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最近、とあるクルマ屋さんへ手伝いで行っています

その店はいわゆる外車専門店

扱い車種はドイツのギラギラしているアレやソレ

ラテンの赤いのとか

天気の悪い国のデカいやつなど

クルマ好きじゃなくてもちょっと目を引くラインナップ



「あの～すいませ～ん」

昼休憩でいっぷくしているところにひとりのおばちゃんが現れた

「ちょっと相談なんですが、、、」とはじまるや否や一方的に喋る喋るw

通常ならば、『営業担当に代わりますのでお待ちください』となるのだけど、その隙すらないので

とりあえず話しを聞くと

今乗ってる国産ミニバンが来月で車検、距離は１０万超えて新車からの１２年落ちでもうすぐ自動車税も上がるっていうのを口実に、クルマに興味は無いけど近所の人が外車に乗ってるから自分も外車に乗って張り合いたい

ということらしい

で、おばちゃんが目をつけたのが店頭に並ぶ５０万弱のアルファGT

距離１０万、１２年落ち

（良いクルマですよ　わかる人からすれば　好きな人からすれば）

でもね、
おばちゃん

そのクルマは今持ってるクルマと年式も距離も変わらない中古車なんだよ？

品質、信頼性は国産とは雲泥の差だよ？

クルマに興味ないんでしょ？

やめたら？

店側の人間としてやんわり遠まわしに伝えたつもりですが

おばちゃんは言いたいだけ言って、途中こちらがアドバイス的にひとこと入れればすぐに被せてきて

理解したのかしてないのか‥

まぁ、いいですけど。


近頃思うのです

クルマに対する価値観って腕時計と同じかなって


時計の役割

時間を知るための道具

時間を知るためだけであれば１００円で売ってる時計でも充分に役割を果たすけど

高いものだと時計ひとつで何千万円、何億円というのもありますよね

ダイヤモンドがどうのこうの、装飾がどうのこうのということがあるにせよ

時計は時計

興味の無い人にとっては時間がわかればそれでいい

クルマもそれに近いのかなって

陸上での人員、荷物の輸送手段

クルマの本来の役割

極端な話、クルマに興味の無い人にとっては軽自動車だろうとブガッティだろうと目的地に着ければそれでいい

時計やクルマにステータス性を求める人、感じる人もいれば

実用性のみを求める人もいる

全くそうじゃない人もいる

誰もが知ってるであろう高い知名度で言えばベンツはロレックス

付加機能や利便性よりも自動車本来の味わいを大事にしているクラシックカーは懐中時計

ランクル７０シリーズやハイエースはGショックかな



時計もクルマも用途に合わないモノを選べば不便なのは当然

現場にロレックスしていかないのと同じ

値段が高いからといって性能が高いとも限らない


あとはセンスだけど

やはり餅は餅屋。

SAMURAIの車検に行ってきました。

前回車検時は検査ラインにてサイドブレーキの制動で何度か×が出て

何度もレバーをグイグイ引いていたらレバーの根元がひん曲がるアクシデントがあったので

今回は対策としてレバー根元に鉄板を溶接して補強。

そして、制動で×が出た理由として、

検査ラインのローラー上でリアタイヤが暴れたのがきちんと制動が出なかった原因と思われるので

グリップ力を上げる意味でタイヤの空気圧を1.5kpaに落とす。

空気圧が落ちるので必然的に光軸も再調整

今回の車検改善はこんなところ。


で、結果

問題なくライン一発で完了!！