← ガンガラーの谷にて
一番のビューポイント「ウフシュ(大主)ガジュマル」です。
と、いうわけで。
大空の翼と風に乗り、一月遅れの夏遊びってことで沖縄に行ってきました。
予約の獲得から大荒れで、これは7月末に動き出した自分にも非があるんですが、大手旅行代理店は軒並みキャンセル待ち状態。
埒が明かぬと航空会社の企画旅行を漁り、最終的にJAL便をGET。
複数の予約回答待ちを抱えつつの1GETが、最初の波乱。
当初の予定はこんな感じ。
14日
14時 沖縄入り
15時半 ガンガラーの谷
18時 那覇市のホテルにチェックイン
夜 和縁、ちゅらさん亭をハシゴ
15日
10時 青の洞窟スノーケル
13時 アメリカンビレッジでブルーシールのアイスをたらふく食べる
14時半 名護市のホテルにチェックイン、ホテルのビーチでダラリと夕日鑑賞
夜 ホテルの居酒屋で沖縄料理を堪能しつつ、最終日の調整時間の過ごし方を練る
16日
8時半 美ら海水族館
昼 適当に現地のB級グルメを物色
午後 調整時間(那覇市への移動で2時間ほどかかる)
20時 沖縄出発
まずは14日、予定どおりに沖縄に到着した後、ほぼ時間どおりに「ガンガラーの谷」に到着。
時折、雨に打たれながらも、沖縄の大自然に触れることができた体験ツアーとなりました。
プチだけど、第二の波乱でしょうか?
上の写真は雨に濡れたブーゲンビリア。
花蕊のピントがずれているのはご愛嬌。マクロ撮影勉強中です。
次に和縁でおいしい料理に舌鼓を打ちました。
めったに飲まないビールが、雨に濡れて疲れた体に沁みわたりました。
ちなみに、オリオンビールです。
ちゅらさん亭では「いかすみチャーハン」がべらぼうに美味しかった!
これ、絶対食べてください。特に(赤いペーストの中に種が混じった辛味味噌的な)唐辛子を適量混ぜ込むと旨さ倍増です。
※ 翌朝のトイレ。中を見てはいけませんよ(笑
予定どおりスケジュールを運べたのは、ここまで。
翌日からは、怒涛の展開が待ち構えていました。
ホテルのモーニングブッフェを食べながら日程をチェックし定刻どおり出発しつつ、車内から催行元に確認すると・・・・
青の洞窟スノーケルは終日中止とのこと。
ご存じのとおり、この日、台風16号が沖縄直撃コースで爆走中だったのです。
気象庁の予測では夕方までは持ちそうだったので、旅行を強行したのですが・・・・
ともかく、まぁ、仮に行けたとしても。
この降ったり止んだりの雨の中、青の洞窟のあの神秘的な青い眺めは到底望めない。
一方で、眞栄田岬の奥入江となる波が立たない場所でのスノーケルはOKとのこと。
仕方がないので、このプランに参加。
第三の波乱としておきましょう。
やはり、水中の彩度は低く、エメラルドグリーンの海は濁りが強く残念でした。
それでも、スノーケルは楽しいですね。
カラフルなお魚たちと遊びながら、もっともっと漂っていたかったです。
インストラクターのお兄ちゃんに話を聞くと、翌日はいろんな店が閉鎖されるんじゃないか? と。
特に公共的な施設ほど閉鎖されがちとのことで、「美ら海水族館ヤバいスよ!」だって。
今回の旅行で目玉のインドアビューポイント美ら海水族館。
そりゃマズいってなもんで、予定を繰り上げ、スノーケルの後ただちに車を名護市方面へ向け出発させました。
ホテルのビーチで夕日をウォッチ?
ビーチは遊泳禁止で、夕日も厚い雲の向こう。(ホテルに着いて判明したことではありますが)
美ら海水族館が優先ですよね。第四の波乱です。
こまごまと動画を撮ったのですが、まぁ、美ら海水族館はやっぱりメインタンクでしょう。
他の水槽も面白いのはあったのですが、このインパクトにはかないません。
14時半過ぎに入館したのですが、幸いなことにこのメインタンクでの餌付けショーが15時からでした。
ジンベイザメの立ち泳ぎ、圧巻でしたよ!
