昨日の祝日は、ALT(オートランド作手)からMLM(モーターランド三河)へとサーキットをハシゴしてきました。
まずは朝イチのALTへ。時間の計算を間違えて7時10分に到着。8時をまわってから乱丸さん登場。
祝日ですので、日曜日ほどでなくともそろそろ他の走行車が集まってくる時間です。ところが…
広い駐車場で身を寄せ合う2台。走行15分前だというのに他に1台も来ません。
前日の雨でまだ路面が濡れてるだろうと予想した方が多かったのかもしれません。実際は案外と乾いて、9時枠でもほとんど問題ありませんでした。
乱丸さんはサーキット走行時のみカナードを取り付けます。いよいよ強そうになってきました。
ヘッドライト間のグリルの下に横長の穴が2つ並んでるじゃないですか。ゲルググの顔にも鼻の穴みたいな点々がありますよね、なんだかあれを彷彿とさせます。…させますよね?
やはりここはひとつ、ボンネットにでかでかとジオンマークを入れてほしいところですよね。そんでもってシャア専用オーリスみたいなアンテナに、さらに車体側面にビームナギナタをあしらったバイナルを入れてキマリ! みたいな。すみません人のクルマだと思って適当言ってます。
乱丸さんは9時枠のみ、私は10時枠まで走りました。
まず9時枠ですぐ自己ベとなる30.339秒が出て幸先のいいスタート。その後、少しずつ縮まっていき、29周目でベストとなる30.088秒が出ました。いちおう
車種別ランキング2位となっているようです。しかし満足のいく走りには遠いと言わざるを得ません。
と言うか、クルマの性能では明らかに自分が一番でしょうから、これではまるで格好がつかないのですが…。ドライバーの腕が足りないのはもちろん、セッティング能力を持たないこともあるでしょうかねえ。
前回よりも意識したのは、ブレーキングをガッとやらないように、ゆるめにしていくこと。たぶんこれがタイムアップに効いたのだと思います。でもどうしても突っ込み過ぎてやりがち…。
最終コーナーとか、手前でガッと減速してクリッピングより遥か手前でアクセルペダルに足を移したほうが体感的には速く曲がれてる気がするんですが、やっぱセオリー通りにクリッピング直前までブレーキ残す感じのほうが実際には速いみたいです。たぶんですけど。
いつまで経っても勘が戻らない、そんな気がするのは1コーナー。たぶんブレーキ強く踏みすぎてかえって曲がれてない、減速しすぎ。エンジンが速くなってるぶんもっと減速しないと飛び出すはず! という恐怖心を乗り越えられません。ここで大幅にタイムが落ちて、さらに2コーナーまで悪影響が及んで余計にタイムロスを作っているのではないかと…。
それじゃそんなにストレート速くなったのかと言うと、体感的にはいまひとつ判然としません。コーナーからの脱出速度は間違いなく増しているのですが。スタッフの方にもストレートそんなに変わってないんじゃ? と言われましたし。やはりトルク重視のエンジンというのはそうしたものなのかもしれませんね。お山の上りみたいな負荷の高い条件ではうんと速くなってても。
バッテリーがダメでパワーダウンしてたという仮説、どうなんでしょうね? うーん。
ひとつ言えるのは、運転席の窓のオート開閉での異常動作が無くなったことw 意外なところにバッテリー劣化の影響が出ていたのでしょうか!?
