イグニッションスイッチの点検、そして破壊…
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
カープ号のスターターモーターが回らない一件。
仕事の都合もあったりでなかなか作業できず、発生からもう4ヶ月が経ってしまいました。
夏休みに向けて何とかせねばと、今週末、茹だるような暑さの中、集中できる時間で再度点検しました。
怪しいのはキースイッチ(正式にはイグニッションスイッチというそうです)か配線と決めつけ、別にスイッチを付けるにしても、配線を点検するにしても、まずはイグニッションスイッチの確認から。
スイッチ本体の取り外しは工具が入らず、難しそうなので、どこか外せそうなところがないかと探していたら、本体の一番後ろにねじを1本発見。
ここもスペースがかなり狭く、使えそうな工具を選んで、何とか外してみると、コンタクタブロックでした。
写真はブロックを外した後です。
2
取り外したコンタクタブロック。
ねじ1本でしか留まっていませんでしたが、写真にあるスクリュードライバの+ビットしか入らない作業スペースしかありませんでした。
外せて良かった。
3
コンタクタブロックの後ろ側(工程2の写真の白いコネクタボディを外した状態)。
ブロックのボディにSTやB1、IG2、ACCの文字が…
ここがスイッチの端子=配線図でX-03と書かれたコネクタと判断しました(^^)b
端子に異常があるか確認しましたが、半田の浮きや割れはありませんでした。
4
コンタクタブロックのキー側。
中央の黒い溝に-ドライバを差せば、ACC、ON、STARTと回せます。写真はONの状態。
STARTは勿論瞬時接点で、バネで開に戻る構造のようです。
5
端子自体に異常がないようなので、コンタクタブロック内の接点に問題(焼けや溶損)がないか、テスターを使って確認しました。
写真ではB1とSTにテスターを当てていますが、本来、STはB2からの給電のようです。
ただアンフィニRX-7の回路図では、スイッチ内でB1とB2はコモン化しているようなので、そのまま確認しました(なおカープ号は6型)。
工程4の写真の溝をドライバでST位置に回すと、多少の振れはありましたが導通を確認できました。
接点にも、スターターモータが回らないような、問題はないようです。
6
まぁ、でもイグニッションスイッチを飛ばしたろ(^w^)。レーシングカーみたいに、プッシュボタンでエンジン始動にしたろ(^ww^)
という邪念のもと、丁度お昼だから、飯食ってから、クーラーの効いた部屋で配線の半田付けを行うべく、コンタクタブロックやたばこやデジカメを持ってドアを閉めようとした瞬間、スルッとブロックが指の間から飛んで行きました。
実はこのブロック、グリースまみれでかなりツルツルしていたのを失念していました(>o<)
7
そして飛んで逝った後のお姿です。
アスファルトにコンタクトしたコンタクタブロックは、“クッシャ”という軽い音とともに砕け散り、中からバネが飛び出すのが見えました。
何とか拾い集めたパーツがこちら。
バネが1本足りないようです。
自分で分解していないので、各パーツをどのように組み立てるのか、分かりません。特に2枚のリング。
そして何より、黒いローターが軸から真っ二つ…こんなグリースべたべたじゃ接着なんて無理だし、ビスで縫い付けても緩むだろうし…
8
という訳で、6月末にマツDでイグニッションスイッチの見積もりをもらっていたので、発注することにしました。
税込15,876円です。
(:_;)はぁ
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