この記事は、
徹底抗戦をのぞむ(尖閣諸島問題に興味のない方はスルーしてください)について書いています。
パトカー2台にぶつけて、逃亡を図った。結局は捕まった。
・・・この場合の構成要件は、「公務執行妨害罪」として、訴追されるのが一般的・世界標準的・紳士的な刑事司法手続きのあり方だ。
刑罰としては、「罰金刑」や「禁錮刑・懲役刑」が科される。
また、パトカーの損害を賠償する旨の請求が為される。賠償をしなかった場合、「差し押さえ資産」の没収が為される。
だから、海外の高速道路に「暴走族活動」として遠征にいった場合、
パトカーにブツけて逃亡して、
これが、公務執行妨害で逮捕・起訴される、差し押さえられた動産類、もしもGT-Rとかの価値物なら、接取されるのが常である。それが普通。
だから・・・、
○(暴走)行為者の人身に対するの刑罰(懲役・罰金)
○マシン(動産・資産・道具)を取り上げてしまうという、経済上の罰
まあ、この二つから成り立つんですがね。世界標準的に言って。
ですが、
ま、でも、場合によっては、「無罪放免」になる場合もあるんですね。
例えば・・・圧倒的な群集運動や、それを演出したもの、強大な国家戦術などを背景にしている場合、
完っ全に、無罪放免になるんですよ。
つまり、以下の二つの両方が無くなる、っていう。
○(暴走)行為者の人身に対するの刑罰(懲役・罰金)
○マシン(動産・資産・道具)を取り上げてしまうという、経済上の罰
世界標準的に言って、通常、パトカーにブツけた行為者は、
○(暴走)行為者の人身に対するの刑罰(懲役・罰金)
○マシン(動産・資産・道具)を取り上げてしまうという、経済上の罰
この「両方」でやられます。
まあ、
○(暴走)行為者の人身に対するの刑罰(懲役・罰金)
↑こちらで無罪放免になったとしても、
○マシン(動産・資産・道具)を取り上げてしまうという、経済上の罰
↑こちらが科されると、実質、痛手なんで、罰が加わっている、
ってことになるんですがね。
でも、場合によっては、「両方が不問にされ」、「無罪放免」になる場合もあるんですね。
例えば・・・圧倒的な群集運動や、それを演出したもの、強大な国家戦術などを背景にしている場合、完っ全に、無罪放免になるんですな。
「パトカー2台にぶつけて、逃亡を図った。結局は捕まった(以下略)」
・・・何の話かっていうと、尖閣における話です。
みんカラの「注目タグ」にも、ずーーーーーーーーーっと上がっています。
なので、このブログなりに、みんカラ・・・私の意識の中のカーライフ、流に書いたのが、以上の文面。本質的な状態は、こういうこと。
「経緯」を記録しておくのはまた後に譲るとして、忘れないうちに、私の直感を記す。
・・・コレ・・・日中(米も?)の政府間で「結末」が、一応、決めてありゃしませんでしたか?
日本側が全面的に引き下がる、っていう結末が。おそらく、日本政府は、中共政府の「軍門に下っている」ということなのだろう。はっきり言うと、「日本の国益」という単位はもう、消滅しており、米中両陣営の駆け引きに委ねられる・・・、という。
「結末が決めてあった?」という根拠は、
「送還が三段階ではなく、二段階になっている」、「フネを、最初の方に返してしまっている」ってことです。
要は、
1乗組員&フネを返した
2拘留していた船長を帰した
だったんですが、
通常、
1船長以外の乗組員を返す、
2船長を帰す、
3フネ(は返さないよーん)。
と、全面的にやられっぱなしになるにしても、1→2→3の三段となるはずが・・・、
2段になっている・・・。
とはいえ、
日中政府間で「合意」されていたであろう「結末」は、
「日本側が全面的に引っ込めて幕引き」
というものだったのであろう。
この場合、「もう一段階の攻撃」を、首相不在中を狙って行った、と見た方がいいだろう。
現在、中共政府は日本政府に対し、
「(拿捕と尖閣諸島を守る活動に対して)謝罪と補償」を要求し、
「レアアース(レアメタル)の禁輸措置」を行い、
「日本人4人を、禁止区域を撮影した、として拘束」し、
いずれも、
これを解除していない。
4年程前だったか、平松茂雄氏が『中国は日本を併合する』で、
「2010年、日本の運命の行方」という章を設けて、
2010年を特別視していたが、その2010年に起こったことは、これであった。
はっきり言って、菅首相はじめ日本の現閣僚は、
「中華人民共和国の手先・中華人民共和国べったりみたいな連中」
といってよい。
しかし、「面子主義」なるものを唱える中共政府は、
2010年、いよいよ、「日本政府そのものの面子を徹底的に潰す」という行動に出てきた。
2010年現在、
GDPは、
中華人民共和国>日本となった。
核戦力を除いた海空軍戦力の単純比較も、
中華人民共和国>日本となった。
また、国連についても、中華人民共和国は1970年代の加盟と同時に常任理事国の地位を得ており、中華人民共和国相手での国連機関は全く意味を為さない見込みである。
今現在、「日本が可能な対抗制裁」が・・・何もない。
今現在、中華人民共和国に対して大打撃を与えられるような「武器」が、
軍事力、
国際機関、
経済、
資源戦略などなど、
あらゆる方面で・・・これと言って見当たらない。
頼るとすれば、日米同盟ぐらいなものだが、それも、
米中で協定を結ばれている???
