下回り防錆塗装

今回のメンテナンスで一番大規模だったのが、下回りの防錆塗装です。
もともと北海道で使われていた車両、16年が経過してボディーの下には結構な錆が発生していました。

納車時から早めに手をつけておこうと思っていた部分ですが、今回足回りの部品交換も一段落したところなので実行することに。

こちらが作業後の様子。
とても綺麗に仕上がっています。
日産のメンテナンスメニューにも「ボディ床下コート」と紹介されていますが、これのブラックに相当する内容でしょう。

マフラーも耐熱塗装してあります。

シャーシ塗装材とアンダーフロアワックスを使用し、床下・サスペンション・タイヤハウスを作業してもらいました。

細かい部品まで丁寧に作業してあります。

サビの進行具合も場所により異なり、ワイヤーブラシで磨いた後に塗装を行うなど、結構大変だったようです。

見比べるとかなり違いますよね。

交換したリアショックやテンションロッドなども塗装してあるので安心です。
ホイールハウス内の塗装は、副次的ですが静音効果も若干期待できるようで、前より車内が静かになったような印象があります。

経営危機に陥った1990年代末期ゆえか、この頃の日産車の品質はあまり褒められたものではありません。
樹脂パーツやパッキンは硬化して脆くなるし、車体は錆びやすい気がします。
1980〜90年代前半の日産車の方が元気に生き残っているって・・・どういうこと？ｗ

作業内容、工賃などはディーラーによって異なるそうですが、長く大切にクルマに乗りたい方にはオススメしたいメンテナンスですね。