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2017年08月10日 イイね!

静岡方面ドライブ~長島ダムへ

静岡方面ドライブ~長島ダムへ大崩海岸に続いてやってきたのは、大井川の上流。ここにある4つのダム(長島ダム、大間ダム、井川ダム、畑薙第一ダム)を見学することが目的です。本当は別の場所も考えていたのですが、この前日に東海、関東、甲信越にかけて、記録的な大雨が降ったということで、迫力あるダムの放水シーンが見られるのではないかと思い、急遽訪れてみたというわけです。




 島田付近から大井川に沿って北上していくと、やがて千頭に到着します。千頭駅構内には原寸大プラレールのような機関車が止まっていました。大井川鉄道名物の「トーマス機関車」です(本来は、「きかんしゃトーマス」か)。これは、トーマスではないということだけは分かりますが、なんのキャラだかはよく分かりません(帰宅後調べてみたら、手前の黒いのが「ヒロ」で、奥の緑色が「パーシー」であろうということが判明。8年ぐらい前はウチの子どもも好きだったので、名前ぐらいは聞き覚えがあります。

 ちょうど「トーマス祭り」のようなイベントをやっていたので、せっかくなので見ていこうとクルマを駐車場に止めました。ところが、クルマを降りて周りを見ると、そこはちびっ子のいる家族連ればかり。首からデジイチをぶらさげたおっさんが一人でいるのは、あまりにも場違いで居たたまれなくなり、イベントを見ずにすぐに退散してしまいました。





 千頭の駅から県道77号線をさらに北上して、まず訪れたのが長島ダムです。ダム下流側にある「長島ダム ふれあい館」で資料展示の見学と、ダムカードを入手。ここの受け付けの女性の方が非常に親切で、他の3つのダムの行き方やダムカード配布場所などについて、詳しく教えてくれました。





 ふれあい館から長島ダム提体を臨む。
 下流側はきれいに整備されて公園のようになっており、こちら側から見た提体自体も、あまりダムっぽくない雰囲気です。ここからだと川の水が全く見えないから、というのもあるかもしれません。





 ふれあい館は大井川左岸側にありますが、そこからぐるりと回って右岸側へとやってきました。こちらは、ものすごい急勾配の坂を下って、提体間近までクルマで降りてくることができるようになっています。





 駐車場の端に、こんな表示が出ているのを発見しました。大樽広場はともかく、「旧井川線トンネルの近道」というのが非常に気になります。
 旧井川線と言えば、長島ダム建設に伴い路線の付け替えが行われた経緯がありますが、この付け替えによって、現在では日本国内で唯一となる「アプト式」と呼ばれる特殊な線路が設けられるようになったのは有名な話です。
 旧井川線の遺構が、こんなダム本体の間近に眠っているというのでしょうか? 看板によれば、わずか2分でトンネルに出られるようですが、果たして!?





 「旧井川線トンネルの近道」の矢印が指し示す方向はこんな感じ。道はダム提体に真っ直ぐ向かっていきます。
 とても徒歩2分以内の場所にトンネルがあるようには見えませんが・・・。





 ダムの提体にぶち当たった道は階段で下へと続いています。とても廃線跡・廃トンネルが眠っている場所とは思えない雰囲気で、ただのダム管理通路にしか見えません。
 しかし進路はこれしかないので階段を降りていきます。





 一番下まで降りてきました。目の前にはダム関連の施設と思われる大きなコンクリート製の建物がどーんと鎮座しています。「やっぱりこんなところに廃トンネルなんてあるわけないよナ・・・」と思いかけたその時、コンクリート建物の右側に何やら暗い闇を湛えた空間があることに気がつきます。まさか、これが・・・。

 



!!
なんと、本当にありました!! よもやこんな現役バリバリのダム提体直下に、ダム建設に伴って寸断された鉄道の痕跡がそのまま残っているなんて・・・。





 旧井川線の廃トンネルの存在を確認したので、その中身はお楽しみのデザートとして取っておくことに。まずは現役施設の長島ダムを堪能することにしました。


 まずは、豪快に水を放水するジェットフローゲートの近くから提体を撮影。この写真を撮った時は何も思わずこの場所に立ってしまったのですが、この後、これがとても危険な行為だったことを思い知らされることになるのです。


 



