2010年08月25日
さてさて、不思議体験シリーズも最後の第4話となりました。
今回は怖い体験ではなく、本当に不思議に感じたことです。
同じような体験をお持ちのかたもいらっしゃるのでは。
第4話 お通夜にて
今から20年以上昔のことです。
父方の伯父が亡くなり、自宅で葬儀が営まれました。
お通夜の席、弔問客が帰った後、伯父のそばで
線香を絶やさないよう付き添っていると、
妙なことに気付きました。
伯父のあご髭が、朝見た時より確実に伸びています。
こんなこともあるのか、と驚きました。
日も変わる頃、さすがに疲れたワタシは気分転換に
庭に出て、池のほとりで星空を眺めていました。
庭からは祭壇と伯父が見えます。
伯父との生前のやり取り等思い出しながら見つめていると
家のエンガワの下、丁度伯父が横たわっている部屋の
下あたりから、小さな光が ポワッ と出てきました。
ワタシとの距離は5mほど。大きさはピンポン球くらいで
真っ白に光っています。
蛍の時期でもなく、色、大きさもそれとは違っていました。
フワフワと漂いながら、上へ上へと昇って行きます。
時間にして30秒ほどでしょうか、その光は小さな点となり
夜空に消えました。
恐怖心は全くなく、とても綺麗に輝くその光を
ただただ、じっと見つめていました。
濁りなく真っ白に澄み切ったあの光、あれは一体・・・
他にも祖母が亡くなった時、全員が病院に駆けつけ
この家には誰もいなかったはずなのに、近所の人が
電気が点いたり消えたりしているのを目撃し、
空き巣では、と騒ぎになったこともありました。
また、父から聞いた話では、祖父が亡くなった際、祖父の
遺体を安置した部屋に集まっていた時、 「ドーン!」
という音とともに、その部屋のふすまが、外からではなく
皆のいる内側から強い力で叩かれたように、ベッコリと
へこんだことがあったそうです。
人が亡くなる時って、時々変わった現象が現れるものです。
でもそれって、身内にとっては決して怖いものではないし、
案外、故人がまだそこにいたのかもしれません・・・・・
以上で、シゲチョフの不思議体験はおしまいです。
不思議な体験なのか、どうってことないものなのか。
それはお読みいただいた皆さんのご判断にお任せします。
ただ、50年近く生きてきて、どうしても説明できない、
怖いとかいう前に、どうも首をかしげたくなるような
そんな出来事が、たま~に起きるんです。
案外、気付いていないだけで、私たちの身の回りでは
色々な現象が起きているのかも知れませんね。
Posted at 2010/08/25 16:05:37 | |
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2010年08月23日
昨日、買物に出かけた際、カートを押して車に戻る途中
カミサンがいきなりワタシの頭を触ってきて、一言
「ん?チョット待って・・・ え~ なに?」
こっちが 「え~ なに?」 ですよね。
暫くサワサワ撫でていたかと思うと、ボソッと
「・・・円形脱毛症だ・・・」
「ぬゎんだと~!!!」
前日にマフラー装着してご機嫌だったワタシの顔から、
一瞬にして笑顔が消えたのは言うまでもありません。
自分で触ってみても、確かに1箇所だけ周囲と違う感触。
世に言う 「10円ハゲ」 じゃあ~りませんか。
マ、マジかよ~
自然に治るようですが、人によっては広がる場合もあるとか・・・
自分でも気付かないようなストレス、あるのかな~
気付かなければストレスじゃないよな~ ブツブツ・・・
しっかし、超カックワリ~
なんで出現したのか、不思議でたまりません。
不思議体験 第5話 に匹敵します。
本人、 相当ショック です。
Posted at 2010/08/23 16:48:37 | |
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2010年08月22日
さて、不思議体験も、第3話です。
この時も、チビリそうでした。
第3話 白いセダン
まだ若い頃、結婚する前はドライブも1人気ままに思いつくまま。
対向車も確認しやすい夜中に走ることが多い日々でした。
その日も1人で気ままにドライブした帰り道、人通りも街灯も少ない
見知らぬ寂しげな町中を走っていました。
閑散とした商店街を抜け民家もまばらとなり、更に周辺が
暗くなってきた頃、前方にテールライトが見えました。
スピード差があったようで、みるみる車間が狭まります。
それは白いセダンで、よく言うペースカー速度で走っています。
対向車もいないので追い越そうかとも思いましたが
別に先を急いでいる訳でもなく、ダラダラと追随していました。
するとその車はウインカーを点け左折、暗い横道に消えました。
ようやく視界が開け快調に山に向かって走り続けました。
すると再び遠くに先行車のテールライトが。
相変わらずゆっくりした速度のため、すぐに追いつきます。
また白いセダン、しかも同一車種です。
「あらま~、同じ車だし・・・」 と思いつつ、先ほど同様
ペースを合わせますが、さすがに眠気を誘う速度です。
若干センターラインよりに寄って、意思表示すると、
そのセダンはハザードを点けて減速しました。
譲ってくれたのかと思い、ソロソロと追い越した後
ミラーを見ると、路肩にそのまま停車しています。
「やっぱ田舎の人はマイペースだな~」
暫く走ると、あたりは完全に山の中の一本道となり、
街灯もなく、ヘッドライトだけが頼りです。
そんな闇の中、はるか前方に赤いテールライトが見えました。
どんどん車間が近づき、車の輪郭や色が判るように。
・・・えっ!?・・・
ナンバーまでは覚えていませんが、先ほど路肩に停車した
あのセダンを追い越す時チラッと見た3桁の数字。
今、前を走っている白いセダン、
距離的に数字は読み取れないものの、3桁であることは判ります。
それ以上は近づくことができず、ブレーキを踏んで離れました。
車間はどんどん開いていき、そのセダンは視界から消えました。
あの夜遭遇した、あの3台の白いセダン。
偶然だったのか、それとも最初から1台しかいなかったのか・・・
あの時、追い越し際にドライバーの顔とか
確認しなくてよかった、と痛感しています。
Posted at 2010/08/22 17:49:24 | |
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