普段はあまり使うことないセカンダリータービン
たまには動かしてやるかと、しばらく常時ツインにて走っていました
低速で高ギアに上がってしまうと全くと言っていいぐらい走らなくなりますが、低回転から両方回ってくれるので、リフレッシュになるのかなぁという感じです
3000ccもあるエンジンだと街中で3500回転以上なんて回ることもないですから、普段は全く回ることないセカンダリータービンですからね
ま、やったからとどうなるわけでもないとは思いますが。。。自己満足ですw
日曜日に会社から帰るエンジン始動時にカラカラとフロント辺りから音がしました
音としてはマフラーがビビッてるような感じの音で、エンジンの振動に合わせて出てる感じで、2000回転を越えると振動が少なくなるからか聞こえなくなります
遮熱板などにガタがあるのかと推測して、そのまましばらく走っていたら聞こえなくなりました
その後何回かのエンジン始動時には聞こえなかったのですが、夕方にかけたときにはまたビビリ音がしました
走ってはいなかったので、ボンネットを開けて音を確認してみたんですが、位置的にはエンジン後方の排気側辺りの下の方から聞こえます
ちょうどセカンダリータービンの辺りです
アクセルを煽ると合わせて音も大きくなり、やはり2000回転ぐらいを越えると聞こえなくなりました
常時ツインにしててセカンダリーが逝ってしまったのか
とか考えて、とりあえず一旦ノーマルに制御を戻してみましたが、その時は音が出ず
再度常時ツインにしてみましたが、やはりもう音が出ず
一応不安になったので、飛び込みでKSPにお邪魔して内野さんにお話を聞いてきました
残念ながらエンジンを冷やしてからかけ直してみても音が出なかったため、原因の特定は出来ませんでした
とりあえずタービンが逝ったら音がおさまることはないとのこと
白煙も出ずブーストもかかっているなら、まだ大丈夫ではないか
また音的にタービンじゃないと思うとのこと
ただ走行距離もあるし、前オーナーの使っていたオイル次第ではトラブルが起きてもおかしくないかなって話でした
インテークパイプ内にはブローバイガスだかタービンのオイルシールだか原因は特定できてないのですが、昔からけっこうオイルが出てます
去年はいろいろと試したりしてたんですが、いつかセカンダリーが逝くんだろうなぁって思いながら乗ってました
そう思っているときに聞こえた異音だったので、もしかしたらと考えましたが、まだ大丈夫だったみたいですね(^^;)
その後は一切音は出ていません
タービン交換となるとリビルトでもそれなりの金額です(;´Д`A ```
仮に自分でやったとしても10万コース
うーん、そこまでしても乗り続けるのかなぁ。。。
ま、せっかくなので、ハイフロータービンとかメタルブレードの話も聞いてきちゃいましたが(^^♪
この月曜火曜の休みで、潜ってエキマニから触媒、フロントパイプ辺りの取付を確認してみるつもりだったんですが、残念ながら雨で出来ませんでした
たぶんタービンとは関係なく、その辺りの取付緩みによるものだと思うんですけどね
来週の休みにでも点検してみます
と、そのまま戻すのもツマラナイので、雨の合間で昨年の実験の続きを少しやってみました
シーケンシャル制御配管の変更です
現在のウチの車の配管です
ブーストコントロールの圧力は、スロットル手前から取る配管です
ただこれはオイルを吸わせないというのが第一目的ですけどね
今回弄ってみたのは排気バイパスアクチュエーターの制御です
セカンダリータービンを助走させるためのバイパス弁制御用のものです
回転数やブースト圧、アクセル開度などからシーケンシャル制御タイミングが近づくと、バイパス弁を開いてセカンダリーを予回転
排気制御弁が開いたときに素早くフルブーストに持っていくためのものです
このアクチュエーターを制御しているVSVの出口を塞いでみました
もう一方のVSVはブースト制御のために塞いでいるので、ここ一か所を塞ぐだけで圧力の出口側を塞いだことになります
こうすると何が起きるのかという話ですが、純正はECUから指令が来るまで排気バイパス弁が動くことはなく、またシーケンシャルの切り替えポイントを過ぎると閉じてしまいます
下図が通常の制御ですが、ブースト圧力は緑矢印で流れて来るのですが、VSVの弁が開いているためアクチュエーターに圧力が溜まることなくオレンジ矢印にてインテークへ戻っていきます
バイパス弁の制御タイミングが来るとVSVが閉じ、緑の圧力は行き場を失くしアクチュエーターに溜まってロッドを赤矢印方向へ動作させます
シーケンシャル制御タイミングを過ぎるとVSVは開放してオレンジ矢印の流れとなり、またバイパス弁を閉じてしまうのです
このオレンジ矢印の出口を塞ぐことにより、VSVが常に閉じたのと同じことになり、バイパス弁用のアクチュエーターはVSV制御に関係なくブースト圧のみによって開いたり閉じたりすることになります
エンジン回転が到達してなくても、アクセル開度でブーストが上がれば(0.5ぐらいから)バイパス弁が開くことになりますね
そして一度開いたらアクセルオフまで開きっぱなしです
セカンダリーが動く機会が増えるので、タービンのためにもいいかなぁと思ってみたり。。。
肝心の試乗結果ですが
シーケンシャルの段付きもほとんど感じず、とってもスムーズな加速をしました
乗りやすいターボって感じです
切り替えポイントまでに、十分にセカンダリーの回転が上昇してるからだと思います
でも
エンジン回転の上昇速度はノーマルより遅い。。。
つまりブーストの立ち上がりが遅いということです
当然ではあるんですが、プライマリータービンにだけ送り込んで回すための排気ガスを、過給をしてないセカンダリーに助走でシーケンシャルの切り替りまで食われてしまいます
このためプライマリーを回す力が落ちるので、シーケンシャル切り替え前までの領域ではブーストのかかりは悪くなりますね
セカンダリーが回る領域までくればノーマルと同じだと思います
もしかしたらバイパス弁が開きっぱなしなことで排気干渉が起きてるかもしれませんが。。。
というわけで、ここはメーカーが苦労して作ったシステムをそのまま使った方が速いということですね
マイルドな乗り味を希望する人にはおススメです(笑)
アリスト乗りにそんな人はいませんね(爆)
自分も元に戻しました
結局やりたかったことと全く関係ないことをやってました
ほんと梅雨時は予定立たなくて困りますね
屋根付ガレージが欲しいぃ
とりあえずタービンはまだ持ちそうなので大丈夫みたいです
でもサーキットとかはどうなのかなぁ
ブースト低め設定とはいえ、踏み続けると負荷が大きいですからね
ストレートだけ遊ぶなら平気かなぁと楽観的に考えてみたり。。。
やっと住んでるマンションの外壁工事も終わりに近づき、建物周囲に張られていたネットが取り外されました
日中でも部屋が暗いし、外の天気も分かりにくく、自分の車もよく見えない状況でした
見慣れた風景のはずが、この景色が久しぶりで新鮮です(笑)
タービンの構造ってどんなんだろうって興味がある方
よかったらこちらをどーぞ
http://www.asahi-net.or.jp/~xw6k-ssk/celica/maintain/turbin_overhaul.html
タービンのオーバーホールを写真で解説しています
「トヨタ CT2#」と読めるので、アリストとタービンと同じものかもしれません