 さらに下流側に歩いてくると、ダム提体観賞用のために架けられたと思われる「しぶきばし」があります。もちろん、渡ってみない手はありません。







 しぶき橋の上から長島ダムを臨む。これは爽快な眺め! 
 訪問したこの日は、ジェットフローゲート2門から豪快に放流中でした。ただし、このジェットフローゲートはあくまでも利水&河川維持用ということですので、大雨の影響があっての放流かどうかは定かではありません。ちなみに、提体に設けられた非常用洪水吐きはもちろん、常用の洪水吐きからも全く放流されていませんでした。
 ところで、ここからの景色を眺めていて、あることに気づきました。それは・・・。





 私がさっき立っていたのはこの場所。立ち入り防止のフェンスがちょうど途切れたところから身を乗り出すようにしてカメラを構えていましたが、そこって、こんなに高い絶壁の上だったんですネ。水面まで軽く20メートルはありそうです。落ちたら間違いなく死んでます。






 さて、再び戻ってきた先ほどのトンネル跡。早速、内部へと入ってみることにします。





 看板で案内されているほどですから、内部が崩落していたり水が溜まっていたりするようなことは全くありません。トンネルは緩く左にカーブして、その先から光が漏れています。それほど長いトンネルではないようです。







 あっという間に反対側まで抜けてしまいました。坑口の両側から光が差し込むので、懐中電灯などの照明器具は特に必要ありません。






 トンネルを出てみると、先ほどのしぶき橋のある広場に出てきました。こんなところに出てくるのなら、わざわざ元の場所に戻らずこちら側からトンネルをくぐれば良かったナ・・・。





 先ほどもこの辺りをウロウロしていたはずなのですが、トンネルがあることには全く気づきませんでした。緩くカーブしていたこと、青々しい草木にその存在が隠れていたことで見落としてしまったのでしょう。





 再びトンネルをくぐってクルマへと戻ることにします。
 トンネルの内部には現役当時のものと思われる勾配標がそのまま残っていました。


 






 クルマへ戻るべくダム提体に向かって歩いて行くと、トンネルの向こうには長島ダムの提体がそびえ立っています。この景色は、ダム建設によって鉄道が完全に断ち切られたということがよく分かる、印象的な場面でした。

 




 長島ダムの見学を終え、井川ダム、畑薙第1・第2ダムを目指し、さらに大井川上流へとクルマを走らせます。
 が、前日の大雨の影響で土砂崩れが発生し、そこへ向かう道が寸断されていました。これ以上上流へ行くには、いったん千頭まで戻り国道362号~県道60号を経由しなければならないようです。しかしすでに午後1時を過ぎており、時間的にこれらのダムを訪れるのは難しそうでしたので、今回のドライブはここまでとなりました。



Posted at 2017/10/03 17:12:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2代目 デリカD:5 | 日記
2017年08月09日 イイね!

静岡方面ドライブ~大崩海岸

静岡方面ドライブ~大崩海岸 強い台風が目の前に迫った8月某日、仕事の3連休を利用して静岡方面へドライブに出かけました。当日の天気予報を見ると、強い勢力の台風5号がちょうど本州を通過するとのことで、出発日の夕方から翌日にかけて、静岡県は強い雨・風に警戒するように、という予報になっていました。
 今回訪れようとしているのは静岡と焼津の間にある「大崩海岸」、そして大井川上流部のダムを目的地としていましたが、場所が場所だけに、一時は計画の取り止めも検討しました。しかしなかなかまとまった休みが取れず、次はいつになるか分からないということで、とりあえず天候の様子を見ながら「安全最優先、絶対に無理をしない」ということを誓い、出発することにしました。




 日が昇ると同時ぐらいに到着したのが、ここ。

 東名高速道路・静岡ICを下りて国道150号線を焼津方向に走り、用宗付近で県道416号線へと入ります。しばらく走ると左手に海がぱっと広がり、「わあっ」という感動もつかの間、道は一気に海の上へと飛び出していきます。そこが、写真のデリカの後ろに延びている「石部海上橋」です。




 石部海上橋を走っていると、嫌でも目に付くのが、対岸の崖下に連なる怪しげな洞門です。この洞門群はかつての国道150号線(のちに現在の県道416号線に変更)で、要は石部海上橋の旧道にあたる道、ということになります。
 この旧道は、1971年に発生した大規模な土砂崩れで洞門が圧壊、たまたま通行中だった車両を巻き込み、犠牲者を出す惨事となりました。その後、様々な検討がなされた結果、旧道の復旧は困難であり、また、落石被害を防ぐため崖下を避けて大きく海上を迂回する道、石部海上橋が作られることとなりました。

