土曜にマフラーを取り付け、日曜に広島空港周辺と野呂山へツーリングに行ったので、REMUSマフラー(キャタ有り、バッフル有りの仕様)のインプレなど。
①乗り始めにバイクのサイドスタンドを外してバイクを直立させるとき、まず明らかに軽い。
純正比3kgの軽量化でこんなに変わるとは正直思ってなかった。
②低速トルクが明らかに増して、かなり乗りやすくなった。
ワインディングでは今までよりも一段高いギヤでもいけるところが出てきた。
反面、タイトな狭いワインディング(野呂山の南側上り)のコーナー立ち上がりだとトルクがモリモリ過ぎて、アクセルを開けるのに気を遣うシーンもあり、走りにくいと感じる瞬間もある。
③上の方でのパワー感とか伸び感はさすがにスリップオンマフラーなのであんまり差がわからず、体感できるレベルの変化はない。
ちなみに、レムスの公式HPから拝借したトルク、パワー曲線的にはこんな感じ。
このグラフの5000rpmぐらいまでのトルクアップが一番体感しやすい。
キャタもバッフルも無しだと、さらにトルクアップするようなので、ちょっと試してみたいが、なかなか恐ろしいような・・・
④純正マフラーだと微妙なアクセル開度でギクシャクする感じがあったのも無くなって、車の後ろを走る巡行などで快適。
燃調が純正マフラーよりもレムスの方があっているんじゃないだろうか。
その証拠にアクセルをオフにした時のアフターファイヤーも純正よりむしろ減った。
日本仕様の純正マフラーでのセッティングは一体どうなってるんだか・・・
日本の車検を通せる音量に抑えるためだけに、無理やりマフラーの抜けを悪くした結果、まともなセッティングじゃないんだろうな。
⑤右側にバンクさせるのは、純正マフラーという重量物が軽くなったため、右側にかかる荷重が減り、右の倒しこみがやりにくくなったのを感じる。
逆に右から左の切り替えしは明らかに楽に素早くできるようになった。
バイクの倒しこみや切替しにおけるマフラーの影響って中々に大きいな。
⑥音量は、この仕様で純正マフラー同等。MAX80dBほど。(スマホアプリで計測なので精度は?)
eマーク付きで車検用の書類もしっかり付いてきたので、車検もこのままなら通せるはず。なので、3年後の車検にはこれで通せるかトライしてみたい。
⑦音質は、低音がしっかりと出て、乾いた歯切れのいい音。
今までエンジンのメカノイズにかき消されがちだった、排気音がしっかり感じられるようになった。
音量、音質的には今の仕様が日本で乗るにはバランスが一番良さげ。
⑧ステップ周りの振動が大きくなった。
Monster1200はマフラーをタンデムステップに固定する構造になっている。
そのため、エンジンからの振動がマフラーが軽くなったことでより大きく伝わるようになりタンデムステップから入って、ステップ周りの振動が大きくなったようだ。
振動の流れはたぶんこう。
エンジン⇒マフラー⇒タンデムステップ⇒ステップ
こんなことを感じたのがなぜかというと、ちょっとしたトラブルが発生したから。
何かというと、走行中にモード切替(スポーツ⇔ツーリング⇔アーバン)が出来なくなった。警告分はこれ。
自分的にはスロットルは閉じてるし、ブレーキも踏んでない。
この現象は以前にも体験していたので、すぐに路肩に止まって見てみると、原因はやっぱりこれ。
この丸のところがリアブレーキランプのスイッチになっている。
リアブレーキペダルを踏んで下に下がるとスイッチが出た状態になり、ランプが付くというシンプルな構造。
通常時、ランプが付いてない時はペダルによって常にスイッチが押された状態。
このスイッチがブレーキを踏んでないのに、ペダルが横にずれてしまい出た状態になっていた。
なんでそんなことになったか考えると、マフラー交換で振動が大きくなった結果なんだろうなーと気づいた。
8月にバイクを右側にこかした際にペダルが少し内側に歪み手で直したのでその影響なのかもしれないけども、しばらく要注意なポイント。
今回も手で位置を直したんで・・・
マフラーを交換して、キャタ有り、バッフル有りで200kmほど走ったインプレはこんなところです。
燃費がどうなるかはこれからのお楽しみ。
■Monster1200 走行距離
2554km⇒2763km