結果登場したのが、それまでより多くの衣装をまとい、しかも膝まづいたデザインだったというわけである。
このことはあくまで噂に過ぎないが、他でもないエリザベス女王専用車である「キャンベラI」もまたスポーティなデザインには無縁のランドゥーレット・フォーマルリムジンであるにも関わらず、通常はニーリング・タイプを装着していることから、身分の高い人物に敬意を現すためのデザインという話しに関して、その信憑性は高いと思われる。

その国の、国王、元帥が乗る車両には、スピリット・オブ・エクスタシーが膝まついているのではないかなぁ、と勝手に判断しました。

それと、これは教えて頂いたトリビア
ロールスロイスのマークに赤と青がある

赤

黒
違いは、創業者のチャールズ・ロールズ、フレデリック・ヘンリー・ロイスが存命の時は赤、亡くなってからは黒くなったそうです。

９１１Ｓを初めて試乗の感想は一言、森青蛙とは違う走り、レーシングカーです





今回、オーナーの「じゃがい」さんのご厚意で試乗をさせていただく機会を得ました
「じゃがい」さんからは運転でもいいですよと云われたのですが今回は、助手席に
でも、これが正解だった、「じゃがい」さん運転による、フル加速等を行っていただいたおかげで、本当の実力を見させていただきました。
此れが自分で運転したならこうは出来なかったと思います


赤いカバーがＳの印

メカポンキャブやエンジン調整が完璧かつ、ミッションもポルシェシンクロは、蜜壺を操るようだと聞いていましたがしっかり整備されたミッションはカチッと決まる

なぜ、レーシングカーという感想を持ったかといえば全てがダイレクトに反応するんです
運転が荒い下手ではなくダイレクトなんです。
ワンテンポ遅れるロスがないエンジンの吹き上がりも回転落ちも
ああ　これで皆さんがナローに先祖返りする本当の意味が分かった気がします

どうしよう欲しくなっちゃった

次回機会があれば、「じゃがい」さん、試乗運転をお願いします。

みんカラ友の９０６くらぶさんならびにＥｎｊｏｙポルシェ930さんに誘われ
「第３回白洲次郎を偲ぶ会」に参加してきました


参加者の多くが９１１オーナーです

白洲次郎氏、吉田茂の懐刀ブレーンとしてマッカーサーと交渉窓口を一切取り仕切り、吉田茂が引退後は自身も田舎暮らしを行ったもの英国留学中はレースにもでるなどクルマ好きで知られています。

本当のダンディズムを行った人ではないでしょうか

人生最後の車が９１１Ｓ(ナロー）と伺い感無量です。

今回会場になった涌井ミュジアムには、氏が英国留学に所有していた実車のベントレーがあると云うことで現車も触ってきちゃいました(喜）

これ一台で当時豪邸がと思うと

このナンバーは当時のままだそうです

ヘッドランプはルーカスでした

ステアリングのすべり止め



そして、吉田茂首相が乗っていたロールスロイス

ここで吉田氏と白洲氏が座り、日本の行方を語ったとすれば、歴史を動かした空間です

運転は、かなり難しいそうです。エンジン回転を上げるのにアクセルだけではなく、点火タイミングも自身で調整を行わなくてはならないわけで・・進角装置がない当時です。
当時の運転手は自動車の構造自体を把握していなければならなかったわけで、現在車両のボタンを押せばチョークも無く、アクセルを踏めば、問題なく走る車では、ない時代で～す

ボディーはクルマというより馬車です



白洲次郎氏のポルシェのライセンスプレート

今回、じゃがいさんがナローでお見えになりより雰囲気を盛り上げます
残念ながら白洲氏のナローは某企業に寄付してしまい、そこで分解され現存しないとのことです残念です

でも、こんな風に撮影するといいでしょ



お土産にこの本を頂きました

とても良い一日を過ごせ、お誘いいただいた、９０６くらぶさん、ならびにＥｎｊｏｙポルシェ930さんに感謝です

武相荘に行って、また偲びたいと思います。