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ピニンファリーナに展示してあった、代表的な車両をご紹介します。

■奥山清行さんがデザイナーになろうと思ったきっかけが、このモデューロでした。
　　60年代に考えられた未来のイメージがこの車だったんですね。








■2uettottanta、美しさと洗練さが際立っていました。








■08年ジュネーブモーターショーで発表された「シンテジ」コンセプトですね。今までのピニンファリーナとは少し毛色の変わったデザインでした。




■マセラティ・バ－ドケージ　基本デザインはカストリオータですが、ケン・オクヤマ名義で発表されていました。奥山さんが目指したのは、21世紀のモデューロだったのでしょうか？






■私の大好きなミトスもここにありました。今でもテスタロッサを持ち込んで依頼すれば、製作してくれるという「噂」がありますが、本当の所はどうなんでしょうか？








■どの車の木型でしょうか・・・


■バッティスタ・ピニンファリーナだったでしょうか。


■この建物で豪華なランチを頂きました！


■今までデザインした数々の作品が展示されています。

ツアー初日の訪問先はピニンファリーナでした。
同郷の奥山さんもこの守衛所をくぐったかと思うと感慨深いものがあります。


そしてしばらく進むとおなじみの建物が見えてきます。
そこには奥山さんがデザイナーへの道を歩むきっかけとなったピニンファリーナのモデューロが、そっと来館者を迎えてくれます。


そのまま玄関をとおり過ぎると最近のデザインされた車が飾られています。


さらに進むとそこには歴代のショーカーや代表作が展示されていて、その他にもピニンファリーナがデザインした数々の作品が飾られています。




そこから地下のプレゼンテーション･ルームへ入るとF50と599が飾られていますが、


よく見ると最終形態を確認するためのモックアップでした！


そしてこんな感じで実際のデザインプロセスが説明されていきます。






彼が458イタリアをデザインした、カルロ・パラッツィーニです。
イタリアのナイスガイでした！
かっこいい車をデザインするには、その人物もカッコ良くなくてはいけないのですね・・・・（タメイキ）

最初の宿泊地は元フィアットの工場をホテルに改装した、ホテル・メリディアンというところでした。
昔雑誌の写真や白黒のフィルムでよく見た、建物の屋上がテストコース！になっている場所です。
普段は屋上に行けないそうですが、特別に登らせてもらえました。









日本と同じで国土が狭いイタリアならではと言えるかもしれませんが、いくら自動車の性能が低かった時代のコースとはいえムチャですよね！？

この画像は映画やCMでよく見る会議室です。
ヨーロッパのエグゼクティヴはヘリコプターでやってきて、ここで会議をするようです・・・





それにしても朝日を浴びて輝くアルプスの風景が美しくて、この様な光景を日常見て暮らしている彼等だからこそ、あのようなスーパーカーを生み出す事が出来たのだと感じました。

■ベルトーネのスタジオです



KYOSHO主催、イタリアのカロツェリア巡りと有名デザイナーとのディナーのツアーに参加して、今日帰ってきました。
これはKYOSHOがダイキャストのミニカーを発売して20年になる事を記念して行ったもので、ピニンファリーナやベルトーネの工房を訪れるのは勿論のこと、かつて数々の名車をデザインされた有名デザイナーの方々とのディナーを楽しめる、車好きにとっては見逃せないものだったので、仕事の無理は承知だったのですが、かなり頑張って参加してきました。

■フェルッチョの生家です（向かって左側）

初日から、ディーノのスペチアーレをデザインしたアルド・プロバローネさんや、パンテーラのトム・チャーダ氏とザガートのエルコレ・スパーダ氏らとの会談があったり、ピニンファリーナで458イタリアをデザインした、カルロ・パラッツァーニから直接デザイン・プロセスの説明を受けたりして最初から密度の濃い内容でしたが、翌日以降も倒産騒ぎで心配されたスティーレ・ベルトーネのストラトス・ゼロをはじめとした数々のショーカーを直接見る事ができたり、ランボルギーニとフェラーリの工場見学が出来たりと凄い内容でした。しかしなんといっても私のハイライトは、フェルッチョ・ランボルギーニの生家とお墓を訪れる事が出来た事と、カウンタックの生みの親といえる、パオロ・スタンツァーニ氏と直接会って話す事ができた事でした。

■スタンツァーニ氏との忘れられない一夜でした

スタンツァーニ氏も既に７２歳、もうあまり時間が無いかも知れないという焦りの中で、いつか会って数々の真実を聞きたいという思いがつのっていたので感激の瞬間でした！（しっかりスーパーカー・ミーティングの宣伝もしてきましたが・・・！）
秘密の一端は話してもらえましたがまだまだ謎は多く、残りの謎は今後スタンツァーニ氏を個人的に訪れて尋ねることになりそうです。

氏よりお許しが出ましたので！（笑）

そしてこのツアーをコーディネートしてくださった、現地在住の野口さんには本当に感謝しています。
彼女なくしては実現不可能なツアーだったと思いますので・・・。

グラッツェ・ミーレ！！！