試乗会にて2017-18モデルに乗せていただきました。
誰も参考にならない(してはいけない)私の感想を (;^ω^)
1.ATOMIC REDSTER G9i
2.NORDICA DOBERMANN SPITFIRE TI EVO
3.FISCHER RC4 The Curv GT
4.FISCHER Progressor F19 Ti Racetrack
5.BLIZZARD QUATTRO 8.0 TI
6.STOCKLI Stormrider85 +DM13
7.STOCKLI LASER SL STO +NSP12
8.HEAD i.Supershape Magnum
9.STOCKLI Stormrider88 +DM13
10.ROSSIGNOL DEMO ALPHA R21Racing +SPX15
試乗その2
試乗その3
試乗その4
※2016ー2017モデルは
こちら
まず、今日の雪質は片栗粉的な乾雪。粉雪ではあるのですが、踏まれたところは硬くなってボコボコなナチュラルバーン、でも強く踏み込むと板が雪面に食い込んでしまう柔らかさもある滑りにくさ。
細かいスキーの特性が掴みにくい状況だったことをお断りします。
なので「エッジグリップ」という項目は今回は外します。
1.ATOMIC REDSTER G9i
171cm R=17.1 109/68/95.5 ¥136,900.-
今期までのLXの後継機とのこと。LXは雪面に関係なくどっしり・ズドーン(擬音ですみませんm(__)m)と突き進んでいくイメージでしたが、これはすっきり軽やかで操作性が別物に感じます。ワックスがいいのか、滑走性も良い感じ。このくらいのサイドカーブの板を持っていないので、乗り味が新鮮です。
軽い分、安心感みたいなものは薄らいだ気もしますが、それでもスピード出して大回りすると安定感はありそうです。でも今日の雪ではよくわかりませんでした。
重量「感」 軽-○---重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★★☆☆
タイヤに例えたイメージ ヨコハマS-Drive(軽快なスポーツタイヤ)
フィーリングを音に例えると スーッ
2.NORDICA DOBERMANN SPITFIRE TI EVO
162cm R=14.5 119/71/99 ¥96,000.-
整地ではキレキレな板だと思うのですが、あまり強く踏み込めない今日の雪ではよくわかりませんでした。
ラディウスが今の自分の持っている板たちと被っているせいか、違和感は無いけど際立った特徴も感じられず、あまり印象に残りませんでした。別の機会にまた乗ってみたいですね。
重量「感」 軽--○--重
安定性 ★★★☆☆
欲しい度 ★☆☆☆☆
タイヤに例えたイメージ 思いつきません
フィーリングを音に例えると サーッ
3.FISCHER RC4 The Curv GT
168cm R=14 130/78/113 ¥143,000.-
ほかの The Curv シリーズと違って、光沢仕上げのコスメ。
トップ130、センター78という妙な幅なので、どんな板なのか聞いてみたところ、他のTheCurvのような基礎スキーというより、大回りでクルージングするための板というコンセプトのよう。その割にはラディウスが小さくないかい?
