←画像は、国道20号。大垂水本線。
以下の記事は、2010年3月20日に追加投稿されたものです。
ブログのどこかでこんなことを書いた。
「共感を得るための策は、あります。ええ。策はありますとも」と。
で、それが何かといえば、映像作品や描画作品でその場所が舞台になっているなら、その場面について、現実の場所と対比させながら書いてゆけば、
自ずと、「共感」出来る、と。
つまり、
漫画だの、アニメだの、実写映画だのを、「関係するステージ毎に取り上げていこう」、という話です。
当初は、「文芸論には手をつけまい」と思っていたのだが、
先輩方からの指摘を踏まえて、よくよく考えると、
多摩湖道、宮が瀬、ヤビツ峠・・・、
ネットを、特にこのページを見る人の中で、
どれだけの人が知っているのか、
どれだけの人が行ったことがあるのか、といえば、
極めて少数ではないか!
このページへのアクセスは、日本全国から、場合によっては海外からも可能であるのだけれど、
ブログで扱う現実のステージは、アクセスすることが困難な人が大多数であるという現実に思い至ったわけで。
そんな現実の中で「共感」など困難だ、と。
では、現実のステージを、だーーーれも知らないか?
といえば、そんなことはない。
例えば、
ヤビツ峠。
ここは『頭文字D』と『オーバーレブ』の両作品に出てきます。
でも、『頭文字D』の場合「神奈川県H市」(←秦野市)という具合に名前を伏せられて出てきます。(全国紙に連載する漫画の性格上、仕方ないとも言える)
また、『オーバーレブ』の場合、烏沢(からすざわ)峠と名を変えて出てきているのです。
だから、東京圏以外に在住の方で、『オーバーレブ』と『頭文字D』の両方をお読みになった方で、「あれ?同じところ?」と思った方は、多いと思います。
そして、
国道20号大垂水本線(大垂水峠)。
『オーバーレブ』の「横山峠」がこれです。
こんな具合に、
日本全国に、
場合によっては海外にも、
場所の存在と、
作家さんの取材に基づいた、「ワインディングの特性に基づいたリアルな妄想」によって、知れ渡っている場所が多いのです。
しかし、「知れ渡っている場所である」ということが「知れ渡っていない」という、妙な話。
ただ、それはいいとして、
卑近な話、
これらのステージに「共感」を得るために、
このブログが「共感」を得るために、
サブカルチャーの場面を、扱います。
また、
「私は甲州街道系の人ではない」
ブログのどこかでこんなことを書いているけれども、
「じゃあ、甲州街道系の人は?」
という話になろう。
甲州街道系の人は・・・いた。
実在の人じゃないけど・・・有名な人たちが・・・汗。
『オーバーレブ』の人たち。
「わたしたちはチームを組んでいるってわけじゃない」
なんて、作中で言っているけど・・・、
組んでます!!
それはチームです!!
いや、れっきとした、
「峠族」
です!!
もうちょっと言うと、
あんな、
24時間交通量の多い、
大垂水の国道20号本線を攻めようってのは、
正直、関心しないんですが・・・ね。
(これも作中で大垂水本線の描写は、強制終了されますので、ご心配なく)
とにもかくにも、
甲州街道系の人は・・・いた。
でも、
私が『オーバーレブ』を読んだのが、今年に入ってから。
知ってる場所・自分がブログで書いている場所で、
ビックリ仰天(何でこんな漫画を一度も見なかったんだ~って)。
と、いうわけなので、
漫画『オーバーレブ』を扱います。
今まで、このブログに出てこなかった方が、おかしいんです。
なので、
ブログの日付も、2009年8月や9月に挿入されることとなります。
漫画『オーバーレブ!』山口かつみ&TEAM39 小学館 ヤングサンデーコミックス
全31巻。1997年~2004年
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甲州街道Ⅱ(『オーバー・レブ!』書評) | 日記
Posted at
2010/03/21 00:40:00