そば再び（笑）

先日は、尾道で会議がありましたので、福山経由で行ってまいりました。

あわよくば尾道ラーメンなど突撃取材したいと思ってたのですが、スケジュールの都合で、無理でした。

で、代わりと言ってはなんですが、福山駅で時間がありましたので、駅周辺で、以前友達に聞いていた、十割蕎麦を食べさせてくれるお店に行ってみることにしました。

このあと事件が発生しますので、お店の名前は伏せておきます（笑）

そして今回の事件は始まります（笑）

まぁ、場所は聞いてましたので、すぐに発見できました。で、知らないお店なので少し様子を見てましたが、お客の気配が全く感じれないので、ちょっと不安になってきました。

しかし、十割にこだわった蕎麦、きっと美味しいに違いない、ここは行くしかないと覚悟を決め店内に。

ガラガラと扉を開け店内を見渡すと、こじんまりとした店内にはｶﾞﾗの悪そうなにぃちゃんが一人。

他には人はいません。

「いらっしゃい」と、気の抜けた声で面倒臭そうに対応してくれたので、どうやらこのｶﾞﾗの悪いにぃちゃんが店の人ということだろうか。

ちょっと、あまりの態度の悪さに面食らったが、職人だから多少は、と、無理やり納得して、取りあえず席に着くことに。

次にメニューを見ながら、初めて入ったお店で、良く判らないので、蕎麦の味を確かめるなら盛りしかない、

と思いながらも、あえて店の人に、「初めて来たのでお勧めとかあれば教えて」と、尋ねると、

「人の好みまで解りませんから、自分で選んでください」と、ごもっともです（怒）

しかし、もうちょっと紳士に対応できないものですかね？

ちょっと、真面目に盛りを頼む気もうせましたので、少々不味くても食べれる肉系のやつにします。

でも、まだ、どこかで十割に期待してるところはありました。

が、蕎麦を箸で持ち上げて、香りを確かめ、一口！？

今までの期待は音をたてて崩れていき口の中にはパサパサでゴリゴリした食感だけがのこりました。

打って時間が経った麺かも知れません。

蕎麦の香りも味も薄いというか、ほとんどしません。

蕎麦の保管状態が悪いか、市販の粉を使ってるかのどちらかだと思います。

まぁ、あれで国産の蕎麦で、保管もちゃんとしてて、打ちたてだというなら、腕が問題です。

つゆも出汁の香りが飛んでしまってるし、雑味たっぷりで野暮ったい味です。

普段なら、このような批評はしません。が、この後に、専務にここまで言わせちゃうような事件が起きちゃうのです（笑）

まぁ、美味しくないのですが、もったいないので、全部食べて、お会計を済ませようと、財布の中から一万円札を出すと。

「細かいのないんすか？」と、半分切れ気味口調でｶﾞﾗの悪い店の人。

あったら出してますけど？と思いながら、無いと告げると。

「はぁー、ちっ」と、ため息のおまけに舌打ちまでしていただきしました。

態度というか姿勢が全部味に出ちゃてましたから。気を付けましょうね。

二度と行くことは無いですが。

今日の教訓は、自分も無意識にお客様に不快感を与えてないかもう一度反省してみろということでした。

友達の所の蕎麦はやっぱり相当旨いという事も良く判りました。蕎麦の知識も彼に教えてもらったものですしね。来週も食べに行く事にします。