タイミングベルトを交換しました~。
DEFの走行距離はようやく20万キロを超えました。
そろそろ2回目のタイベル交換の時期ですね。
300Tdi用のタイベル交換キットのOEM品、STC4096LGを入手。
ベルトの他に、テンショナーとアイドラーのベアリング類や、パッキン等がセットになってます。
では、早速交換作業を。
まずは作業の邪魔になるラジエターのアッパーホースとインタークーラーホースを抜き取る。
ファンのナットを緩めて。
ここは逆ネジになってます。
ファンとシュラウドを取り外し。
ドライブベルトとクーラーベルトを外す。
次は、クランクプーリーの取り外し。
ボルトが結構なトルクで締まってるので、回り止めと引き抜きの工具が必要です。
今回は友人からSSTをお借りしました。
中央の工具をボルト4本でプーリーに固定して回り止めして、ボルトを緩める。
その後、左側のプレートに付け替えて、真ん中のボルトを迫り出してプーリーを抜きます。
右側にあるのはファンナットレンチ。
プーリーにSSTを取り付けて助手席側のフレームに当てておき、レンチにパイプ延長して緩めました。
重たいので、外すとき落とさないように注意。
今日は息子が手伝ってくれるようですw
続いて、フロントカバーのボルト14本を緩めて、カバーをご開帳。
ベルトが削れた粉が飛んでるのがわかります。
ここで、1番シリンダが上死点にくるように、クランクの位相合わせを。
SSTとなる2本の固定ピン。
クランクシャフトにボルトをねじ込んで、回しなが位相を出す。
カムシャフトギアのタイミングマークを合わせ、クランクのキー溝が真上にくるように。
この位置で、インジェクションポンプのプーリーの穴に、固定ピンが入ります。
下に潜って、フライホイールの下のドレン穴からも、固定ピンを挿入。
フライホイールに溝が切ってあるので、クランクの位相を微調整しながら、ピンがスコッと入るように合わせます。
念のためベルトと各ギアにも位相マーキングをしてから、テンショナーとアイドラーベアリングを外して、ベルトも取り外し。
ベルト自体はまだまだいけそうな感じだったけど、ベアリング類はガタが出てきてました。
クランクのギアを抜いてみると、あぁ、オイル漏れてきてますねぇ。。。
クランクシールも抜いて、キレイに洗浄。
新しいシールに交換しておきます。
さて、後は逆の手順で組み付けていきます。
新旧のベルトのコマを数えて、同じ位置にマーキング。
ベルトを付けて、テンション調整して、ベアリング類を固定。
洗濯ばさみ等でベルトを仮留めしておくとやりやすいです。
ベルト組めたら、クランクを手動で何周か回してみて、問題ないことを確認しておく。
カバーの合わせ面を洗浄して、新品のパッキンつけて組み付け。
クランクプーリーをつけて、SST使ってボルトを締める。
諸々の部品を組み戻して作業完了です。
これでもう10万キロは安心して乗れるかな。
次は、目指せ30万キロ!
Posted at 2016/05/30 04:16:21 | |
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