Garage DogHouse ビッグスロットル  

Garage DOGHOUSE社製　ビックスロットルボディー４５パイです。

純正品とエクスチェンジで15750円とお買い得でした。
取り付け後に純正品を送る場合は8000円の保証金を預ける必要があります。


取り付け時にバキュームパイプを新品にしたり、他の部分もいじったりで、アイドリングが不安定になり、Garage DogHouseさんにメールで問い合わせましたが、写真付きの丁寧な解説をして頂き、アイドリングの調整方法も習得出来ました。

後から雑誌を読んでいて気がつきましたが、Garage DogHouseさんって、BMWツインカムの得意な有名ショップでした。
知識も豊富な訳です。

残念なのは、私の住んでいる埼玉からは、かなり遠くて行けない事です。
富山に行く事があれば、是非よってみたいショップです。


ただ1点
個体差なのでしょうけど、スロットルポジションセンサーを取り付ける部分とスロットルの金具部分が干渉して、スロットルを開いた時に抵抗になり完全に閉じなくなるという症状が出ました。

インジェクションMINIのアイドリングが高いなどの障害は、バキュームホースや各種センサーなどの不具合が定番なので、まさかここが問題だと気がつくまでは相当試行錯誤してしまいました。

結局当たっているプラスチック部分を削って取り付けしました。



で、肝心のビックスロットルの効果ですが。
びっくりしました！
ハイリフトローラーロッカーを入れた時よりも変化を感じました。
パワーが結構上がった感じです。
これは費用対効果高そうです。

ただし、この辺のチューニングは調整が必要になってきますので、アイドリングの安定の為に、更なる手を加える必要がありそうです。

本来はテスターを当てながら数値を見て調整が必要らしく、このスロットルのせいだけではないと思いますが、アイドリングとステッパーモーターの調整が、ちょうど良い所にならず悩んでいます。

症状としては、アイドリングを安定させると、アクセルオフ時にステッパーモーターが干渉してすんなり回転が下がらず、シフトダウンで減速する時に、ハンチングのような状態になり加速したり減速したりしてしまいます。
慣れないと減速しているつもりが加速するので危険w

その症状が出ないように調節すると、今度はアイドリングがかなり低く、アクセルを踏まないとエンジンがかかりません。

今度テスターを持っているショップで調節してもらおうと思います。


この手のパーツは、調節が必要になるので、この辺を覚悟して取り付けをした方が良さそうです。



追記
結局外しました。

色々な所を調節したり、ノーマルに戻したりと、スロットルの取り外しは7回程やりましたので、25分で交換出来るようになりましたw

センサー系も、ステッパーモーター、吸気温センサー、クランクセンサー、O2センサー、オイルプレッシャーセンサー、水温センサーをすべて新品にしました。ECUも中古の物を買って、元から付いているのと2台体制で調整しましたが、結局駄目でした。

結果としては、ビックスロットルにするとアイドリングが低くなり、エアコンやライト、ブロアーなどをオンすると、ハンチングが起こりました。

上記の症状が出ないようにすると、アイドリングがメーター読みで500回転位になり、アイドリングからアクセルオンで、ガラガラと軽いノッキングで乗りにくい。信号待ちなどで振動がひどい。

どっちつかずです。



以前、元ローバーのディーラーに聞いたのですが、以前依頼されてビッグスロットルにハイリフトローラーロッカー装着車を純正テスターを使って調節したが、ちゃんと合わす事は出来なかったそうです。

自分の車で実際に出来るか出来ないかは試していません。
何せ出来るかどうかわからない調整に15000円取られるので・・・・

それよりもノーマルのスロットルの方が安定しているので、多少の馬力よりも街乗り重視でそちらを取りました。


ビッグスロットルは、回ってしまえば馬力も体感出来て良いのですけどね・・・・
サーキットユースには良いと思います。

また、他のメーカーのビッグスロットルでも症状が同じかどうかはわかいません。


完全に安定化させるならフルコンなんでしょうね。


更に追記

今は結局取り付けています。
現在は通常より若干アイドリングが低い程度で動いています。

他の整備手帳に書きましたが、不調はスロットルポジションセンサーと実際のスロットル開度が合っていないのが原因のようでした。

ただそれを完全に合わす事は物理的に不可能なように思います。
スロポジセンサーリセットコマンドは何度も試しましたし、センサーを押しているレバーをペンチで曲げたりして、何度も調整しましたので。

根本的な要因としては、純正スロットルケーブルの引き代ではビックスロットルは全開まで開けられないという事です。


私の車の場合は、おそらく個体差でポン付けしてギリギリ安定する範囲を越えていたのだと思います。
ネットで色々検索しても、ここまでアイドリングが調整出来ないという記事が無かったからです。
ですので、おそらく多くのMiniにはポン付けでちょっとアイドリングが下がる程度で動くものなのだと思いますが、スロットを全開に出来ないという事は変りません。

その辺はスロットルを販売している所は知っているのかいないのか、製品説明に載せないですね。

関連情報URL：http://www.maikyon.com/


追記
結局最終的には外しました。
安定させる事が出来ませんでした。