仕事が終わる頃「今夜は外食にしましょう」という妻からのメールがきました。つまり「リーフを運転しなさい」ということですよね(苦笑)。
というわけで、緑区鹿山に新しくできたという定食屋さんに向かうことになりました。これ、リーフの動力性能を試すためにはちょうどいい経路です。
名古屋市の緑区・天白区は坂道の多いところがあり、例の
「νガンダムの操縦桿のようなATのシフトレバー」をいろいろ試すにはちょうどいいんです(笑)。
約5年・5万キロを走ったC25セレナとの比較ですが、Dレンジですとアクセルを浅く踏み込んでも本当にスルスルとスピードが出ます。
家族4人が乗ってこの加速なら申し分ないでしょう。
しかし、ECOモードにしてしまうと途端に事情が変ります。
上り坂ではいくらアクセルを踏み込んでも交通の流れに乗れません。
航続距離の表示が伸びてもこれではいかんともし難く、私は頻繁にシフトノブの操作をしてました。
上り坂ではDレンジ。
平坦路や下り坂ではECOモード。
ブレーキの踏み応えは思ったより固く、そしてハンドル操作に車体が機敏に動くように感じられ、現代の電子制御の塊のようなクルマでも結構楽しめるものです。
ただ、クルマの大きさを上手に見切ることができませんでした。
前後とも先端が尖っているイメージがあるので、これは慣れの問題かもしれません。
室内はもちろんセレナより狭いです。
買い物などのタウンユースならともかく、スポーツクラブなどに通う子どもたちの送迎には少し向かないかもしれません。
あとこれはセレナにも言えることですが、空調機器などのスイッチ類は使いづらいです。
以前に乗っていたGZ11キューブ3(キューブキュービック)のようなダイヤル式の空調ノブにしたほうが運転中、目線をずらさずに済むのに…と、これはリーフに限らず、タッチパネル・タッチボタン式のクルマにはいつも思っていることです。
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それでもこのリーフ、総じてよいクルマに思え、気に入りました。
速く走るにしろ、航続距離を伸ばすにしろ、上手に走らせるためには「まだ人の手がいる」ということが気に入ったところかもしれません。
そして、そこが大切なところだと思うんです。
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ところで、クルマ本体以外の利点と疑問点(主に経済的な面)を記してみます。
・利点
購入時の「0.9%の特別低金利クレジット」
→クルマの購入費としては、とても低い金利設定です。
「ガソリンスタンドに行かなくても済む」
→家庭用充電器を設置すればガソリンスタンドに行く手間が省けます。
また、充電器は各地方自治体によっては補助金が出る場合もあり、あとは電気代だけで済むことも相まってお得に感じることができるでしょう。
「充電設備のインフラ整備の拡充」
→日産ディーラーではリーフ用の充電設備が普通・急速ともに設置されています。
ただし、急速充電でも時間は30分かかります。
私はこの充電中の車内で「CARBOY」のバックナンバーを読んで過ごしました(笑)。
・疑問点
「維持費について、長く乗りたいと考えた時に消耗品などの交換部品は高くならないか」
→バッテリーをはじめ、多くの部品が今までのクルマとは違う使われ方をされていると思います。
もしそれが消耗・故障した時に、どれだけのコストがかかるかは今の私にはわかりません。
我が家は成長期の子どもやその友達を乗せることが多いです。
まだまだセレナクラスのクルマが必要ですが、クルマ選びにリーフのような電気自動車を選択肢に入れたくなる方の気持ちもわかる気がしました。
次回のブログでは「ディーラーでの急速充電編」をお送りします。
すみません、あと1回だけリーフについて語らせてください(苦笑)。
追伸
小5の息子、ご飯をめちゃくちゃ食べます。味噌カツ2切れにご飯1杯という感じです!
成長期というか何というか…。
ここの定食屋さん、通うようにします(笑)。
Posted at 2013/11/21 23:48:03 | |
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