皆様へお詫びを申し上げます。このブログ「デミオで奥多摩へ!」はバージョン1というか、初稿がありました。ところが、私が、誤って消してしまうという前代未聞の事態を起こしました。つきましては、コメントを頂いた「デミネコ様」 「aki@白デミ様」にはコメントの返信もできないままとなってしまい大変失礼を致しました。申し訳ありません。また、イイね!を頂いた皆様にも大変な失礼を致しました。重ねてお詫びを申し上げます。ここに、ばーじょん に をめげずにUPいたしました。お時間の許す方はお目をお通しいただけると幸いです。m(__)mm(__)mm(__)mm(__)mm(__)mm(__)m。
2013年6月23日 デミオのテストのため奥多摩を目指すことにしました。先日、首都高速でのテストは無事に終えておりますが、想定以上の楽しさに、奥多摩でのクネクネロードにて「ヒール・アンド・トゥ」を試すためのドライブです。あくまで、ドライブです。
さて、奥多摩は私にとって特別の場所です。その昔、バイクブームという華やかな時代があり、ライダー達はハングオンなるライディングフォームで膝を擦ることに興じた時代がありました。このブームは、雑誌「オートバイ誌」による「俺サ(おれのサーキット)」というコーナーで一大ブームとなり、【西の六甲、東の垂水】なる言葉まで生み、峠はバイクで溢れ、それは楽しくも、危険な反社会的ブームとなっていきました。
その当時、東の垂水こと大垂水峠と双璧をなしたのが、奥多摩有料道路でした。とても魅力的なコーナーが連続するこの道路は、とても景色の良い環境未恵まれた立地に位置しています。バイクでも、車でもよく走りに行った思い出が多く、私にとって、欠かすことの出来ないルートとなっています。
バイクブームの後、この道路は2輪車通行止めを始めとした様々な規制が行われるという残念な時期を経て、現在は、奥多摩周遊道路として観光道路の側面を取り戻し、以前ような、痛ましい事故が多発しない道路として、愛されているようです。
今後は、みんなで楽しめる道路として、自警の念を踏まえ、走らせていただきたいと思っています。公道で走る鉄則は、無事に帰ってくることですね。この点だけは、いつも、肝に銘じて出かけるようにしています。
朝、7時30分頃、自宅を出発します。いつものガソリンスタンドで給油することに。そういえば、このスタンドにデミオで最初に来た時に「フェールリッドの不良」が発見されました。ワイヤー不良で、開かず、閉まらずという情けない状況となりましたが、ディーラーさんで無事に復旧しました。「パカッ」と開いています。
燃料を満タンにしたデミオは、R254を走り、三芳の先で左折、所沢を目指します。天気は最高で、気分も晴れ晴れ、道路も緑が多く、良い感じです。
晴れ晴れした道路で所沢を抜けて青梅街道を目指していると、徐々に気になりだしたのは、お腹がすいてきたこと。朝の定番メニューは「朝定食」。お仕事で、お取引あるこちらで食すことにします。
しかし、安いね。コストパフォーマンスでは文句なし。どこでも食べれるのもすごい。これ、昔は、吉野家さんで500円ぐらいしたよ、確か。それぐらいの値段で流通するようになれば、景気も良くなっているというものなんでしょうね。
無事に青梅街道に入り、奥多摩を目指します。途中から軍畑の方へルートを変えて走ります。このルートも私の奥多摩方面へ向かう時の定番ルート。車が少ないので、楽しく走ります。ただ、民家もあるのでマナーは守ります。クネクネ感は最高です。アクセルペダルの感触は悪くない。
さて、軍畑を抜けて、青梅街道に戻ると後ろから、CB1300の決まりものがついて来ます。いい雰囲気のバイクなので、先行させてみます。良い感じの仕上がりに、嬉しくなりましたが、ライダーさんの足元が気になりました。最近は、ブーツは流行らないのかね?すねが見えるのはどうも個人的にNGですね。
しかし、天気は最高、緑も最高、ペダルの具合もまぁまぁかな?
