先週の金曜日からランチアクラブ主催の「サンチア・ランチ2012」に参加してきました。
自分はランチアを持っていませんが、ベルトーネでヌッチョの右腕として働いていたパニッコさんが来るということで、ベルトーネの応援としての参加でした。
今回はランチア・クラブ創立20周年ということで、ゲストも豪華な方々が招かれていました。
Sandro Munari、Simo R. Lampinen、Gian Beppe Panicco、Thomas Popperさんら豪華な顔ぶれで、主催者側の意気込みが感じられる人選です!
金曜日は箱根で関係者ら内輪のパーティーがあり、土曜日は大磯で前夜祭がありました。
左から元ベルトーネ広報部長のジャン・ベッペ・パニッコ氏、ワークスのコ・ドライバーだったシモ・ランピネン氏、そしてエースドライバーだったサンドロ・ムナーリ氏、ストラトス研究家として世界的に有名なトーマス・ポッパー氏です。
いろいろなお話が聞けて一生の記念になりました!
特に自分はパニッコさんからランボルギーニと深く関わってきたベルトーネの話を聞くことが出来て、感慨深いものがありました。
しっかりクンタッチのプロトタイプであるLP500のミニカーに、サインしてもらってきましたし(^_^)
ポッパーさんとも初対面といえ、そこは好きもの同士で盛り上がり・・・
ショウタンさんやサルトルさん、そして大王さま達とも楽しい身内のパーティーを楽しむことが出来ました。
またいつもお世話になっている、ジャーナリストの野口祐子さんやCG記者の早田さんとも出会えて嬉しい限りです。
そしていよいよ日曜日のランチア・ランチです。
Gr.4のストラトスに導かれて多くのストラトスが行進してきますが、1台でも珍しいストラトスがこんなに集まっている光景は見た事がありませんでした。
いや~カッコイイです!!
大王もしっかりとスタンバイです!
ストラトスの他にも、ランチアに限らず貴重な車がたくさん集まっています。
中にはこんな240RSも!
これは珍しいシトロエンBX 4TC!!!
200台ほど生産されたといわれていますが、競技での成績不振と高価格で市販車のほとんどは売れ残り廃棄されたといわれており、現存40台未満と推測されています。
1968年にベルトーネに入社して、ヌッチオ・ベルトーネの右腕として活躍されてきたパニッコさんにも自分の車にサインを書いて頂きました。
それもヌッチオがいつも好んで使っていた緑のサインペンでです。
パニッコさんありがとう!!
キメのポーズは、自らヌッチオが写っている有名な写真と同じにポージングしてくれました。
なんて気遣いの出来る方でしょうか・・・。
こんな雰囲気のなかイベントは順調に進んで行きましたが、フト気がつくと大王が見知った方となにやらお話中です。
近づいてみるとキャステルの鞍さんでした。
一体何を話していたのか???
お昼はランチア・ランチの名物?「なだ万」のお弁当です。
美味しかった!
そしていよいよ終盤に差し掛かり、ムナーリら往年のワークス・ドラーバーのデモランが始まりました。
歳をとったとはいえ、その走りは流石でしたm(_ _)m
まずはシモ・ランピネンさんでしたが、派手さは無いものの、車のバランスを生かした滑らかでスムーズな走りに感銘を受けました!
素顔はとっても話好きなお爺ちゃんなんですけどね(笑)
そして真打のサンドロ・ムナーリの登場です。
彼はかなり気難しいオヤジでしたが、その走りは健在でした。
正に、昔取った何とかです!
最後は今回のゲストの方々をクラブの名誉会員に選抜してフィナーレです。
ゲストの方々もきっと喜んでいたと思います。
自分もイベントを主催する立場なので良く分かりますが、今回このイベントを主催された幹事の方々は本当に大変だったと思います。
それはやったことのない方にはなかなか理解できないかもしれませんが、肉体的にも精神的にも、そして金銭的にも、もの凄く負担のかかる事だからです。
今回は外国からのお客様が4人もいて、さぞやお疲れだったことと想像しています。
stratosさん、しばらくゆっくり休まれてください。
今回はこのイベントに参加させていただいて大変嬉しかったですし、晴天にも恵まれて素晴らしい1日となりました。
関係者の皆様には深く感謝いたします。
お疲れ様でした~!!
オマケ
ストラトス研究家のポッパーさんは、未知の固体を見つけると早速「調査」をはじめていました。
ロッソ誌の平井さんは、自分のイプシロンの隣でシモ・ランピネンさんと記念撮影が出来たそうで、とても幸せそうでした!
今回はショウタンさんのカムシンと私のカウンタックを並べて展示していましたが、前日は関係者の車両をテストしたり、雑誌の写真撮影をしていました。
そこで自分も負けずに?記念撮影をしてきました!(^^)
どうでしょうか?