コスメの光沢と呼応するイメージのツルツルすべる感じは特徴ありですが、今日の雪だと特別安定性が高いとかすごくグリップがいいという感じはしませんでした。ターン弧と自分の滑り方が合ってないからかな。中回りのターン後半で少しテール寄りに加重するとしっくりグリップするようにも思えました。
重量「感」 軽--○--重
安定性 ★★★☆☆
欲しい度 ★★☆☆☆
タイヤに例えたイメージ グリップが少し弱めのプレミアムスポーツタイヤ
フィーリングを音に例えると ツルーッ
4.FISCHER Progressor F19 Ti Racetrack
170cm R=13~17 122/75/104 ¥113,000.-
昨年の試乗会での印象はNo.1でしたが、2018モデルは如何に?(どこが変わったのか把握していません)。
ワックスが切れているのか、滑りが悪いです。
昨年は軽快なイメージを持っていたけど、手に持つと重い。
滑ると軽めですが、今日の雪ではその分安定感が削がれているような。よくわからないのですが、滑走性、安定性、エッジグリップなどどれも今日の雪質だとイマイチ冴えない感触でした。
重量「感」 軽-○---重
安定性 ★★★☆☆
欲しい度 ★★☆☆☆
タイヤに例えたイメージ バランス型のエコタイヤ
フィーリングを音に例えると カサーッ
5.BLIZZARD QUATTRO 8.0 TI
174cm R=16 125/80/108 ¥99,000.-
並んでいた製品の中では安価なほうでしたが、今日のコンディションだと乗った印象はNo.1でした。
凹凸のある片栗粉ナチュラルバーンの今日は、どの板に乗ってもとにかくボコボコまたはバタバタするのですが、そんなコンディションの中、この板は最も静かで落ち着いた挙動で凹凸を乗り越え、際だって乗り心地がよくしっくりきました。手に持つと重いですが、その分安定性が感じられます。所有しているブリザードの板とも共通性の感じられる無味無臭なフィーリングはこのブランドの特徴なんでしょうか。
ラディウスやセンター幅も今の手持ちラインナップに無いプロフィールで、ちょっと欲しいかも。
センター幅が広いからなのか、切り替え時のフラットになった瞬間に一瞬不安になるような動きが2~3度ありました。乗り手の問題?
重量「感」 軽---○-重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★★★☆
タイヤに例えたイメージ プレミアムスポーツタイヤBS RE050(重量感ある乗り味+重量感ある適度なグリップ感)
フィーリングを音に例えると 無音
6.STOCKLI Stormrider85 +DM13
167cm R=15.2 128/85/110 ¥168,000.-
見つけた瞬間、「うぉぉ~STOCKLIにオフピステモデルがあるんだ~!」と思って反射的に手に取ってしまいました。メタリックなコスメ、個性的です。
でも、ゴンドラに乗ってからotsu☆さんに「レディスモデルだね」って言われ、???
間違って乗ってしまいました(笑)。 スタッフさん、「それレディスですよっ」て教えてよ!
まぁ、どんなもんか乗ってみましょう。
なんというか、ソールに感じる滑走感が独特なセレブ感(笑)。
とにかく滑らかで濃密なクリーミィ
( ゚Д゚)ハァ? 意味わかんねぇ・・・
男が乗っても特に貧弱な印象は無く、普通のオールラウンドモデルとして十分なカービング性能、操作性が感じられました。
重量「感」 軽---○-重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★★★☆
クルマに例えると ボルボ ニューXC90 (あくまでイメージ)
フィーリングを音に例えると ムーンムーン?
7.STOCKLI LASER SL STO +NSP12
165cm R=13.6 120/66/97 ¥185,000.-
憧れで一度乗ってみたかったLASER SL。センター幅はなんと66mm!
滑走感が滑らかで高級感はあります。でも今日のボコボコしたナチュラル片栗粉だとボコボコ(バタバタではない)と振動は伝わってきます。不安定さは無く、これまでに乗ったいろんな板の中でもグリップは最強クラスと思います(ロシのDEMO ALPHA 14-15モデル.15-16モデル、SALOMON X-RACE14-15モデル ELAN 16など)。でもトップとテールそれぞれ15cmぐらい(感覚的に)はグリップには役立っていない感じがして、センターで雪を捉えているイメージに感じられました。フレックスがしなやかだからそんな感じがするのかな?