 今では、晴れた日には富士山も望める風光明媚なビュースポットとして紹介されることも多い石部海上橋ですが、その裏にはこんな重い事実があったということを知ると、なんだか複雑な心境になります。




 さて、石部海上橋わきの駐車スペースから反対側を見ると、そちらにも何やら怪しげな物体があることに気がつきます。テトラポッドで埋め尽くされた海岸線の向こうには、赤茶色の大きなモノが転がっています・・・。




 カメラをズームしてみると、そこには何かが崩れ落ちたような痕跡がはっきりと見て取れます。「大崩海岸」と言えば「ああ、アレでしょ」とすぐに思い浮かんだ方は、きっと鉄道マニアさんか廃モノマニアさんなのではないでしょうか? 

 この物体は、東海道本線の「旧石部隧道」が崩れ落ちた残骸の一部です。
 昭和23年のアイオン台風で石部隧道が崩落したのですが、現在に至ってもなお、その哀れな姿を晒したまま放置されています。反対側(坑口側)にも行く道があるのですが、この日は草薮が激しく成長しており、また小雨がパラついていたということもあって、坑口目前への進入は断念しました。




 さらにズームしてみると、崩れ落ちた煉瓦作りの隧道の一部が、高い波に洗われていました。

 折しも、接近する台風5号の影響で波はかなり高くなっていましたが、それでもこれだけ堅牢そうな隧道を崩壊させるほどの力があるようには、とても見えませんでした。アイオン台風というのは、一体どれほど強力な台風だったのか、想像するだけで鳥肌が立ってきます。




 石部海上橋を離れ、県道416号をさらに焼津方向にクルマで移動すること約5分、続いてやってきたのがこちらです。

 ただの道路のように見えますが、ここはすでに使われなくなった道、「廃道」です。大崩海岸の名前は伊達ではなく、この周辺は過去の歴史を見ても至るところが崩れまくっているという、まさに「大崩」なエリアなのです。

 その中でもつい最近の「崩れ」となっているのがこの先にある崩落現場です。今度は歩いてそこを目指してみようという魂胆です。




 ここがかつての県道であったことを示す証拠がこれです。

 えっ、クズのお化けみたいでなんだか分からないって!?




 ちょっと寄って写真を撮ってみましたが、うーん、クズに覆われてしまって、これでもなんだか分かりにくいですね。
 実はこれ、県道を示す路線番号案内標識(ヘキサ)です。標識には「県道 416 静岡」と書かれています。紛れもなくここが県道416号線であったことを示しています。




 「ヘキサ」からさらに先へ進むと、ヘキサを飲み込んでいたクズが、今度は路面全体を覆っているではありませんか。
 その繁殖力の強さから、外国では危険な外来種とされているクズですが、ここまで繁茂している様子を見ると、それもあながち大げさではないなと感じさせます。

 この「クズの海」は、深さはくるぶし程度しかありませんでしたが、この先に進むにはこの海を正面突破するしかありません。変な虫や動物(ヘビとかねずみとか)が潜んでいそうで、ここにズボズボ足(スニーカー)を突っ込んで歩いていくのはなんだか嫌だなぁ、と思いましたが、あまり下を見ないようにして一気に通り抜けました。




 クズの海を突破するとほどなく現れたのがこの崩落現場です。
 写真はなんだかちょっと視点が高くなったように見えますが、それもそのはず、実はここに写っている目の前の路盤は1メートルほど沈みこんでいます。




 空中へ飛び出さんとするガードレール。

 ・・・ではなく、ガードレールを支える支柱が路盤ごと下に沈んでしまっています。




 剥がれて崩れ落ちたアスファルト。




 そしてたどり着いたのが、崩落の核心部分。
 路盤は完全に崩れており、堅牢そうなコンクリートの擁壁にも大きな亀裂が入っています。さすがにこれ以上進むのは、どう見ても無理そうです(中にはここを自転車を抱えて越えるという人もいるようですが…)。




 下を覗き込むと断崖絶壁。直下には太平洋からの荒波が押し寄せています。崩れ落ちた路盤や道路構造物は回収できるはずもなく、そのまま海中に放置です。

 風もだんだん強くなってきて、これ以上ここにいるのは危険と判断し、速やかに撤収しました。
Posted at 2017/08/11 20:40:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2代目 デリカD:5 | 日記
2017年05月24日 イイね!

