ここ最近、ヤンワリな内容が多かった
なんか久々だなぁ
コアな内容のブログもたまにはイイですかねぇ~
父カプです
仲間からホットライン
カチャ号のエンジンがブローした際のデーターと父カプさんの見解が聞きたいと…
なかなか面白い話だったので、その内容をブログアップ
以下は、あくまで私の主観なので、それを踏まえてご覧いただくと幸いです
ブロー時のデーター
水温:85℃程度
油温:92℃程度(ただし、一時120℃くらいまで上がった)
排気温度:820℃程度
一見、健全な感じである
ただ、実際に2番ピストンは溶けて棚落ち
通常、排気温が指針になる事が多いエンジンブロー
ただそれは、エンジン自体は健全で空燃比が狂い、デトネーションによる燃焼室温度上昇からエンジンブローに繋がる指針
実際は、排気温度1125℃でも一瞬であればエンジンに即問題が起こる事はないというデーターがある
アルミの融点は
660℃付近
ただピストンは合金の度合いでもう少し高いかもしれない
排気温度はあくまで吐き出される気体の温度であり、ピストンの温度では無いのでその温度が高いといっても即ブローに繋がる事も無いのだろう
逆の考え方だと…
排気温度が800℃前後で一見健全に見えても、何らかの不具合でエンジンブロック&ピストンの温度が上昇したら(汁)
それまで…
そう、そのギリギリまで形状を保っているアルミ
融点に達した途端に
トロッとなるんですよね
カチャ号の場合、まだ組み上がって1000km程度しか走行しておらず
まだまだ当りがついていない状態で5速ギアでの高負荷高回転走行
とはいえ、直接の原因は完全に解明できていない
各温度帯は健全だったものの、何らかの不具合でピストンが融点に達してしまったのではないかと思われる
現在のカチャ号
オイルクーラーが装備されているものの、未だ油温は高い数値
何故か?という話にもなる
組み直したばかりのエンジンなので、当りがついていないという事もあるが…
インクラの大きさとオイルクーラーの搭載位置の関係なんて話もした
かなりのパワーを出している父カプ号だが、油温はまったく無問題な数値で推移しているのだ
父カプ号のインクラは、ほぼ開口部一杯の大きさ
対してカチャ号のそれは、ナンバープレートに気を盛った程度で両脇に空きが多くある
空気は、より流れやすい場所へ逃げるものであり、開口部に対して抵抗となるインクラが小さいと両脇に逃げてしまう
父カプ号もカチャ号も同じ位置であるインクラ後ろにオイルクーラーが設置されている
ただ、上記の理由でインクラを通過する風が少なくなれば、
おのずとオイルクーラーも冷えなくなってしまうのでは?という仮説も…
これについては、オイルクーラー位置を変更して検証したいと考えています
それ以外にも…
何故みんなローテンプサーモに換えるのだろう?…とか
走行風に依存して、電ファンはエマージャエンシーな11Rカプ
それに何故、電ファンに依存した21Rのシュラウドを付けるのか?…とか
長電だったが、有意義な話ができた♪
こういう話が出来る相手
なかなか貴重ですわぁ
Posted at 2013/05/28 19:16:17 | |
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