という状態であり、有効な対抗手段となる見込みは少ない。
日本国内の「新米保守派」は、
「だから日米同盟が―!日米同盟を徹底的に~」
と主張したりしているが、
米中の軍事大国間で協定を結ばれている???
という状態になっては・・・アウトである。
「奴らの、戦意それ自体を挫くのだ(ニヤリ)」
私は、軍事系現代小説をずいぶん読んできたのだが・・・、
この言い回し、
コレを中共政府は今、
コレをしきりに言っていることだろう。
今現在、「日本が可能な対抗制裁」が・・・何もない。
今現在、中華人民共和国に対して大打撃を与えられるような「武器」が、
軍事力、
国際機関、
経済、
資源戦略などなど、
あらゆる方面で・・・これと言って見当たらない。
「奴らの、戦意それ自体を挫くのだ(ニヤリ)」
そう。「戦意」など出るはずもない。
やり場のない怒りが出るだけだ。
日本政府は、日本国民に対し、
「冷静になるように」呼びかけている。
しかし・・・冷静になって見えてくるのは、
今現在、「日本が可能な対抗制裁」が・・・何もない。
今現在、中華人民共和国に対して大打撃を与えられるような「武器」が、
軍事力、
国際機関、
経済、
資源戦略などなど、
あらゆる方面で・・・これと言って見当たらない。
という事実に他ならない。
GDPランキング世界第三位、昨年までは二位、
対外債権保有額世界一、
国連への資金提供額アメリカに次いで二位、
IMFへの資金提供額・・・、
上げていけばキリがない。だが、その日本国が、
今現在、中華人民共和国に対して大打撃を与えられるような「武器」が、
軍事力、
国際機関、
経済、
資源戦略などなど、
あらゆる方面で・・・これと言って見当たらない。
いま、日本政府の閣僚陣が、
「面子を完全に潰された」として焦っているか、
それとも、
「中華人民共和国・アメリカ合衆国双方の工作員・兵隊という地位に徹しよう」として、
すべての屈辱を喜んで受け入れると感じているか、
それはわからない。
だが、仮にも、中華人民共和国の「兵隊」だったとしても、
その地位は、
「日本国の権力者」たる「メンツ」を備えている。
仮にも私が、菅首相の立場だったら、
仮にも「中華人民共和国の兵隊」としての日本国総理大臣だったとしても、
「上司のパワハラ」を、
ここまで許すことが出来ない。
仮にも「中華人民共和国の兵隊」としての日本国総理大臣だったとしても、
自らのメンツをここまで潰す上司を、絶っっっ対に許せない。
自らのメンツをぶっ潰そうとする上司を、絶対にぶっ殺すこと、それだけを考えるだろう。
仮にも私が、菅首相だったら、
仮にも「中華人民共和国の工作員・兵隊」としての日本国総理大臣・菅直人だったとしたなら、
今は、胡錦濤国家主席を、自らの手でぶっ殺して魅せることだけを考えているだろう。
それが、ヒトという動物の最も崇高な部分だと、私は考えている。
ただ、菅首相がヒトという動物としての崇高さを、もはや、残しているとは思えないが。
今日のところは、
これだけは言っておきたい。
私は、今の日本政府の閣僚たちには、全く賛成できないが、
この問題に関しては、
日本政府より、
中華人民共和国政府を全力で非難しよう。
そして、
一つだけ、わかっておいて欲しいことがある。
「我々」が中華人民共和国政府をぶっ潰し、ユーラシア世界を統一する、
という「空想」は、
中華人民共和国なる「似非人民解放軍」が、辿った軌跡、
「似非人民解放軍」が、中華人民共和国なる国家を造り、
これを国連の常任理事国という、強大な地位にまで、
一気に押し上げたことに比べれば、
ずっと容易である、
という相対的事実。
「似非人民解放軍」というただの暴力集団が、
国家を奪い取り、
当時、全く縁が無かった・その枠外にいた国際連合組織に取り入り、
常任理事国の地位を手に入れた、
という驚愕の、奇跡的発展に比べれば何のことはない。
アレよりはずっと、簡単だ。