天空の池に行ってきました!

天空の池に行ってきました! 最近、ネットで話題になっている「天空の池」ですが、ようやく行くことができました。前回、毛無峠に行った時に天空の池にも回ってみようと目論んでおりましたが、天候の関係でそのときは断念せざるを得ませんでした。

 そこで今回は、天気予報をしっかり確認。ドライブ当日は雲のない晴天が予想されていたので、これはチャンスと一路、天空の池を目指したのでした。





 

 午後10時過ぎに仕事を終えると、帰宅せずにそのまま現地へと向かいます。一路、中央自動車道を西へとデリカ走らせ、諏訪南ICで下道に降ります。そこから、国道20号~国道152号と進み、杖突峠を越えて高遠にたどり着きます。その時点で時間は深夜330分。高遠から少し走った道の駅「南アルプス村 長谷」でエンジンを止めました。

 ここで、2時間ほどの「車中泊」です。仕事が終わってから、ほぼずっと走り通しでしたので(バス乗務の仕事も入れると、すでに12時間以上運転し続けています!)、本当はもう少し寝るつもりでした。
 が、これから行く天空の池の絶景を想像すると、目が冴えてしまってあまり寝ることができませんでした。遠足前の小学生みたいなものですかね!?







 国道152号・秋葉街道をさらに南下、大鹿村に入ると目的地の「天空の池」はもうすぐです。国道沿いに「黒川農場」の看板があるので、これを指示どおりに進みます(天空の池は、この黒川牧場の中にあります)

 山中を進む道は荒れていて、舗装してあるところでも写真のような崩れた跡があったり、また一部は未舗装のダート路面であったりするので、あまり車高の低いクルマはおすすめできません。

 もちろん、デリカなら全く問題ありませんが。







 くねくねと曲がりくねった長い山道を抜けて、ようやく牧場の入り口にたどり着きました。天空の池はここからさらにきつい上り坂を上っていかなければなりません。







 看板が示すとおり、この先は勾配がきついだけでなく、玉砂利のような非常に滑りやすい路面となるので注意が必要です。



 




 砂利道を上っていくと、ご覧の看板が。「瀬越」ってなんだ!?







 瀬越とは、いわゆる「洗い越し」のことでした。ここ数日は比較的天候が安定していたはずなので、おそらくこれは相当に水量が少ない状態なのだと想像されます。この程度であれば当然、何の問題もなくクリアーです。





 午前7時半過ぎ、ついに天空の池に到着しました。さすがに平日のこんな時間だけあって辺りには誰もいません。
 …が、ここに上ってくる途中、上から降りてくる2台のオフロードバイクとすれ違いました。私よりも早い時間に訪れていた人がいたようです。

 写真でも分かるとおり、この日は池の水がかなり減っていて、ちょっと物足りない感じもしました。「天空の池」とは言いますが、恒常的に流入する沢水があるわけでもなく、実際には池というよりも大きな水溜りというのが正しいのかもしれません。


 ですので、雨が少なければ当然、「池」の水量は減ってしまいます。







 青い空の下、池は水鏡となって景色を写しこんでいます。水がもう少しあればさらに良い景色になっていたのでしょうね。汀線付近の茶色い泥や朽ちた木の枝が見えていなければな…。

  ちなみに、今回のドライブで撮ったその他の愛車フォトは、フォトギャラリーのほうにも掲載しています。








 天空の池で道は行き止まりだと思っていましたが、実際にはさらにその先へと伸びていました(2枚上の写真に写っている、上奥へと続いている道です)。この道は一体どこまで続いているのだろう?という素朴な好奇心から、さらに奥へと進んでみることに。

 するとそこは林道、というよりもほとんど作業道といえるような必要最低限の道でした。法面も路肩も未普請だというのに、立ち入り禁止になっていないのが不思議なぐらいです。

  道はまだまだずっと続いていましたし、デリカならこの程度の道なら問題なく走れます。しかし、不意の落石や路肩崩落も懸念され、これは深入りするのは危険だと判断。転回できそうな場所を見つけて引き返すことにしました。


 





