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今日は愛用の時計のお話です。
現在はメインにSEIKO社のガランテというものを身につけています。


2012年の春に購入したもので、SEIKO社が誇る独自のムーブメント「スプリングドライブ」搭載のクロノグラフのモデルです。







スプリングドライブとは、クオーツの正確さと機械式ムーブメントを融合させた技術であり、また、電子の心臓を持ちながら、電池交換はは不要というもの。平たく言えば、ゼンマイを巻き上げるのは機械式時計と同じですが、同時にゼンマイは針の駆動だけではなく動力の一部を発電にも使っているということです。発電された電子はクオーツ発振に使われ、時の刻みをモニタリングして機械式のムーブメントの僅かな狂いをクラッチで補正している。というハイブリット機構。


完全に充電が完了していれば、72時間は放っておいても大丈夫というものです。

しかし、購入から4年経ち、パワーリザーブ針はまだまだ大丈夫なレベルであるのに時計が止まってしまうという症例が発生していました。

3年に一度くらいはオーバーホールが必要とは言われていましたので、見ていただくことにしました。
傷が付いていた、ガラス縁のリングの交換もお願いしました。
丸の内にあるSEIKOお客様相談窓口（平日しかやっていない・・）に持って行きました。
会社を休んで向かわなければ行けないんですね。



結果７万８千円超。納期は５週間。
けっこうマニアックなムーブメントで、未来永劫保障できるのかと尋ねたところ、製造終了から３０年は確実に対応するとのことでしたが、３年から４年毎に金額が発生するのは、高級時計の宿命なのかなと思いました。

最近、初期のスプリングドライブのガランテが結構中古で出てきていますが、オーバーホールで金額が嵩むのであれば、売却してしまうという考えの方がいるのかもしれないですね。

サブで持っている自動巻きOMEGAは正確さや長持ち、メンテナンスのインターバルなど非の打ちどころが無いですね。

しかし、未だ被ったことのない（見ることのない）このGALANTE、存在感は圧倒的です。


特に、このストップウオッチボタンや、オニキスの竜頭は高級感を感じさせるパーツです。

ファッション関係の方には結構時計の事では話しかけられたりしますね。
綺麗になってまた、使い続けてみたいと思います。