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2017年01月19日

僕の敬愛するパオロ・スタンツァーニさんが昨日亡くなりました...

僕の敬愛するパオロ・スタンツァーニさんが昨日亡くなりました... A great Italian engineer was called to heaven yesterday ...

Paolo Stanzani = "The man who saved the Lamborghini", he still lives in that image still in my image. I regret that I had no chance to see you in Italy last year, but I pray for your souls.

僕の敬愛するパオロ・スタンツァーニさんが昨日亡くなりました。いつかはこの日が来ることを覚悟していましたが、とうとう現実のものとなってしまったのです。享年80歳でした。

スタンツァーニさんとは何度かお会いして、彼の手がけた車の秘密を聞かせていただいたことを、今は懐かしく思い出すだけです。僕らが知る70年代のランボルギーニのスーパーカーは、ほとんどすべて彼が手がけたものです。
当時幾度となくランボルギーニを襲った時代の荒波を乗り越えられたのは、彼の才能と機智のおかげに他なりません。
パオロ・スタンツァーニ = 「ランボルギーニを救った男」、僕の中の彼は未だにそのイメージのまま生き続けています。

昨年イタリアでお会いする機会が無かったことを今は悔やむばかりですが、ご冥福をお祈りいたします。

何度となくスタンツァーニさんの来日を目指しトライしましたが、様々な事情があり遂に願いは叶いませんでした。
スタンツァーニさん、あなたを是非僕らの「スーパーカー・ミーティング山形」にお招きしたかった!!!




ブログ一覧 | ランボルギーニ | 日記
Posted at 2017/01/19 09:35:24

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この記事へのコメント

2017年1月19日 13:12
カウンタックのミッション逆搭載&サイドラジエターレイアウト、ウラッコP250のエンジンヘッド周りの補機類設計レイアウトなど、スペースに一部のムダの無い設計思想はまさに「奇才」だったと思います。尊敬するパオロスタンツァーニさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
コメントへの返答
2017年1月19日 16:20
コメントありがとうございます。
スタンツァーニ氏は僕らの世代にとって忘れることのできない人物でした。
彼にとってランボルギーニ時代の派手な車たちは本意ではなかったと思いますが、倒産寸前の会社を救うためには、あの車たちが必要だったのです。
しかしそのおかげで僕らはクンタッチやウラッコを体験する事が出来ました。
僕らは彼の業績に感謝するしかないと思っています・・・
2017年1月19日 19:07
えぇっっっ(;゜∀゜)

自分にとっては、ボブウォレスでなくダラーラでもガンディーニでもなく、フェルッツォですらなく、スタンツァーニこそが、ランボルギーニの『核』でした。※敬称略
彼がいなければ、ランボルギーニの名は現存していない、数年で霧散していた思います。

せめて一言「ありがとうございます」言いたかった( ノД`)…
ご冥福をお祈りします…合掌
コメントへの返答
2017年1月20日 11:35
渋さん、お久しぶりです。

残念ながら、スタンツァーニ氏は僕たちの手の届かない世界へ旅立ってしまわれました。
そして渋さんのおっしゃるとおり、彼がランボルギーニの経営を引き継がなければ、おそらく60年代末期にランボルギーニは消滅していた可能性が高いと思っています。

Paolo Stanzani氏の葬儀は、1月21日土曜日の11時からSant'Agata Bolognese中心の教区教会で行われます。残念ながら僕は参加できませんが、今夜はガレージで一人彼を偲ぼうと思います。

今はただ彼の功績を偲んで、静かに過ごしたいと思っています。
2017年2月2日 12:34
ただ、ただ残念です。
ハラマの売れ行きが芳しくないことを見て取り、顧客の欲しいのはウラッコやカウンタックのような車だと設計、その際会社の経営なども考えて、カウンタックのドライブシャフトをエンジン・ミッションの下に通すなどの妥協も出来る柔軟性のある頭脳の持ち主。彼こそが本物の天才であったのだと思います。
コメントへの返答
2017年2月2日 13:34
同感です、彼こそが僕らの知るランボルギーニを作り上げた男だと思っていますから・・・

もし彼の代わりにダラーラが会社に残っていたとしたら、ウラッコもクンタッチもブラーボも生れ出ていなかったでしょう。
彼は確かに鬼才で親しい仲間もあまり多くなかったと言われていましたが、彼の葬儀にはダラーラが来て弔辞を読み上げてくれたそうです。

ボブ・ウォレス、ウバルド・スガルツィに次いで遂に彼も居なくなってしまいました。
時代の生き証人はあと数人となり寂しい限りですが、彼らの残した遺産たちはこれからも輝いて、残された我々を楽しませてくれるでしょう。

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