誰も幸せにならない結末

タイトルは世良耕太ブログから。



今年もル・マンに行ってきました。
2013年から行き始めて、今年で4年目です。
流石にサーキットに着いた時の新鮮さが無くなってきました。

レース結果はご存知の通り。
日曜日は9am位からトヨタピット前のスタンドに居たので、カズキが止まったのは目の前でした…
後で国際映像で確認したのですが、車から降りてクルーに担がれる様に離れていったカズキの姿は映されていなかったのですね。

セーフティーカースタートの後、ポルシェと歴史に残る大接戦を最後まで繰り広げ、競り勝った後の出来事でした。



レース後、抜け殻の様になっていました。
いつもの様にレジェンドカフェで晩飯を食べたのですが、友人ともに口数は少なく…

帰りのトラムで「トヨタに何が起きたんだ？ガス欠か？？」と聞かれ、「あぁ、皆んな気にしてくれてるんだな」と、少しは慰めになりました。




トヨタが参戦して年を経る毎に、トヨタを応援してくれる人が増えている事を実感します。
サーキットでトヨタの旗を振る人。チームウェアを着てる人。チームの帽子を被ってる人。
ドイツ野郎の独占を止める人を応援してるのか？それとも本当にトヨタを応援してるのか？
どちらにしても仲間が増えるのは嬉しいです。

ポルシェをコース上で抜いた際は、多くの人が喜び、僕と目があうとサムアップしてくれました。



旅の最後は、知り合いがパリでムール貝をご馳走してくれて、素晴らしい締めくくりとなりました。



これは旨かった。



ともあれ、来年もまた来る事になりそうです。