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イイね!
2010年10月30日

LLCを考える

LLCを考える 例によって耳学問程度の素人の独り言ですので、詳しい方からのご指摘は真摯に受け止めさせていただきます。、、、、、という内容で。



LLCについてです。


今整備をお願いしている業者さんは、冷却水に関しては、かなりの確率で「クーラントブースター」という添加剤を使用しています。それでも車検2回分の期間が精一杯なので、次回は水そのものを交換する、とは仰っていますが。
以前の感覚では「冷却水は車検ごとの交換」という頭でいたのですが、業者さん曰く「今は良い添加剤があるんですよ」との事。

実際、自分で冷却水交換の作業をしたこともあるのですが、わりあい面倒なワリに「じゃあ、これでいくら請求できるの?」という事なんかもあったりして、自分で手をつけることは避けてもいました。
もうひとつの理由として、ぶっちゃけ冷却水の中のエチレングリコールは、そのまま排水として流しちゃうとマズいので、その処理が面倒という事もあります。

こういうことを考えると、添加剤を入れて「ハイ、お仕舞い」に出来る「クーラントブースター」の存在は願ったり叶ったりの商品なのでしょう。


おそらくクーラントブースターの主成分は、年数によって劣化してしまう冷却水中に添加してある添加剤の補充剤であろうと推測します。水そのものを交換しなくてもいい様に、劣化してしまった分の添加剤を補充することで交換年数を延ばすことが出来る、という内容なのでしょう。

確かにそうすることによって、エチレングリコールの廃棄量を減らすことが出来る、という効果はあると思います。


また、近頃は今までの「ロング ライフ クーラント(LLC)」に対して10年無交換を謳った「スーパー ロング ライフ クーラント」なる商品もあります。
全数を確認しているわけではないので多分としか言い様がありませんが、おそらく今時の新車にはこれが標準仕様として使われているものと思われます。初めて「10年無交換」とはっきり書いてあったラベルを見た時にはたまげたものです。大丈夫なんか、これ?という感じで。


そうした事と同時に思い浮かぶのは、やはり嘗て耳にしたラリーを趣味にされていた方の言葉です。

「柴田君。俺は散々クルマで色んなことをしてきたが、その中で1つだけ思い知ったのは『水だけは替えとけ』という事だ。オイルなんぞ極端な話なんだって良い。あんな物、とにかく何でも入っていればエンジンが焼きつくことは無かった。ただ、水だけはダメだ。焼き付いちゃうからな。とにかく水だけはいつもきちんと替えときなさい。」

細かい言い回しはともかく、内容はこんな感じでした。「とにかく水だけは替えとけ」。



そんな教訓を耳にしている人間からすると、あまりに無交換を勧めるのは如何なものか?と思ってしまいます。特に先の人の言葉は経験の裏付けがある言葉だけに。


では何故冷却水は交換しなくてはいけないのか?

冷却水はエンジンの内部を循環している訳ですが、これらエンジン内部をを錆びさせる訳にはいきません。特にラジエーターは錆びてしまうと詰まってしまいます。また、こうした汚れが一箇所に溜まらない様洗い流す役割も果たしているでしょう。ウォーターポンプの軸の潤滑の役目も負っていると聴いたこともありますし、私の知らない色々な役割を負わされていることと思います。

おそらくこうした役目を添加剤の助けを借りながら絶えず行っているものと思われますが、年数の経過は添加剤を劣化もさせるでしょうし、その劣化は冷却水に期待されていた機能を十分に果たせなくなることにもなるでしょう。
また、アチコチの汚れを拾ってきては冷却水全体でその汚れを分散させている訳ですから、いつかは汚れの度合いも許容量を越える時があるでしょう。それをリセットする為の作業が冷却水の交換であろうと想像します。


ところで、最近気になっているのですが、オイルにはオイルエレメントと呼ばれる濾過器があり、ATFにだってストレーナーと呼ばれるフィルターがあります。
対して、冷却水にフィルターがあるという話を聞きません。せっかくスーパーロングライフクーラントなる「10年無交換」商品が出てきたのなら、冷却水フィルターだってあったほうが良くない?

例えば、エチレングリコール自体の劣化はほぼ無い、という事のようです。ならば、抜いた冷却水を濾紙で濾してゴミを取り除き、そこに劣化分を見込んだ分量の添加剤を再度配合してまた冷却水として再利用する、なんてことはダメなんですかねえ?そうした方が廃棄物だって減らせるような気がするんだけど?