対向車線に目をやるとNCロードスター、しかも、シルバー、ルームミラーで後姿を追うと綺麗にロールしながら消えて行きました。時間は10時、まさか、シゲチョフさん?まぁ、奥多摩来るたびにすれ違うわけ無いな。
NCと別れて、一般車と一緒にのろのろ大麦代駐車場を目指します。この辺りは、気分よく流して走りたいところなんですが、それはかなわず、のろのろ。残念ながら、そのまま、大麦代駐車場に到着。
この大麦代駐車場は、ロードスターミーティングや不良中年ワークスミーティングなど、様々な、楽しげな車の集まるオフ会が開催されている場所です。スーパーカーから、旧車まで、ほんと楽しい空間です。今日は、何もやってないですが、デミオの後ろには、かっちょいい、おじさんとおねえさんが。雰囲気あるね。
大麦代を出発、今日は全然、流せていないので、駐車場の出口で少しだけ待機。通り過ぎていった車との間隔を開けて走り出します。やっぱり、良い感じです。アクセルとブレーキもちょうどいいレイアウト。
コーナーをどんどんやり過ごしていくうちに、奥多摩周遊道路に入るために左折をする地点に到着。
このころには、アクセルペダルのフィーリングに少し違和感を感じていました。左折して、すぐ橋を渡り終えると左側に駐車場があります。そこへデミオを止め、アクセルペダルのスペーサーを全部外すことにします。もう少し、アクセルペダルが奥に欲しい印象を持ったためです。調整はすぐに終了。
気分が変わり、奥多摩周遊道路へは向かわず、柳沢峠を目指すことにします。橋を渡り、左折し、走り始めると先行車はなし。いいペースでデミオは走ります。おー、アクセルペダルのフィーリングはいいじゃん。車もいい感じでロールして接地感も上々、中低速のコーナーがとても楽しい。ダンスダンスダンス。デミオダンス。
しかし、楽しい時は、長くは続かないのは世の常。フィットが登場。のろのろ、のろのろ。この先の温泉地までのろのろが続いたので、今回追加したポータブルナビの目的について、ごあんない。します。
写真の純正ナビの上に、取り付けたのがポータブルナビ。ロードスターから引き継いだもの。純正ナビの地図が古いのも理由の一つですが、何より、取り付け位置が、私には最大のネック。純正ナビが取り付けられている場所は、運転中に目線の移動が大きく、お楽しみ運転中にはちょっと危険なんです。
お楽しみ運転中のナビの活用は、コーナーナビ。みなさんも同じ使い方をされている方が多いかもしれませんが、コーナーのRを読むために使用しています。そのため、目線を下げる位置は絶対タブー。だから、水平移動で動かせる場所であることが必須なんです。もう少し、メーターよりに取り付けも可能なんですが、夜間のフロントグラスへの映り込みを考えるとこの位置がベスト。あんまり、ガチャガチャ付けたくなかったんですがしょうがない。ナビの横についている小さな箱は、おまわりさんお守り。世間では、レーダー探知機という名称で呼ばれています。個人的には、効果を期待するものではなく、安心感を得るためのものです。うん。
先行のフィットが温泉へ向けて左折、再び、ダンスダンス。おー、なんとダットサントラックが目の前に現れる。ダットサントラックツインキャブは懐かしい車。荷台に「バッドボーイ」「ハスクバーナ」のステッカーが貼られているので、私と同じトランポとして使用しているのだと思われます。助手席の女性の頭と運転席の男性の影と、ペースを変えないその走りが、とてもシヤワセ感を感じさせます。他人の幸せ、私の不幸? 柳沢峠までダットラの後を延々と走ります。デミオの後ろも渋滞。しかし、この幸せ感は、ゼツです。
柳沢峠です。腫れていると富士山が見えるらしい。
峠の茶屋?
休憩の後は、塩山市に向けて下ります。柳沢峠を塩山に向かう下りは、短い直線とタイトターンが交互に続きます。まさに、デミオにとってダンスダンスダンス。ロードスターと比較すると、しっかりしたボディによる安心感は比較にならない安心感を感じさせます。一方で、FFであるが故、コーナーではやや待ちの感じが否めない。この辺は、単に不慣れでFFのことを知らないドライバーの無知ゆえの感想かもしれません。しかし、楽しい。右に左にタイトなコーナーを駆け抜けます。すると、大きなループ橋に差し掛かります。個人的に大きなアールは苦手。速度が高い公道のコーナーは不得意です。万一、コントロールを失った時の後景が頭をよぎり、思い切り踏めません。思い切り踏めないから車も不安定という悪循環。まぁ、ここで、リスクは取れないな。
ループを抜ける終盤で、軽トラの後ろにつきました。荷台で右に左に動く影。ワンちゃん。可愛いじゃないの、情けない顔が犬らしくてイイね。
軽トラが道を譲ってくれ、ワンちゃんを横目に追い越します。このまま、道志を抜けて帰るルートが頭をよぎるもだるくて中止。ここで、Uターンすることにしました。
