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孝(taka)のブログ一覧

2017年06月20日 イイね!

本当は違うデュラントミラー

最近のナロー用パーツの充実ぶりは目を見張るばかりで、また一つ、絶対出てこないだろうと思っていたパーツがWeb通販で購入できるようになりました。





ポルシェクラシックのパッケージに入っているのが左用デュラントミラー、無印の茶色い箱に入っているのが右用デュラントミラーになります。



ドアへの取り付け部分が逆Rでシャープな形状なのが、当時のデュラントミラーの形。
2000年頃に作られていた社外品は、取り付け部分が砲弾を半分に切った様な「もっこりした形」になっていて、一目で違いが判ります。






左がポルシェクラシックの箱に入っていた左用、右が無印箱に入っていた右用ですが、刻印されているマークに注目。

ポルクラ


無印


ポルシェクラシックのパーツは、こういう所で当時物と再生産品が区別できるようにしてくるから、オリジナルにこだわる場合は要注意です。

今回欲しかったのは右用ミラーで、左用ミラーはメッキの経年劣化を左右で揃える為におまけで購入した物なので、本来あるべき「MAID IN GERMANY」の刻印が無いのでは、このままお蔵入りです。
(使いたいという人が居たら、半額でお譲りしますので、メッセしてください)

ここまで来てやっと本題(笑)

少し前まで、どのWeb通販サイトも、デュラントミラーは「左右共通」として販売していましたが、これは「左右どちらにも付けられる」という意味での左右共通であって、実際には左ミラーは平面鏡、右ミラーは曲面鏡になっていて、物としては別物になります。

その違いが判るのがこちらの写真



映りこんでいる天井の広さが倍くらい違います。

これで見えにくい右ミラーの視界を、少しでも改善しようというのが本来の狙いです。

ただ、

最初に付いていた曲面鏡の右ミラーは、長期間使っているうちに反射面下部に錆が出てきて、黒い染みのようになってしまった為、しかたなく平面鏡のミラーに変更したのです…(^-^;

平面鏡の左ミラーはそんな事にならなかったので、おそらく曲面鏡に問題があったのだと思います。

今後の右ミラー、耐久性が改善されているといいなぁ~~(^-^;

Posted at 2017/06/21 03:54:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | レアパーツ | クルマ
2017年06月20日 イイね!

リベット一本にこだわる

リベット一本にこだわるパネルの反発力でなかなか収まってくれなかったプラスチックリベットが、試行錯誤の末、漸く落ち着きました。

メカさんに感謝!
Posted at 2017/06/20 07:43:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | レストア | クルマ
2017年06月11日 イイね!

左通行用H1ライトの作り方

先日、大福2.8さんのブログで、右通用H4ヘッドライトを左通用(日本仕様)に修正する方法が紹介されていましたが、それを読んでH1でも応用できそうな気がしたので試してみました。

H1ライトは、ハイビームとロービームそれぞれに、バルブ(H1ハロゲン)と反射板を用意したヘッドライトです。
一般的なH4ヘッドライトの反射板がロービーム用で、その前にチューリップ状のハイビーム用反射板が付き、それぞれを独立して角度調整できるよう調整ネジが4本ついています。

下の写真は、オークションで見かける事が多い、アメリカなどの右側通行用H1です。



ライトの下側に横長の反射板が見えますが、これがハイビーム用反射板。

これの上辺に注目してください。

反射板の左側は、中心から水平に9時方向に伸びていますが、右側は3時半方向に垂れ下がっています。
そして、3時~4時部分のレンズカットが異なっている事が判りますでしょうか?
この垂れさがりと、レンズカットの相乗効果で、ロービームを右肩上がりの配光にしています。

右肩上がりの配光は、路肩側を高く照らして、歩行者などの発見を早くする為の処置なので、日本では逆向きの左肩上がりの配光にする必要があります。


アメリカから購入したH1に、左側通行用レンズを取り付けた物がこちらになります。
反射板の左上辺が水平に伸びている点に注目です。



この状態でも、配光は左肩上がりになるので、車検は通す事ができますが、ハイビーム反射板が路肩を照らす光を遮っているので、光量は落ちてしまいます。


そして、こちらがヤフオクで日本国内から購入したH1



本国・アメリカ仕様と違って、ハイビーム反射板の左側も垂れ下がっているのが判りますでしょうか?
ただし、右側も垂れ下がったままで、水平にはなっていませんから、完全に左右反転している訳ではありません。

並べてみるとこんな感じです。



こうして並べてみると、右側通行用と左側通行用で、反射板の形状が違うように見えますが、実際に分解してパーツ単体で見ると、形状の違いは見られません。

(かつての実験時の様子w)


反射板の取り付け位置に違いが無いか疑ってみたのですが、それらしき跡も無し。
なにより、ハイビーム用反射板の上下角度調整ロッドは、ロービーム反射板に開けた穴を通って、ハイビーム反射板と繋がっています。



これが曲者で、ハイビーム反射板をこれ以上左下がりに改造しても、調整ロッドの穴が見えるだけで光が増えない。
穴の位置を反対側にして、完全に左右反転させてしまったら、角度調整ボルトも左右反転が必要になるが、イギリスと日本の為だけに、そこまでうやるとは考えにくい。
また、左側通行用レンズの刻印(4本のボルトが何を調整するのかが、レンズにレリーフされている)を見ても、調整ボルトのアサインは変更されていない。

そんな訳で、左側通行用H1ユニット(反射板違い)の存在は、自分の中では半信半疑だったのであります。


そんな時に大福2.8さんから、H4ライトの右側通行用から左側通行用への変更は、バルブ15度捻れば良い、というブログを見て、もしかして

反射ユニット全体を捻れば、左側通行用になるのでは?


と思い立って、やってみました。



これを



このくらい捻ると
こんな感じになりました。







おそらくこれが、左側通行用H1ユニットの正体だと思います。

そうじゃない、本物の左側通行用H1ユニットは、レンズと完全にマッチングしている、という方がいらっしゃいましたら、写真で良いので見せてください~





Posted at 2017/06/11 11:35:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | ナロー整備 | クルマ

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「ありゃ、検切れですか。
仮ナンバーか、ローダーか、ですかね?」
何シテル?   05/06 09:25
ナローと呼ばれる1973年式ポルシェ911に長年乗っています。 日常メンテナンスやコスメティックレストアをコツコツとやっています。
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