私が持っているもう一つのブログにも書いたのですが・・・。
待ちに待ったガンダムTHE ORIGINの21巻が出ました。この巻ではとうとうララァ・スンが死んでしまいます。この名シーンを恋に焦がれて待ちに待っていたのですが、意外とあっさりと終了してしまいました。まぁ、子供のころからアニメで何度も見ているシーンですから、出てしまえばこんなものと感じてしまうのでしょうね。
このTHE ORIGINで、はテレビ版のガンダムのストーリーをほぼなぞってストーリが進むのですが、若干、話が違ったり、キャラクターの心理がテレビ版より掘り下げられていたりと、漫画ならではの楽しみ方ができます。
しかし、ちょっと気になるのが、シャァ・アズナブルの描かれ方です。THE ORIGINはカッコよすぎるんですよ。
シャァが。
テレビ版もカッコいいのですが、ニュータイプに覚醒するアムロ・レイに圧倒されたり、ザビ家の復讐と、ニュータイプの覚醒への希望とがごっちゃになったりと、若干へたれ気味になっていて、それが好きだったり、続編のZガンダムの悩むへたれなクワトロ・バジーナへと続くんですが、THE ORIGINでは完全なキレ者として描かれていて、隙がないんですよね。このままホントにアムロに圧倒されるのか?という感じ。悪役としてはこれまでないほどの描かれ方をしていると思いますね。このままの世界観で7年後のZガンダムが作られたら、クワトロ・バジーナはどんなキャラになっちゃうんだろう?強すぎて、カミーユなんか必要なくなっちゃうんじゃないのか?てな感じです。
ガンダムくらい有名な作品になると、人それぞれの思い入れがあると思うので、その辺りの評価はなかなか難しいですね。富野由悠季には富野さんのシャァがいるし、声優をされている池田秀一さんにはまた別のシャァがいるし、安彦さんにも安彦さんのシャァがいるし、我々のような幾千幾万幾億の星のようなオールドタイプの人間にもそれぞれのシャアがいたりして・・・。
でも、私の大好きなガンダムがこのような語りで安彦さんの綺麗な絵で漫画本としてコレクションできるのは非常に嬉しいことです。
このままの勢いでZガンダムも漫画化していただければ嬉しいんですが、おそらく安彦さんはZガンダムはそれほど好きじゃないんじゃないのかと・・。根拠はありませんが。
次の楽しみはガンダムのラストシューティングのシーンです(^^) 楽しみだ!
Posted at 2010/08/09 23:53:57 | |
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ガンダム | 日記