DEFENDER CAMP MEETING に参加してきました~。
会場はおなじみの
ランドローバーEXにて。
2日間にわたって開催されたお祭りで、キャンプ泊での参加でした。
DEFがメインのイベントではあるものの車種制限は無いので、他のLR車もたくさん集まってましたね。
初日から車両展示やフリマなどがあり楽しく過ごせました。
そして2日目にはメインイベント(!?)のオフ走行会。
まずはそちらの内容からレポートです。
午前中に行われたのはツインランドさん主催の
模擬トライアル。
話を聞くと未経験者や初心者を対象とした内容で、ノーマル車両でも走れるコースらしい。
本格的な競技の経験が無い自分にはちょうど良いかと思ってエントリーしてみましたぁ(^^)
参加車両は10台。
トライアルなので基本ルールは、
・ホイールベース以内のバックで減点1
・ホイールベース以上のバックで減点3
どのへんが「模擬」トライアルかというと、
・車両停止時間のカウント無し
・テープタッチ、ポールタッチでも競技続行OK (減点あり)
・希望に応じてスタッフの誘導あり
それぞれでポイントの減点はあるものの、点数の上限は無し。
一般的なトライアル競技なら即失格になるような状況からでも続行できるルール。
初心者向けの体験コースという感じで全ての車両が完走できるよう配慮されてました。
しかし出場車両が待機する駐車場へ行ってみると、改造車両がズラリと勢ぞろい。
改造内容によって点数ハンデがあるようだが、クラス分けは無くコースも同じとこを走るようだ。ほんとに出場して大丈夫やろうかとちょっと心配に・・・。
オフィシャルの説明を聞いて、コースを歩いて下見してから競技開始。
いよいよスタートラインに立つ。
ただ走るだけなら十分いけるレベルのところだが、テープやポールがラインを阻むように配置されている。バックの減点もあるとなれば慎重にならざるを得ない。
う~む、これがトライアルというものかぁ。
奥側がスタートで手前まで来て左ターン。 ポールの間を通って8の字に抜けるコース設定。
ここはDEF110では普通に行けば曲がり切れないコース幅。
DEF90ならなんとかテープをかわせるもののちょっと危険なラインに・・・(汗)
勢いで突っ込めば行けそうな気もするが、迷ってブレーキ踏めば横転必至か?
でも今回はやはり初心者向けの模擬トライアルというだけあって、危険と判断したスタッフからストップ指示あり。
ウインチでのリカバリーとなりました。
ちなみにこの白DEF90は女性ドライバーでしたが、なかなか肝っ玉の据わった走りでしたねぇ。
僕は無難なコース取りを選んでバックでの切り返し2回で通過。
上級者になれば手前の崖を駆け上がりながら回り込むラインだとか、ローバーターンで一気に向きを変える技とかが使えたのかなぁ。
その後、もう1つのコースを走って、2セクションの合計点数で順位が争われました。
バックの減点1は覚悟で、テープ&ポールタッチはしないように、タイムは気にせずにという心構えで走ったつもりです。
さーて、結果はいかに!?
順位の集計・発表は後ほどということで、昼食タイム。
午後からはエキシビジョンハードオフロードチャレンジとやらが行われるようだ。
ドライバーとコドライバーが2人1組になって道なき道を突き進む、まるでボルネオサファリさながらのような内容。
おもしろい展開になりそうなんで、じっくり観戦しようかと。
いつもの変態仲間がいなくて寂しそうにしている赤DEF90のサンタさんへ「楽しみにしてますよぉ~、頑張ってくださいねぇ~」と声をかける。
と、ここで仲間を求めるサンタさんから自分に白羽の矢が立ってしまった・・・。
なんと、サンタ号のコドラという大役を仰せつかってしまいましたぁ(汗)
はたして競技経験無しのド素人が役に立つのか不安であるが、大舞台に立てるチャンスでもある。
こうして急遽、アウェイなムードの中でアドベンチャーチームが結成されたのでした。
参加する戦闘マシンがずらりと並びます。台数は5台、10名のチャレンジャーが集う。
トップバッターはベテランの某M氏。車両はDEF90ピップアップ。
本場ボルネオ仕込みの走りと、M8274でグイグイ引いて完走。
一番手が一番不利と思われる状況でのクリアーはさすがでした。
サンタ号は4番目の出走だったので、それまでは作戦タイム。
この段階では、まずあの木にアンカー取って、次はこっちに引っ張って、、、という打合せを一応していたはずである。
そうこうしているうちに順番がやってきた。
スタート直後は下りの崖なんで、そこまでは行けると判断。崖の底から這い上がるのがチョット厳しそう?
他車の状況から見てもウインチ作業は必要かと思われたので、僕はとっととクルマを降りてストラップを担いで直線で引けるライン上の木まで突っ走り、準備完了。
その間にもサンタ号はかなりのハイペースで順調に前進。
動けなくなったところでワイヤーを取りに走るかなと考えながら見ていると・・・
お?おぉ?? 驚くことに自力で崖を駆け上がってくるではないか。(@_@)
その先の折り返しでも狭い谷底でうまくターン成功。
ウインチで厳しい角度での横引きを余儀なくされそうなコースであったが難なくクリアー。
最後の難関はゴール手前の急坂でここはさすが無理でしょう?と思われたコース。
先が開けていてアンカーにできる木が遠かったので、僕は先回りして構えていた。
すると後ろから大きな歓声が聞こえる?
えぇ~!? 振り返って見るとそこにはもうサンタ号が登ってきている!
どうやら後ろ側の木をなぎ倒しながらバックして助走できるスペースを作り出し、勢いで突破してきたらしい。
結局、ウインチ使わずに完走してしまいましたよ。。。ぉぃぉぃ。。。
最後にはクルマはもうゴールしてるのに、僕だけが無駄になったストラップを回収して走り回ってる始末。
クルマ引っ張らずに足ばかり引っ張ってしまってスミマセン...orz
こんなことなら余計なことせずに高みの見物をしとけば良かったなぁ(笑)
他の車両はみなウインチ作業があり10分前後の時間がかかってるコースを、サンタ号だけが3分台でクリアー。
圧倒的な速さでの勝利でした♪ サンタさん、優勝おめでとうございま~す。
そして続いては、模擬トライアルの表彰式。
ドキドキしながら結果発表を聞いていると、、、
なんとなんと!!! まさかの優勝してしまったようです(^o^)/
立派な賞状と、賞品として高級米こしひかりの新米を15kgも頂きましたぁ。
ツインランドさん、ありがとうございます!
やはりノーマル車のハンデが効いたようで、上位にはノーマルっぽい車両が多かったですね。
コースもそれほど広くないので改造車でもライン取りが限られていたのと、初心者に寛大なルール設定のおかげで点数差がつきにくかったようです。
いやはや、初出場で初優勝。まさにビギナーズラックwww
クルマのほうはノーマルのくせに、いっちょ前にこんなステッカーを貼ってるので、つまらない走りでは面目無い。
ハンデはあったものの優勝できてそれなりにカッコはついたでしょうか(^^;)
スタッフの皆さん、現地でお会いできた皆さん、お世話になりありがとうございました!
またの開催を期待してま~す。
写真は
フォトギャラリーにもアップしました。