ドラムブレーキ、ライニング隙間調整(サイドブレーキ調整)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
車検時にラインで2回×が出たサイドブレーキ
引きしろの調整幅はいっぱいなので、(画像←)リアドラムを開けて調整します。
まずは前輪に輪留めを噛ませて車体リア側のジャッキアップ
サイドブレーキを戻し、引きしろの調整を緩々にします。
リアタイヤを回してブレーキの当たりを音と回転で確認。
ブレーキを軽く擦る程度が良好ですが、なんの抵抗もなくクルクル回りますので隙間が大きいことが確定。
2
まずは左側から。
ホイールは単体で外さずに内側のナット4本を外しドラムごと外します
内側の錆、汚れをワイヤーブラシでざっと擦って、パーツクリーナーで拭き取ります。
無意味なので念入りにはやりません。
3
こちらもざっと清掃してからライニングの残りを確認。
使用限界1mmですが、測ったところ3.5mmあるのでまだ充分使えます。
…というか4年前に測った際も3.5mmだったので何も減っていない。。
併せてホイールシリンダーの点検
カバーをめくって油漏れ、錆が無いことを確認。
ボルトにはスレッドコンパウンドを薄く塗る。
今回はシューは取り外さないので稼動部にはシリコングリススプレーでグリスアップ。
4
隙間の調整は、まず現在のギア位置をマーキング
ベビードライバーをこの部分に差し込み、ギアを手前に少しずつ送ってはドラムを仮組みして当たりを確認。
ドラムを組む際に少しキツイかな?というところまでライニングを広げても
ドラムを本締めしてブレーキを数回踏むと調度良く当たりが出たりします。
左側が完了したら右側も同様の作業を行ないます。
(片側ずつが基本です)
左右とも完了したらタイヤを空転させ左右差を確認します。
5
最後にサイドブレーキの引きしろ調整をします。
ロックナットを緩めた状態で調整ナットを手で締め、サイドブレーキレバーを引いた時に5ノッチ程度で調整します。
調整が出来たら、ケーブルをプライヤーなどで共回りしないように軽く固定しながらロックナットを締めます。
*作業後は必ず制動の確認をすること。
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