 天空の池を後にした私は、付近のダム観光をすることに。まずは、以前から訪れたいと思っていた「小渋ダム」です。ここは、ダムの規模の割りに天端の幅が非常に狭く、俯瞰で見るとまるで鋭い刃物のようなシャープな提体が特徴となっています(薄っぺらい板という見方もできますが)

 残念ながらこの写真ではその鋭さがよく分かりませんね。写真左上、崖の上に展望台のような施設が整備されているのが写っていますが、あそこに立てばきっと、小渋ダムの特徴が際立つ写真が撮れたのかもしれません。







 続いては、来る時にも通りかかった「美和ダム」です。こちらは堆砂対策として、美和湖上端から4000メートル以上にもなるバイパストンネルを掘り、そこから砂を下流に吐き出すという、なんとも大掛かりな施設が特徴です。ダム提体直下には、そのトンネルの出口があり、国道沿いからもはっきり確認できます。







 前回の毛無峠ドライブでは、毛無峠→仙境都市→天空の池というルートを回る予定にしていましたので、今回はその逆をやってみようと考えていました。茅野に戻り、そこから白樺湖~大河原峠を抜け、仙境都市に至るルートを想定していましたが、なんと大河原峠が通行できず。今回も仙境都市はおあずけとなりました。

 写真は大河原峠手前の御泉水自然園付近にて。



Posted at 2017/06/27 11:05:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2代目 デリカD:5 | 日記
2017年05月19日 イイね!

再会・・・

再会・・・先日、いつものように路線バスに乗務していた時のことです。対向車線からライトブルーのデリカD:5が走ってきました。
 デリカD:5自体はそれほど珍しくないですが、ライトブルーとなると話は別です。私が以前乗っていたデリカと同じ色で思い入れも強いということもあり、自然と目がいってしまいます。


「やっぱりライトブルーはいい色だなぁ…。あっ、ドアミラーとドアハンドルがメッキだ。ということはシャモニーかな?? あれ、内装はベージュっぽいな。ということはプレミアムか…。前の自分のデリカと同じ仕様だな、これは珍しい。」

 乗務中だと言うのに、対向車の内装までチェックしてしまいました(ちょうど渋滞で、バスは停車中でした)。
 そして、ここでさらに「ある」ことに気がつきます。



「…ウッドステアリングが付いてる。」



 これに気づいた瞬間、なぜだか心臓の動きが早くなったのを自覚しました。

 このクルマって、まさか…。

 ドキドキしながらバスの横を通り過ぎていく青いデリカを見送ります。そして振り返ってデリカのリアバンパーを確認すると、そこには、奥さんがスキーの板を立てかけてついた2つのキズがしっかりとついているではありませんか!



 そう、このデリカ、間違いなく私がかつて乗っていたクルマそのものだったのです!!






 手放したデリカはその後、中古車サイト(Goo)にしばらく掲載されていましたが、なかなか買い手がつかずにいたようです。2週間もすると178万円の売値が168万円に値下げされたりもしましたが、それでもなかなか売れないようでした。
 しかし、ある日このサイトを見ると、もうそのデリカは出てきませんでした。無事に売れたのか、はたまた買い手がつかず国外にでも流れていってしまったのか、とても気になっていました。しかし、もはや関係のない第三者の私が、その行方を知る術などありません。
 それが、まさかこんな形で再会することになるとは…。

 その青いデリカには真新しい横浜ナンバーが付けられていました。意外とご近所さんが「飼って」くれたようです。そして何より、その青いデリカはきれいに磨かれ、ぴかぴかだったことがとてもうれしく、そして安心しました。
Posted at 2017/06/13 16:24:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカD5 | 日記
2017年04月25日 イイね!

呉の漁港に残る「謎の建造物」を見に行く

呉の漁港に残る「謎の建造物」を見に行く 広島ドライブ第2弾、とびしま街道を離れて次に訪れたのは、呉市・安浦漁港です。ここに「あるもの」を見に、わざわざやってきました。その「あるもの」が次の写真です。


 




 長年ずっとこの目で見てみたいと恋焦がれていたのが、コレです。

 えっ、ただの防波堤じゃないかって!? 実はこれ、ただの防波堤ではないのです。ちょっと写真をズームしてみましょう。


 



 何かのカタチに見えませんか?
 勘のよい方ならお気づきかもしれません。

  なんとこれ、実は「船!なんです!!!