まあ、冷却水メーカーは困るかもしれませんが。



そんなことをうつらうつらと思いつつ、ちょっとしばらくは入庫したお客さんのお車の冷却水を一通り交換していこうかな、と思っています。やはり添加剤でお茶を濁そうとしても濁しきれない部分もあるでしょうし。

でも、スーパーLLCを初めから採用している車には、旧来からあるLLCは混入してはいけないんだそうです。スーパーLLCにはスーパーLLCを、という事なんだそうで。
でも従来のLLC使用車にスーパーLLCを使用するのは構わないんだとか。



という事は、やはり在庫でスーパーLLCも最低一缶は持っていないといけなくなるなあ。
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Posted at 2010/10/30 22:14:05

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この記事へのコメント

2010/10/30 23:01:43
H15年式ぐらいのウチのムーブでもスーパー
LLCでしたよ(笑
さすがに7年目の車検の今夏に変えましたが。

ジェームスで「エコレ」という名前でLLCの中身?
だけ入れ替える事をやっている店舗も有ります。

従来のLLCを持っていると、混同?すると
いけないので、予算の関係も有りますがスーパー
LLCだけ在庫に持ったら?と思いますけど
どうでしょうか?
コメントへの返答
2010/10/31 10:14:23
コメントありがとうございます。

そうか、一番乗りじゃあなかったか、このアイディアは。まあ良いけど。でもまあ考え方の方向性は間違いじゃあないという事ですか。

「エコレ」でググると愛媛トヨペットのページがトップで出てきました。これで見る限り劣化した添加剤成分の補充に関する記載はありませんねえ。

サンデーメカニックとしては、ラジエータ下にあるドレーンを抜いてLLCを排出するしか方法は無いのですが、ある程度の数をこなす工場ともなれば「LLC交換機」なるLLCを自動交換する機械を持っているところがあります。やりようとしてはその交換機にろ過機能を付加すれば良いわけです。思いつくところで言うと安い浄水器用の中空糸を使ったフィルターなんかを使うと良いんじゃあないのかなあ?とか。でもあれだと緑や赤の染料まで抜けてしまうのかな?

いずれはSLLCに一本化していかざるを得ないでしょうけど、メーカーの言う上位互換をそのまま鵜呑みにしても良いのかなあ?という思いもあるのでしばらくは両方持っている、という状態にせざるを得ないでしょう。

混同の心配に関しては.......、私の場合毎回確認するのでないでしょう。多分。
2010/10/31 21:22:58
おばんです。

スーパーLLCはそんなに扱いがデリケートだとは。

私は一応車検毎にやっていますけどね。

スーパーLLCの在庫はあった方がいいですね。
コメントへの返答
2010/10/31 23:31:07
コメントありがとうございます。

どうもそういうことらしいですよ、見ている中でいうと。

近頃の話でいうとスパークプラグなんかはイリジウム一色になった感があります。それこそ交換品はネコも杓子もイリジウムしか選択肢がないという感じで、そのイリジウムプラグの中での選択肢しかない、という。実際ディーラーにもイリジウムしか在庫が無いという、とんでもない状態でしたし。
ところが、何でもかんでもイリジウムにすればよいのか?というとそうでもないらしくって。私の中ではデータが少ないのですが、インプなどはあまりイリジウムとの相性がよくないとかいう話は聞きますし、欧州車などもやたらとイリジウムにすれば良いというものでもないようです。昔のベンツをイリジウムにしたらなんか調子が良くないので、純正のボッシュ製銅プラグに戻したらウソのように調子が戻ったとかいう話とか。
そんな話もあったりすると、やみくもに最新製品に切り替えるのも考え物だな、と思っています。

SLLCの在庫の件ですが、従来のLLCと同じく、またもや2色あるんですよ。トヨタがピンクに対し、ホンダが青なんだとか。つまらん対抗意識で色を変えないで、そろえて欲しかった。結局またしても2色買い揃えておかなくてはいけなくなるんですよね。
2010/10/31 21:29:15
LLCが実際に仕事をしているのは水本体ですからやっぱり定期的なLLCの交換は必要だと思います