15日の夜は、ホテルの居酒屋で予定どおり沖縄料理を食べたわけですが、料理もさることながら、特にお酒がおいしかった。
1グラス1,400円の泡盛古酒、海乃邦。
シビれましたね(*^-^*)
この夜、いよいよ沖縄本島を台風16号が襲いました。
夜半すぎの猛烈な風は、比較的台風の多い地元九州でも経験したことのないものでした。
どう表現したら良いでしょう・・・・
海に面した、いわゆるオーシャンビューの部屋だったのですが、掃出しのサッシが風圧で開かないのです。
さりとて、タバコは外でしか吸えません。
無理やりサッシをこじ開けて、隣室を隔てる壁で風を凌ぎつつタバコを吸いました。
あ、ちなみに、日付が変わる前後にホテルは停電しちゃいました。
自家発電に切り替わり、非常灯の中、就寝。
夜半の台風直撃が第五の波乱ですね。
さて、3日間で組み立ててた予定をギュッと2日に圧縮したことになります。
この時点で、16日の日程は全くの白紙。
明るくなると台風の最高潮は過ぎ去ったようで、断続的なビュッとくる風を耐えれば、まぁ、車も動かせるかな・・・・
そんななか、地元のうちなーんちゅは、けっこう普通に運転していました。
で、JALのサイトをチェックすると、那覇-福岡便は全便欠航。(ここから第六の波乱です。)
対策会議の開催です。
ホテルは名護市で本島中部のやや北寄り。那覇空港まで道のりにして約60km。
晴れていれば、当初予定の調整時間に、本島北部をドライブしてもいいなと思っていたのですが、ともかく拠点を那覇市にするべきだろうと意見が一致しました。
追加でホテルを予約するのは、どう考えても至難の業。
何故なら、連休2日目で、もともと予約で埋まっているはずだからです。
ちょっと調べると、モーテルが割と多いのが分かったため、場所は未定ながら利用する方向でまとまりました。
お風呂大きくて気持ちいいですしね。
ともかく、空港へのアクセスを第一に考えて、那覇市へ移動することにしました。
道すがら、アメリカンビレッジのブルーシールのお店を見てみましたが、案の定閉鎖。
というか、道中の信号機の多くが停電していました。
逆にコンビニが開いていたんですが、よく考えるとすごいですね ∑(・ω・ノ)ノ
那覇市が近くなるにつれ、停電もなくなり、近くのファミレスで昼食。
Jimmy's(ジミーズ)ってところで、沖縄ではまぁまぁ有名なファミレス?スーパー?らしいです。
グラタンが美味しかったのでおかわりしながら、何気にJALサイトを再チェックしていると、なんと臨時便の情報が!
慌てて残りを押し込み、車に飛び乗って那覇空港へ向かいました。
それまでのモーテル泊・日程延長プランはバックアッププランに格下げして、なんとかこの日に帰るんダ!
移動の車内で打ち合わせて、空港到着後ただちに家内は受付のカウンターへ。
私は車内の荷物の整理。
那覇空港には、若干ですが、停車できるスペースがあるので助かります。
受付カウンターへ向かった家内から電話があり、予約受付のための整理券が配付されており、その行列に並んだとのこと。
なんでも各地への便の整理券を一緒たくに配っているそうで、行列が長いのだとか。
ちょっとムカつきモード? (`・д・´)
家内の努力の結果、150席のうち132席目をゲットして、無事帰れる運びになりました。
家内を空港に待機させ、レンタカーを単独で返却手続きして、空港で無事合流。
JTA1062便のチケットを手に、お土産売り場へと向かったのでした。
ちょっと長いですが、第六の波乱。
さて、福岡空港に降り立つと、高速バスを利用して帰るため、乗り場へ移動します。
福岡空港の高速バス乗り場は、第3ターミナルの端にあるため、多くの場合、重い荷物を抱えて300~400メートルほど歩かなくてはなりません。
帰りのこの距離はちょっとツラい。
降り場で乗っちゃ、ダメですかねぇ・・・・
で、都合よく十分後に出発する便があったので待ちました。
しかし、定刻になってもそれから10分待ってもバスが来ません。
高速道路で事故があって、事故渋滞に巻き込まれ、到着が遅れているとのこと。
結局、20分遅れで出発し、その後の乗り換え電車を1本遅らせました。
事故の反対車線を通ったんですが、そこから事故のあった車線を見ると、10kmくらい渋滞してましたよ (;ノ∀`){ァィター)
最後の最後まで、波乱(バス遅れが第七の波乱)がありました。
おっと、乗り換え電車のホームで、特急「ゆふいんの森号」が台風の影響で2時間遅れ、なんて電光掲示板を見ましたな・・・・
関係ないので、波乱には含めませんが。
いやぁ、旅行って楽しいですね!
晴れた沖縄を堪能するため、再来年あたりまた考えてみたいと思います。
il||li (つω-`*)il||li チクショウ