でも今日の雪だと、それ以上の突き抜けた個性や性能があるのかどうかはわかりませんでした。
フィーリングやサイドカーブなどのキャラは手持ちのロシALPHAとカブります。
別の機会にも乗ってみたいですね。
重量「感」 軽--○--重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★★☆☆
タイヤに例えたイメージ グリップ力はSタイヤ、乗り味はREGNO
フィーリングを音に例えると スーー
8.HEAD i.Supershape Magnum
163cm R=12.2 130/72/110 \126,000.-
履いた感じ、結構軽いです。
ザラザラというかカサカサというか微妙な振動が残るせいか、グリップ感・安定性ともに少し物足りなく感じてしまいます。(自分の体重+今日のコンディションでは)。
軽くて小回り練習機に良いかもしれませんが、グリップが物足りなくしっかりした足場が作りにくい気も。
メタルが入ってるかどうかわかりませんが、STOCKLI に乗った後だとカサカサフィーリングのためあまり高級な感触はありません。
重量「感」 軽○----重
安定性 ★★☆☆☆
欲しい度 ★☆☆☆☆
タイヤに例えたイメージ 乗り心地より燃費優先のエコタイヤ
フィーリングを音に例えると ガサガサ
9.STOCKLI Stormrider88 +DM13
177cm R=19 127/88/113
メンズモデルの乗り直し。同じくメタリックなデザイン。
吹雪を楽しめ! というメッセージが込められたネーミングかな
滑走フィーリングのセレブ感はレディスモデルのほうが上か。それでも滑らかなことには変わりない。
トップの形状がファットスキーのようですが、整地(今日は片栗粉ナチュラル)のグリップ感は普通のカービングスキーと同等、でも新雪でも行けそうな感じも。乗りこなすのは難しくは無いように思いましたが、購入するのが難しい価格です。
こういうの試乗させてもらえるの、嬉しいですね。
重量「感」 軽---○-重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★★★☆
イメージをクルマに例えると レンジローバー
フィーリングを音に例えると スルーッ
10.ROSSIGNOL DEMO ALPHA R21Racing +SPX15
167cm R=13 122/68/104 ¥142,000-
自分の手持ちモデルが14-15モデル。3世代後のひ孫がどう進化しているのか興味深々。
コスメの黒い部分にシャドー柄、オシャレっす。
滑らかな滑走感で乗り心地良く、そしてよくグリップして曲がる感じはLASER SLと似た方向性のフィーリング。
今日のナチュラルバーンでもよくグリップしますが、妙にクルクルと曲がる気がして、なんだかフルロッカーの板に乗っているようなイメージです。ロシのデモ系トップモデルだからもっとハードフレックスをイメージしますが、すごくしなやかさを感じます。
私の14-15モデルとの大きな違いは、ヒールピースが浮いているロッカーフレックスビンディング。その効果が感じられているのかもしれません。パッと乗った感じでは、ドーンとまっすぐ前に走っていく感覚が薄い気がして正直好きじゃないですが、慣れればいいのかもしれませんね。
昨年乗った16-17モデルほど加重ポイントがテール寄りのイメージではないけれど、それでも踵あたりにスイートスポットがあるような気がします。
重量「感」 軽---○-重
安定性 ★★★★☆
欲しい度 ★★☆☆☆
タイヤに例えたイメージ BS POTENZA Sー001(快適性とグリップ性能の両立)
フィーリングを音に例えると スルーッ
今日はこの10本乗せていただきました。
今日の雪面は、ボコボコして、踏み込むと板が食い込んでしまうような滑りづらい状況でした。
なので特徴がわかりづらく、別のコンディションで試乗すれば印象が激変するモデルも多いと思います。
そんな中、際立って落ち着いた挙動を見せた「BLIZZARD QUATTRO 8.0 TI」が強く印象に残りました。
その後自分のROSSIGNOL DEMO ALPHA R20Racing(14-15モデル)で同じコースを。
結果は・・・
滑りやすいのなんの!
これが今日イチ!
欲しい度 ★★★★★(笑)
スムーズ滑らかな滑走感があって、自然なフレックスできちんと円弧を描くようなイメージのターンができて、クッと踏み込んだ時のグリップのしっかり感は、
3年前の試乗時の印象のままです。
硬いバーンだと私は乗りこなせませんけど、今日のようなコンディションはとても乗りやすいです。
カラーリングも気に入ってます。いい板手に入れました(^^)v
とっくに旧モデルですが、大切に楽しみたいと思います。