 
 それでも、信じられない、防波堤にしか見えないというあなた、それも無理はありません。なにしろこの船、防波堤と全く同じ素材でできているのですから。

 そう、この船は世にも珍しい「コンクリート製の船」なのです!! 

 
 

 安浦漁港の対岸から、「防波堤にしか見えない船」のある側へと回ってきました。どうでしょうか、この角度から見れば、誰もが見まごうことなき「船」であることは明らかでしょう。

  広島旅行初日、とびしま海道の次に訪れたのが、この「コンクリート船・武智丸」の見学です。

  しかし、こうして写真を見てもまだ、「コンクリート? ??」と疑問に思う方も多いでしょう。通常、船といえば木製や金属製、小型のものであればグラスファイバー製などが思い浮かぶと思います。コンクリートでできた船など、ちょっと想像もつかないのではないでしょうか。

 ところが、世の中にはコンクリート製の船というものがあるのです(正確には、あった、というべきでしょうか)。ヨーロッパでは19世紀の中ごろに鋼材船の代わりとして、かなり大型のコンクリート船舶も製造されていたようです。特に第一次・第二次大戦時には、船舶の建造資材となる鉄鋼が不足した際の代用材として、コンクリートが用いられることがしばしばありました。


 今回訪れた、広島県呉市安浦町に残るコンクリート船「武智丸」も、戦時中の極端な物資(鋼鉄)不足がもとで誕生することとなりました。750馬力のディーゼルエンジンを搭載した武智丸は同型船が4隻作られ、実際に貨物船として瀬戸内海周辺や、時には南方にも航海をしていたということです。

  そんなコンクリート船・武智丸が、広島県呉市に現存しているということを何かで知り、いつか見てみたいとかねてより思っていました。そして今回、広島への家族旅行という好機を得て、はるばる、ここ安浦漁港へとやってきたというわけです。

 


 船には基本的に「立ち入り禁止」です。仕方ないなと思いながら、回りで写真を撮影していると、地元の方(漁師さん?)に「中に入ってもいいよ。ただ、穴が開いているから気をつけてな」との言葉をいただき、船の内部まで見学させていただくことができました。

  「立ち入り禁止」の看板が掲げられているフェンスの扉を開けると、そこはもう「船の上」です。この時は潮位が高かったのか、船体の半分くらいまでが海水に浸かっていました。

 





 振り返って見たところ。通路のように柵が設けられた一番奥に扉があり、私はそこから入ってきました。

 写真奥が船首側になりますが、水没している様子がよく分かります。


 



 ここ安浦漁港では、2隻の武智丸が防波堤として余生を過ごしていますが、船はそれぞれ、船尾側を向かい合わせにして設置されています。写真はまさにその船尾部分。なお、右側の通路は、この先の灯台に行くために後付けされたもので、武智丸の元来の設備ではありません。

  



 武智丸の甲板に上がってみました。輸送船として使われていたということで、中央には大きな船倉が設けられています。かつてはここに石炭や製鋼原料、雑貨などを積んで航行していたのでしょうが、今では、海水で満たされています。

 





 船尾側に設けられた船室。あるいは機関室か。骨組みだけとなってしまっていますが、潮風にさらされて風化が進んでいるとはいえ、頑丈そうな柱や梁は戦後70年を経たいまなお健在です。

 




 船首側にもなにやら船室のようなものが設けられています。中を覗いてみると・・・。

 




 こちらはかなり狭い空間になっています。中には何かの資材のようなものが置かれていました。さすがに戦時中のものではなく、漁師さんの漁具か何かだと思います。また、心無い落書きが目立っていたのはちょっと興ざめです。



 




 船首に立って船の後方を振り返って撮影。甲板にはふたつの大きな穴(船倉)が開いています。まさに「輸送船」であることがよく分かると思います。



 



 船首部分は鋼板による補強がされていました。かつては、迫る荒波をこの船首で切り裂いて進んでいたのでしょうか。

 この日の穏やかな海面のせいもあったのでしょう、今では静かな眠りについているようにも見えました。

Posted at 2017/04/25 13:56:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行・お出かけ | 日記

プロフィール

「静岡方面ドライブ~長島ダムへ http://cvw.jp/b/642464/40524972/
何シテル?   10/03 17:12
平成20年まで東京に住んでいましたが、このほど出身地でもある神奈川県に移り住んできました。 10年ほど続けた雑誌編集者(主に自動車関係の雑誌を作ってマシタ...
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