さぁー、きた道を戻ります。
とにかく、右に左に。ダンス・ダンス・ダンス。フロントタイヤがしっかり路面を捉えながら、コーナーに入っていきます。すごく安心感の高いフロントイン、リヤも軽いロールとともにコーナーイン。まさに、グリップを失わない、ダンスダンスダンス。足回りのセッティングが良いのか、楽しめる。
大きなアールは基本苦手ですが、登りは踏んでいきます。そして、タイトコーナー。踏みすぎるとフロントが逃げ気味になるものの。とてもグリップ感の高い、弱いロール感をともなった走りに満足。
柳沢峠に戻り、そのまま、峠を超えて下りに入る。先行車は全くなし、ガンガン行ってるつもりなんですが、なんだか、デミオは余裕ありげ。荷室につまれるウーハーがゴトゴト音を出す。ダンス・ダンス・ダンス。
しばらく走るとマツダのプレマシー発見。車間をやや詰めて、先行させてくれないかなをアピール。
プレマシー、俄然やる気。よく見ると、車高も走りを意識した感じで、コーナーも綺麗に曲がっている。
しばらく後続車としてプレマシーのテールを見ながら走るが、なんとなく、関係性をはっきりさせたくなり、車間を詰める。相手もこちらを相手に遊んでいる感じが読み取れる。お互い、無茶はしない関係性。
すると、ブレーキランプが点灯し、左にプレマシーが避ける。追い越しをかけてハザードを点灯させる。
プレマシーは、すぐに加速に入るが、ここは、はっきりさせるため、しっかり踏んで引き離す。デミオ、やるじゃん。
先行して走っていると、登りの時にいたフィットがまた前に。車速を落として後ろを走る。プレマシーが追いついてくる。フィットが道を開ける。デミオが交わす。プレマシーもついてくる。前から、プレマシーを見ていると綺麗に走れている感じがある。これは、2台で、つるむのありだな。速度を抑えて、ダンスダンスダンス。デミオが余裕があるので、ルームミラーをみる時間が長くなる。良い感じだプレマシー。
楽しい2台のダンスタイムは終わりを告げる。奥多摩周遊道路走るために右折を選んだデミオ、まっすぐ青梅方面を目指すプレマシー、別れ際にプレマシーのクラクションが、軽くデミオへ響く。プレマシーの運転席のドライバーのレイバンが少しだけ、こちらを向いていた。心のなかで、ありがとねー。と呟く。
さぁ、奥多摩周遊道路。ここでは、どんな出会いがあるかと走り始めると、大型のバイクが後ろにつく。
スズキの様だ。先行させるべく道を開けるが、イケイケの合図を受ける。しょうがない、前を走る以上は、
コーナーだけは頑張らせてもらいます。デミオは、デミオチックに綺麗に安定して走る。ルームミラーの中のスズキは、深くバンクさせ、立ち上がりで一気に詰めてくる。繰り返し、繰り返し、ダンスダンスダンス。繰り返すうちに、両車の間は、一定の車間が保たれるようになってくる。しばらく走ってデミオは駐車場へ、バイクはそのまま、先を急ぐ、バイクからホーンと手を振られる。イイね。
さて、駐車場を出て、しばらくは、1台で走る。とても、気持ちのいいコーナーが連続する。下りの中速、低速コーナーの繰り返し。周りに車両のいない環境がとても楽しく走れる要素か?ダンスダンスダンス。
奥多摩周遊道路を抜けるとトイレをも様子。トイレはないが、トイレ休憩。広い天気の良い場所で、開放的な気分。うーん、最高。
すると、背中にスキール音。サニーの4ドアセダン。バイクを追っかけて走っていく。このまま下るのはもったいない。追いかけようぜ。
このサニー、すぐ追いついたが、うまいね。慣れてるなこの道に。アウト・イン・アウトに車を合わせつつ
フルノーマルなタイヤはアウトに流れている。デミオは余裕があるので安定しているが、サニーのスキール音と車体のロールはとても大げさに見える。流れてはいるが、コントロールされている。いやー、この掛け合いも楽しい、とにかく、下りが絶。2台は車間を詰めて走る。後ろから、インテグラのタイプRがついてくるが、2台の中に入ってくる素振りは見せない。奥多摩周遊道路の終わりとともにランデブー走行は終了。サニーのドライバーさん、またぜひ、お会いしたい。
周遊道路を出て、青梅街道を下ります。先行はマークX。徐々に、ペースが上がる。この車がデミオの先行車になったのはラッキー。どんどんぺーすを上げてくれる。ここで、デミオのウィークポイントが露呈される。ABSがガンガン入る。正直早すぎて、車速が落とせない。介入が早すぎる。でも、このマークXについていくには、何とかなるレベル。でも、がんと走るとき注意しないと車速が落ちない。
今日のドライブは、マークXの前に先行車が出てきたところで終りです。
楽しい、ドライブをありがとう!!
デミオに命名
「でみぎゃんぐ!」