20年前にマツダ・サバンナRX-7 GT-R(FC3S)をモデルチェンジ直前に購入して7年乗り、13年前にマツダRX-7タイプRB(FD3S)に乗り換え、そのFD3Sを今年11月2日に車検を通したことで、私のRX-7歴とロータリーエンジン車歴が同時に20年に到達しました。
最初のクルマであるいすゞジェミニCC(3ドア、MT、1.5L)が1年半、2台目のクルマであるホンダCR-X Si(グラストップ、MT、1.6L)が2年11ヵ月なので、愛車歴の実に82%がロータリーエンジン車ということになります。
私は、日産スカイラインGT-Rの50連勝を阻んだマツダ・サバンナ(RX-3)も好きなクルマで、親がクルマを乗り換える際にこのクルマにしてほしいとお願いしたのですが、当時はトヨタが主流でトヨタ・セリカ1600GTになってしまいました。
もっとも、その後の歴史を考えると、セリカも名車中の名車なので、このクルマに乗せてもらえたのも悪くはなかったかもしれません。鈴鹿サーキットにも、よく連れて行ってもらいましたし。
鈴鹿サーキットと言えば、片山義美率いるチーム木の実が、弟の従野孝司らとともに、トヨタ、日産のワークスを相手に大活躍したことを鮮明に記憶しています。私は、当時からチャレンジャーや在野の大物が好きだったわけで、ロータリーエンジンが特別な存在なのも、この頃に始まるわけです。
しかし、自分がクルマを運転するようになってからも、RX-7は高価すぎて高嶺の花で、最初はエントリーカーのジェミニのセイシェルブルー、2台目もそこからのステップアップとしては正統進化のCR-Xとなりました。
ちなみに、ジェミニのセイシェルブルーは、当時、松田聖子の「セイシェルの夕陽」が名曲だったりして、セイシェル自体が南の島ブームもあってブランド的な人気がありました。RX-7とは関係ないのですが、記事のにぎやかしで動画を貼り付けておきます。
そして、CR-XのFF車らしいトルクステアやパワーのなさを感じ始めていた頃、FD3Sが発表・発売されますが、その価格の高さに驚き、モデルチェンジ直前のFC3Sに矛先を向けて購入しました。
このクルマは、初めての赤なのですが、最初は黒を狙ったものの値引きが15万円と渋く、ガンメタをいったん押さえたものの、この色ではスポーツカーとしては地味すぎることから、値引きも30万円ある赤に切り替えました。
そんなFC3Sは、愛車紹介にもあるように、自分としては、少しはいじったクルマですが、みんカラのFC3Sユーザーからすれば、ドノーマルにもならないことでしょう。
そして、FC3Sのエンジンブローを機に、FD3Sに乗り換えるわけです。このクルマは、最初の3年間はフルノーマルで乗り、4年目からは少しずついじっていこうと考えていたのですが、バブルの面影もすっかりとなくなり、いじるどころではなくなってしまいました。走行距離が少ないのも、同様の理由です。
リアウイング(リアスポイラー)に関しては、純正はかっこいいとは思えなかったので、全日本GT選手権でよく見られるようなものを着けようと思っていたのですが、これも同様の理由で着けておらず、RX-7としては珍しくリアウイング(リアスポイラー)なしです。
FC3Sが7年8万kmでエンジンブローしたので、FD3Sもエンジンブローの恐怖はあるのですが、V型をノーマルで乗っているので、まだ大丈夫かなとも思います。昨年の夏頃、エンジンが少し重かったのですが、消耗品やケミカル類をいっせいに交換したら、また調子が良くなりましたし。
昨年の夏以降は、最悪の場合には、日産フェアレディZかルノー・メガーヌ・ルノー・スポールあたりへの乗り換えも視野に入れていたのですが、今のところは調子もいいし、車検も通したし、ブレーキホースもテフロン・ステンレスメッシュホースに交換したし、まだ頑張ってほしいところです。
ロータリーエンジンなので、どうなるかは分からないのですが、順調に行けば、次はクラッチ交換になるのかなぁと思っています。
Posted at 2012/11/26 20:25:30 | |
トラックバック(0) |
クルマ全般 | クルマ