ベストタイムの周の動画です。
こんなラフな操作でなぜか出てしまったタイム。正直自分でもよく分からない…困惑…w
最終手前の左コーナーで土手に乗り上げるようにしちゃってます。ショートカットやねえ。こんなズルしなくてもタイムは出せるはず。
なお、新GoProの撮影モードはフルHDの60fpsで、外部マイク使用、スポットメーターON、スーパービューです。
このスーパービューというのは、どうやら実際には高さ方向のみ広く撮れるだけで、横方向には変わっていないようです。つまり
こう。そのせいでこの映像も一見すると従来よりサイドウィンドーの外まで映っているようですが、私の頭部がずいぶん横長になってしまっています。その一方、幌屋根の内側という真っ暗でどうでもいいところが映像の多くのスペースを埋めてしまいました。うーん、幌オープン状態ならスーパービューが楽しそうだけど、幌クローズ状態ではやめておいたほうが良さそうですね。
スポットメーターをONにしないと、この幌屋根の内側とかの暗いところに明るさを自動調整されてしまって、フロントウィンドーの外が白飛びしてしまいます。とか言ってまだこの新GoProでは試してませんけど旧機種ではそうでした。
続いて10時枠では、空気圧を落としてみました。9時枠では温間2.8kg/c㎡という高めを試したので、10時枠では2.4kg/c㎡あたりを狙っていきます。前回走行時は2.0kg/c㎡で低すぎたようなのでこんなもんかなと…。
走っている私はまったく鈍感なもので、これだけ差があってもいまいち違いが分かりませんw 低めだとなんとなく走行抵抗を感じると言うか、高めのほうがクルマが引っかかり感なくスルスル進む感じで好きかな? くらいで。
外から見学していた乱丸さん達の意見では、高めのときのほうが動きが良かったそうなので、これからは高めで行こうかな?
ありがたいことに、途中でALTメインのスバル車のチューニングショップさんの方がエアを入れさせてくれましたので、再び高めにしてアタックしてみましたが、30.316秒どまりで終わってしまいました。
自分としては空気圧よりまだ先にやるべきことがいっぱいある感じです…
ALTはコレがいいですよねやっぱしw お芋、おいしく頂きました。
作手の道の駅でお昼を食べた後、今度は初走行となるモーターランド三河へ向かいました。
ALTのすぐそばにあるんですけど、ドリフトのイメージが強くて近寄らなかったんですよねー。経験豊富な乱丸さんがエスコートしてくださるならば…と、実は乱丸さんもここ初めてと聞いて不安になってきましたw 初めてのサーキットは期待より不安のほうが強くて腰が引ける私であります。
レンタルカーにロードスターがあるというのは予習してましたがNCがあるとは思ってませんでした。
3時枠(フルコース)で走行、台数は自分たち含めて4台。少なめで安心です。
走り出してみて、最初はどう走ったものか分からず戸惑いましたが徐々に慣れ、楽しくなってきました。第1コーナー曲がってからの高速コーナー区間が爽快! 120km/hくらい出るのにブラインドで恐ろしいんですけど、ちょっと行き止ま林道っぽいw その後の低速区間はわりと最近になって増設されたそうで、ちまちましてつまらないかなと想像してたけどそうでもなく、むしろなんでかよく曲がってくれるので気持ちいいような。路面が新しいせいでしょうか? ここはよくよく見ると年配のおじ様がスタッフとして監視にあたってました。
ALTのように電光掲示板が無いのは走りながらタイムを見られないので残念かなとも思ってましたが、あまりタイムを気にせず走りを楽しむことが出来て、あれはあれでいいかな、と。
とにかく初めてのコースなので新鮮で、どんどん上達していくのを感じられるのがいいですね。煮詰まるようになってくるとまた話は別でしょうけれど…。
ALTよりある意味フツーのサーキットっぽいしスピード域もちょっとだけ上で、異なる性質をもつ別々のコースを1日でハシゴして過ごすってのは、なかなか良かったです。ちょっと定番にしちゃうかも?
終盤で出た、いちおうベストタイムの周です。49.332秒でした。速い遅いの相場が分からないのですが、走りのほうは見ての通りなので、まだぜんぜん縮むことでしょう。
幌オープンなのでスーパービューが映えますね。スポットメーターはONのままで問題なし。
そう、なんと驚いたことに、ここはロールバー無しで幌オープン走行可なんですよ。しかも4点式シートベルトも求められないという。
でも不思議とサイドウィンドーは上げてないといけないそうで。屋根アリ車と同じにしておかないと矛盾するからかな? あと計測器を助手席側のサイドウィンドー内側に取り付けるのがルールだからってのもあるでしょうか。幌を開けると窓の上側の支えが無くなるので、重い計測器でガタガタ動いて鳴ってます。動画でも耳障りですねー、次はスポンジみたいなのを窓とのあいだに挟んでみましょう。
なかなか自分一人だと新しいサーキットへ行くのは腰が重いので、乱丸さんに感謝です。充実した1日でした。
さて次の日曜日は…雨? もし晴れたら、行き止ま林道か、デュアリスでダート林道か、ALTの9時枠だけ空いてるので狙って行くか。