10年大丈夫という物でも実際は4年以上過ぎると詰まったりするので今も昔も、、、添加剤があろうと
出来れば2年ごとにきっちり交換しないと能力をは発揮できなくなるのは間違いないですが、それ以前に最近の車は鋳鉄シリンダーではなくアルミブロックの車が多くなった上軽量化のため肉厚が薄いので仮にオーバーヒートを起した場合シリンダー全体が歪んでしまいエンジン本体の寿命が大幅に短くなることが多いとよく聞きます。
ユーザーからしてみれば産廃の問題より自分の車のほうが大事ですし
全体で見ればLLCの産廃量より自動車自体の産廃を増やしてどうする?という疑問点もあります。
今の青いLLCを使う前は純正の緑のLLCに添加剤を入れた事はありますが燃費が変わったとかそういうことはなかったので実際に効果があるのか疑問だし、、本当にLLCの寿命は延びるのか未だに疑問に思うところです。
コメントへの返答
2010/10/31 23:59:47
コメントありがとうございます。

廃棄物の量を減らす為には「交換サイクルを延ばす」という手法も重要ですが、もう1つ「使用量自体を減らす」という手法もあります。つまり、車1台に使用する量そのものを減らす、という事です。
例えば今時のエアコンに使う冷媒の量もひところに比べるとビックリするほど少量になってきています。

欧州車ではエンジンオイルを割合多めに使う傾向にあるようで、2000ccクラスで5リットル以上という事も珍しくありません。
これは多少なりともマスを大きくしておいて、全体で汚れの進み方を遅くさせ交換回数そのものを減らそうとする設計思想に因るようです。こうして「交換は年に1回でOK」と言い切っているわけです。

ではLLCは?というと。

すみません、そこまでのデータを持ち合わせておりません。ただ、何となくの感覚でいえば「減っているんじゃあないのかなあ?」とは思っています。減った上に交換回数が少ないのであれば、ちょっとまずいよなあ。だからこそ「LLCエレメント」なる物があったほうが良くないですか?とは思うのですが。


以前は整備を自分で手掛けていると「良くぞここまで気に掛けているなあ」と感心する程の気の配り方をしている車もありましたが、どうも近頃はそうした自動車設計のセオリーが度々無視されている感を受ける箇所が散見されます。
その理由のひとつとして、おそらく自分でメンテナンスを手掛けたことのないエンジニアが増えているのではないかなあ?と邪推するのですが。
設計基準書にある最低要件を満たしてありさえすれば問題なし、となってしまっているような感じなんですよね。まあ、実際の現場は知りませんけど。

まあ、それらはともかくLLC。替えなくなってきているのは事実です。整備工場でも、言わなければ替えてきませんものねえ。ならば自分で手当てするしかありません。
つまらんところがトラブるのを未然に防ぐには、出来る所は自分で手を入れていかなければ仕方ないですからねえ。
2010/11/01 14:06:03
こんにちは

私の薄い記憶では、確か1997年発売のキャデラックのセビルが冷却水10万マイル(16万キロ)まで無交換をうたっており、これがスーパーLLCを初導入した車だったような(ラジエーターの仕組みと合わせ、ACデルコの発明でしょうか?)。

日本人の感覚でいえば、中古でコレ買ってもなおLLCの交換が不要という感じですね。

個人的には油と水は定期的に交換という習慣が抜けないのですが、環境面を考えればメーカー指定の距離と期間を守るべきなんでしょうね。

とはいえ、汚れたオイルと変色したLLCを見ると、本当にこれであと数万キロまで持つのかなと不安になります。
コメントへの返答
2010/11/03 13:01:33
コメントありがとうございます。

ははあ。そんな前からあったんですね。やはりコンセプトは向こうですか。

わたしの身の回りの車は「いつでも商品車」という側面もあるので、気が付くたびに常に何らかのメンテナンスを施してはいるのですが。

ただ、一般的なことを考えると。
手を掛けようが掛けまいが、10万キロ程度でサヨウナラをされる車が少なくないことを思うと、却って何も手を付けない方が経済的にも環境的にもよくないか?という考えが頭の中をよぎったりもします。
ハナから20万30万キロの走行距離・20年30年の長期保有を前提とするなら適度なメンテナンスは必至ですが、10年10万キロでで代替を前提とすれば、何も手を掛けなくても、快調な作動をするか否かともかくとしても、そこまでは辿り着いちゃうだろうなあ、という気もしています。
今時のクラウンなんかはATFの点検スティックすら無いそうです。これなんかも「どうせその程度の期間で捨てられるのなら、変に触ってくれない方安心だから、触れないように作っとこう」というね。

まあ、今時の軽あたりだとそういう部分に関しての余裕がなさ過ぎるので、メンテナンスをしないと5年位でボロボロになってしまいますが。
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