ZEAL FUNCTION - T オーバーホール

　
　～足廻り第４弾・車高調～

　２本目の車高調です。

　'08年末にバネをハイパコ（F:9.8㎏/R:8㎏）に変更、それに合わせてO/H＆減衰力変更。これが現在の仕様です。

　結論を先に述べると、『大満足』です。
　お金は掛かってしまいましたが、金掛けたなりの対価、リターンは充分以上に得ました。
　
　車高調キット自体の購入価格は同年７月に購入した時のもので、ショップのキャンペーン特別価格です（リア用減衰力調整延長ケーブル・工賃・アライメント込みで\267000）。
　ハイパコ１台分＋O/H＆減衰力変更＋工賃・アライメントの料金は￥１６万でした。コレをオーリンスやアラゴスタ、ＰＣＲに発注したらトータル￥６０万オーバー確実です。

　このFUNCTION-Tはセミオーダーメイド制で、注文時や仕様変更時にバネレート・減衰力を設定出来ます。そのオーダーを如何に適切にするかが肝です。
　俺はＰＣで簡易的なグラフを作り、ショップを通してメーカーに仕様変更の注文をしました。正にドンピシャでした！

　ギャップでトバずに一発で収まる安心感。勿論、バネレートなりの固さはありますが『ドンッ、ユサユサ』ではなくで『ドンッ』と一発で収まります。減衰力をハード方向に振るほど、この特性ですね。伸び側が若干強い、注文通り。
　ブレーキングで沈んだフロントタイヤが、少しリリースした時にどの位戻ったのか、アクセルを入れた時ケツがどの位沈んで遠心力がどの位掛かっているのかがとても判り易い感じです。今まで恐怖感があったコーナーが今ではリラックスして運転出来ます。

　それに車高調特有の異音がしないウルトラ・スムーズなショックアブソーバー。
　いつも通る路面が凸凹な道も「ここ舗装直した？」と思えるほどです。超・乗り易い。前の仕様から前後３キロも堅いバネレートなのに、むしろ乗り心地は『イイ』です。
　ステアリング特性は、飽くまでも俺の車の仕様で俺の運転に『合った』ものです。その為、詳しくは（アンダー云々だとか）述べられません。

　１２年目の車にこれだけつぎ込む…ハタ目にはイカレてると思われるでしょう。車変えたら？と良く言われますが、ウン百万で車買って足廻りはイチからスタートか、このECR33の完成形を実現するか…。

　後者を取った俺は間違いなくジャンキーだ。歳とってから後悔したくはないのです。理想を現実に近づける。貯金した甲斐がありました。